2013年3月22日金曜日

「皿」周りをストレッチ 膝の痛みを軽減する方法

おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





日本人の1000万人が膝の痛みに悩んでいるそうで、

変形性膝関節症患者は約700万人と推定されています。



2005年に東京大学が約2,200人を対象に行なった

X線撮影を含む調査では

・50歳以上の女性で74.6%(1840万人に相当)

・50歳以上の男性で53.5%(1240万人に相当)

が変形性膝関節症の患者であるとされるほど多いです。





整形外科や治療院などにかかってもなかなか治らないためか、

膝用のサプリメントがたくさん出て盛んに広告宣伝されていますが、

あまりよい結果は出ていないようです。



もっとよい方法があって1ヶ月もかからずに治るのに・・・・・。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





腰痛・膝痛の隠れトラブル 「浮き指」徹底対処法

コンドロイチンで臨床試験 膝の痛みと不快感改善?

痛みがある変形性関節症(OA)患者は日本に800万人超

「変形性膝関節症」 我慢せず早めの受診を 「年だから…」あきらめずに

ひざ痛持ち、中高年の63% K製薬とS化学工業調べ

変形性膝関節症、50歳以上女性4分の3発症 東大調査



****************************【以下転載】****************************



階段の上り下りや、長時間歩いたときなど膝に不快感や痛みを感じることはないだろうか。日本人の千万人が膝の痛みに悩んでいるといわれ、その多くが軟骨がすり減るためにおこる「変形性膝関節症」だ。すり減った軟骨は元には戻りにくいが、治療や日常生活での工夫で痛みは軽減できる。ポイントをまとめた。



膝は常に体重を支えており、体の中でも特に負担が大きい部分。歩くときには体重の2~3倍、階段の上り下り、屈伸などではさらにその数倍の負荷がかかる。体重が増えたり、重い荷物を持ったりすると、膝への負担はさらに増す。





患者の大半が女性



膝の悩み多い日経130316.jpg



膝は大腿骨(太ももの骨)とけい骨(すねの骨)をつなぐ部分。硬い骨同士が直接ぶつからないように、骨の両端は軟骨で包まれている。軟骨は3ミリメートルほどの厚さでクッションのように弾力がありつるつるとした組織で、衝撃を吸収、分散する役目を果たしている。また大腿骨とけい骨の間には半月板という軟骨があり、クッションと円滑な動きを助ける働きをしている。



しかし年齢とともに「こうした軟骨がすり減って薄くなったり、表面がザラザラになったりする」(慶応義塾大学スポーツ医学総合センターの松本秀男教授)。これが変形性膝関節症の始まりだ。



すり減った軟骨の破片が周りの組織をチクチクと刺激したり、骨が直接ぶつかったりして炎症を起こし、痛みや腫れの原因になるとされている。



この症状を訴えて治療を受けに来る人の「大半が女性」(松本教授)。男性に比べて筋肉が弱いこと、女性ホルモンとの関連などが指摘されているものの、直接の理由はまだ解明されていないという。筋肉の衰え始める40代ごろから増える。体重の重い人、スポーツや肉体労働などで膝を酷使している人にも多い。すり減った軟骨は年齢が上がると修復されにくいが、痛みや腫れは治療できる。日ごろから運動などを心がければ膝の悩みを予防、緩和することは可能だ。



東京医科歯科大学医学部整形外科の宗田大教授は「正しく診察を受けて、アドバイスを守れば、患者の多くは痛みを解決できる」という。



痛みがあれば早めに整形外科を受診する。症状は人ぞれぞれ違う。痛む場所や調子が悪くなり始めた時期、苦手な動作や痛みの強弱などを医師に伝えて「痛みとの上手な付き合い方や、適切な運動の方法を教わる」(宗田教授)。



宗田教授が勧めるのは膝蓋骨(膝の皿)周りのストレッチ。膝蓋骨は膝の前面にあり、関節を保護し、円滑な動きを助ける役割を担っている。膝蓋骨を動かして柔軟性を保つことが、膝のトラブル予防や、痛み緩和につながるという。



床に座って足を楽に伸ばした状態で皿の縁に親指をあて「痛くて気持ちいい」と感じるほどの強さで2~3秒間、指圧する。特に押して痛い部分は、自分で加減を調節しながら念入りに指圧する。痛みは血行不良が原因なので、ほぐして血行をよくすれば痛みが和らぐという。朝晩2回習慣にすると、膝の柔軟性が増す。



膝の悩み緩和運動日経130316.jpg





投薬、注射、手術も



太ももの前面の筋肉を鍛えることも、膝の負担軽減につながる。イスに座って両足を伸ばし、膝の皿の上付近の筋肉をぐっと盛り上げるイメージで5秒間力を入れ、力を抜く。これを20回繰り返す。



基本的なことだが、体重を減らすもしくは増やさないことも心がけたい。膝の状態は一定ではなく「年齢や生活環境によって変わる」(宗田教授)。定期的に受診し医師のアドバイスを受けよう。



炎症を抑える目的で薬を一時的に服用することもある。炎症を抑えるための注射はヒアルロン酸を使うことが多い。以前はステロイドを用いることもあったが「骨を弱くするなどの副作用があり、現在はあまり使わない」(松本教授)。金属などでできた人工関節に取り換える手術などを受ける人も「10年間で倍に増えている」(松本教授)。



たとえ手術を受けたとしても、膝を滑らかに動かすためには太ももの筋肉と、曲げ伸ばしできる柔軟性が必要になる。日ごろの運動を基本に、自分の膝と上手に付き合おう。





■長くつきあえる専門医探す



ひざの悩みのケアには時間がかかる場合が多い。気長に対処していくために、信頼して長く付き合える医師を探したい。



整形外科医の治療法や考え方は様々だが、膝の治療は生活指導が大切。良い医師は「患者の話をよく聞き、患部をよく触って痛いところを見つけてくれる」(宗田教授)という。どこが悪いのかを知り、本人の運動能力や生活環境、治療に対する希望などを聞きながら、長期的な治療のプランを提案してくれる医師が望ましい。もちろん生活の中で患者本人が「治そう」と努力を続けていくことが欠かせない。医師のアドバイスに納得したら、患者本人が改善のために取り組むことが大切だ。



(出典:日本経済新聞)

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