2013年3月28日木曜日

アルツハイマー病原因物質、血液から検出可能に ノーベル化学賞、島津の田中氏ら開発


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つの

アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告

でるほど増えていますが、よい治療法がないので

高齢化国を悩ませています。



今回の研究開発はアルツハイマー病の早期発見が

期待できそうなので実用化が待たれます。





日本でも認知症は増加し、最近の調査によると

65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、

厚生労働省の最新調査でも認知症300万人65歳以上の1割

従来推定より大きく増え、さらに増え続くと言われています。



認知症年代別患者数1209.jpg



厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、

例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず

早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、

予防・改善として注目されるのが学習療法で、

近々学習療法士の資格を取る予定です。



「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、

運動が一番重要とも言われていますが、

日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、

さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている

細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが

出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



島津製作所の田中耕一フェローの研究グループは、血液の中にわずかに含まれるアルツハイマー病の原因物質を検出する技術を開発した。ノーベル化学賞を受けた質量分析技術を発展させ、ほかの成分があっても正確に見分ける。今後数年の研究で原因物質の量と発症の関係が明らかになれば、早期診断や新薬の効果を見極める有力な手立てとなる。治療研究が大きく前進する可能性が出てきた。



認知能力を損なうアルツハイマー病の研究目的で血液を調べ、原因物質とされるたんぱく質「アミロイドベータ」の検出に成功した。国立長寿医療研究センターと共同研究を始めた。



アルツハイマー病は発症する10~15年前から脳にアミロイドベータが蓄積するという。血液にもしみ出ていると考えられるが、ごく微量のために血液検査で詳細に測るのは事実上不可能だった。



研究グループは特定のたんぱく質と結びつく微粒子を開発したほか、たんぱく質をふるい分ける質量分析技術の感度を高めた。体内の膨大なたんぱく質から病気にかかわるたんぱく質を絞り込むのは、世界中からたった1人を探し出すくらい難しいといわれていた。国立長寿研は「検出感度が高く、複数ある種類や量が詳しく分かる」と話す。



現在、アミロイドベータを調べるには、がん診断に使う陽電子放射断層撮影装置(PET)を活用したり、背骨に注射をして脳髄液を採取したりする。検査の負担が大きかった。血液検査で簡単に分かれば、治療の手掛かりが見つかるとの期待が高まる。



国立長寿研ではセンターの倫理委員会に研究を申請中で、認可を受けて応用研究を始める。



(出典:日本経済新聞)

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