2013年3月31日日曜日

生涯現役へシニア起業 能力と人脈生かす

おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





私も起業・独立して「ノマド」的な働き方をしていますが、

若者は保守・安定化が強まって起業・独立を避け、

60歳以上は雇用先が限られて働きたいので起業するという

傾向が出ているそうです。



起業成功の秘訣は強い志、努力、そして健康が重要で、

健康維持・増進、スマートエイジングに関して起業家の

お役に立てています。



起業状況日経120806.jpg



内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、

収入が下がるデフレが続いているので年々不安を感じる割合が

増えて当然だと思います。



世帯平均所得推移日経120706.jpg



悩みや不安内閣府調査.jpg



なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか



不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独

なのだそうで、厳しい若者がより強く感じています。



働く女性の9割以上「老後資金に不安」

夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割



将来の不安・リスクに備えない人がほとんどだそうですが、

十分な備えのためには、



・元気に楽しく働くために健康維持・増進、抗加齢に努める

 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単



・経済力を高める

 雇用されない複業=福業を立ち上げる

 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで仕事を終わらせ、

 見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になる



この2つで人生が好転できますので、お役に立てることがあれば

うれしく思います。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



働く目的は収入だけとは限らない。仕事で社会に貢献していると実感できることは高齢期の元気の源にもなる。ただ会社に雇われていれば遅かれ早かれ定年を迎える。生涯現役を貫くために起業を選ぶ人も増えている。成功のカギは会社員人生で培った能力や人脈をどういかすかだ。



シニア起業動機日経130325.jpg



レナ・システムズ(埼玉県狭山市)社長の松岡玄也さん(67)は3月上旬、英国ヒースロー空港経由でチェコに降り立った。半導体製造装置の設計・販売を手掛けており、生産を委託している現地メーカーと打ち合わせに臨むためだ。



社長とはいえ社員はいない。「設計、営業、お金の管理、郵便物の仕分けも私の仕事です」と苦笑する。サラリーマン生活が長く、自分が社長になるとは10年前まで想像もしなかった。この間、事業見直しに伴うリストラに2度遭い、たどり着いたのが起業だ。



東北大学大学院を修了し、大手メーカーで電子線装置の研究・製品開発に長年携わった。順風満帆な会社員人生を定年間近に不幸が襲った。不採算を理由に入社以来かかわった事業の廃止が決まった。定年後も再雇用でそのまま働く思惑が外れた。会社は定年後も働ける別の部署を準備してくれたが、断った。「スキルや知識を生かす仕事がしたかった。折よく同業他社から『研究者を探している』と誘われ、2005年に転職した」



しかし不運は続く。転職先も経営不振に陥り、担当プロジェクトが打ち切られた。目の前には完成間近の試作品があった。世に出せないままではエンジニアとしてのプライドが許さない。研究の成果・権利を引き継ぎ、09年12月に起業し、翌年装置は完成した。松岡さんは「月給は19万円、会社決算は収支トントン。無理に事業を広げなくてもいい。経験とスキルを活用し、いつまでも生きがいを持って働ければ十分満足」と話す。



高齢化を背景にシニア起業が活発だ。日本政策金融公庫の調査によると、開業者に占める50代以上の割合は12年が22.5%。92年と比べてほぼ倍増だ。シニアにとって起業の一番のメリットは定年がないこと。会社勤務の経験を生かして末永く働きたいとの希望がシニア起業の増加につながっている。



東京都中小企業振興公社は5年前からTOKYO起業塾シニア起業家コースを年1回開いている。主な対象は50~60代の会社員だ。通常の起業家コースと違い、収入よりも働きがいを重視する受講生が多いという。「長年会社に勤めていればある程度の年金収入を見込める。収入は二の次で社会的課題の解決に役立つ会社を興したいと考えるシニア受講生が目立つ」(新事業創出課)。





社会に役立つ



介護現場に人材を派遣・紹介する「かい援隊本部」(東京都品川区)。明治安田生命の元執行役の新川政信さん(61)が11年11月に立ち上げた。新川さんは75年に明治生命に入社し営業一筋でキャリアを積んだ。50代後半になって、60歳以降をどう過ごすかを真剣に考え始めた。「企業戦士として約40年会社に尽くした。違う生き方をしたいが、悠々自適な隠居生活は性に合わない」。社会の役に立てる働き方はないか。思いついたのが今の仕事だ。



特徴は60歳以上の高齢者の派遣・紹介に特化すること。フルタイムでバリバリと働けないが、週3日程度なら元気に働ける。そんなシニアと人手不足に悩む介護現場をつなぎ、高齢社会の支え手になってもらう。就労希望登録者は200人を超え、これまでに延べ約100人が通所介護事業所などで働いている。



人材ビジネスの難しさはやる気のある高齢者をどれだけ集め、モチベーションを高めながらいかに長く働いてもらうかだ。会社勤務時代に主婦らを営業職として採用し、戦力に育てていた経験が生かされている。顧客も順調に増え、営業赤字解消のめども立った。



もちろん起業にはリスクが伴う。日本政策金融公庫総合研究所の鈴木正明上席主任研究員は「シニア起業の約2割は5年以内に廃業する。大病など高齢者固有の問題もあり、若年者と比べて継続率は悪い」と説明する。会社勤めで培った経験や人脈を生かせるビジネスの芽を見つけることが成功の近道だが、逆に経験や人脈を過信し、失敗するのもシニアの特色だという。



会社に勤めているときは意識しないが、組織の看板を背負っているからこそ周囲がその人を評価している面もある。独立後も経験や人脈がそのまま使えると思っては間違いだ。「余計なコストは極力省き、手堅く始めて無理せず細く長く続ける気持ちが大切だ」と鈴木さんは助言する。



(出典:日本経済新聞)

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