2013年3月18日月曜日

スポーツ 医科学が鍛える 血液検査・栄養管理を駆使


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





帝京大学のスポーツ医科学が注目されているそうですが、

私のサポートしている選手はもっと先を行っています。



最も進んでいた旧東ドイツや旧ソ連ではこの程度のことは

30年以上前からやっていたことで、欧米でも常識になっていて

日本が遅れていて他の大学はさらに遅れているのでしょう。



現役で著名なオリンピックのゴールドメダリストの講演で

好きなお菓子を先に食べてから食事をしていたことを叱られて

食事の重要性に気づいて食生活を変えてから頭角を現したことを

最近お聴きして知らないことに驚きました。



心身は自分が食べた物でつくられていることに多くの人が気づき、

よい食生活に改めれば高騰し続けている医療費は下がるので

困る業界が巧妙にジャマしているのかも知れません。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。



****************************【以下転載】****************************



大学スポーツで帝京大学の活躍が話題を集めている。全国大学選手権でラグビー部が1月に史上初の4連覇を果たし、駅伝部も箱根駅伝で過去最高に並ぶ総合4位に入った。躍進を支えるのが医科学的サポートの充実。少子化で学生確保に苦しむ大学にはイメージ向上へ改めてスポーツに力を入れる動きもあり、帝京大の取り組みが注目されそうだ。



大学屈指の大型フォワード(FW)に、80分間の試合時間中に息切れしない豊富な運動量――。帝京大の強さに大学ラグビー関係者からも感嘆の声が上がった。4連覇までは準優勝1回、ベスト4が2回だけ。急速に力を付けた背景には、まず栄養管理を中心とした取り組みがある。



2002年から管理栄養士の虎石真弥さんがスタッフに加わり、食生活を見直した。「練習後30分以内に栄養摂取を」「スナック菓子やカップ麺がなぜ体に悪いのか」。虎石さんらは食事がプレーにも影響することを丁寧に指導。それまで徹底しきれなかった私生活まで目を配ることで、選手の意識改革に努めた。





目的意識高まる



「高校時代はスナック菓子が大好きだったが、1年の時に指導を受けてからは自然と食べなくなった」と泉敬主将。バランスのとれた食事を心掛けることによって4年間で体重が25キロも増加し、「当たり負けない体になれた」と話す。



大学の運動部では珍しく、月1回、血液検査と体組成測定も実施している。血中の総たんぱくが競技者としての基準値に達しているか、筋疲労はないか、筋肉量は、体脂肪率は――。全てが数値化され、体の状態が一目で分かる。自分の弱点を把握できるため、トレーニングの目的意識も高まったという。



血液検査を導入したのは04年。虎石さんが提案し、献血車を利用して始めた。それまではシーズン終盤になるとけが人が続出。「食事だけでは(選手としての)成長を体感しにくいため、客観的な評価が必要だった」。実際、最初の検査で、持久力がなく「根性があるのか」と思われていた選手に鉄分不足が発覚。精神面よりも食事などに原因があることが分かったこともあった。



大学側もラグビー部の活躍に注目。医科学的なサポートによる運動部の強化に乗り出した。11年に岩出雅之監督や医学部教授らが中心となって「スポーツ医科学センター」を開設。ラグビー部をモデルにノウハウを各運動部に伝え、けがの予防や治療、リハビリテーションを手掛ける中核組織を立ち上げた。医学部主任教授の松下隆センター長は「医科学的に検証する方法がないと勝敗だけではスポーツの成果を評価しきれない」とその意義を語る。



これまでなかなか上位に食い込めなかった駅伝部が好成績を残せたのも、センターから栄養指導などについて助言を受けていたことと無関係ではない。「スポーツなら帝京、といわれるようにしたい」と松下センター長。今春からは管理栄養士を3人増やし、5年以内にトレーニングやリハビリができる施設を建設する計画だ。





学外でも実践へ



ラグビーや駅伝などの学生スポーツは根強い人気があり、マスコミに登場する機会も多い。少子化時代に直面する大学にとって学生確保につながるブランド力向上のための重みは増している。しかし、これまでの大学の学生スポーツに対する支援は施設や用具の充実などが多く、医科学的な視点で運動部を後押しする大学は少なかった。



帝京大の冲永佳史学長はこれまでの取り組みについて「医学部を持つ総合大学の強みがある」と自信を見せる。今後は自らの運動部の強化に力を入れるだけでなく、スポーツ医科学センターの研究成果をプロスポーツ界や高齢者の健康増進にも役立て、大学の存在価値を対外的にも高めたい考えだ。それが学生確保や新たな研究教育領域の開拓につながるとみる。



(出典:日本経済新聞)

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