いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
男性も汚いよりはキレイな方がよいと気づいてスキンケアに
気を使う男性が増えているのは実感していましたが、
一方では男性が朝、「洗顔料を使って洗う」割合がわずか25%だそうで、
キレイより汚い方が好きな男性も多く、二極化しています。
私のようなアラ還になると顔の汚さの差は歴然で、
見るも無残なシミだらけの人もめずらしくありません。
健康な美肌づくりの基本は、食・栄養を中心とした生活習慣で、
外からのスキンケアの寄与率は3割程度であり、
美肌が商売道具の女優・モデルはしっかり実践されているようで、
血液が入れ替わる4ヶ月もかからずに見違える健康美肌にするのは
簡単です。
私は的を射た体内・外ケアをしていますので、
健康美肌をよく褒められ、本にも出ています。(笑)
また、たった10分で劇的に肌を改善することもできますので
ベテランのエステティシャンの指導もさせていただいたりして、
特に個人経営のエステティシャンには喜ばれています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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****************************【以下転載】****************************
「最近、お父さんが自分のために化粧品を使い始めたんだよ」。近所の小学生、国本玄輝の言葉に探偵、深津明日香が反応した。「昔も流行したことがあったそうよ。なぜ、また人気を集めるようになったのかしら」。2人は調査に向かった。
まず2人が向かったのはドラッグストア「パワードラッグセガミ大森店」(東京都大田区)。店長の梁野哲平さん(30)は「今年の夏は男性向け化粧品の売れ行きがよく、売り場面積を昨年より約5割広げました」とほほ笑む。人気は汗ふきシートや制汗スプレー、肌荒れ防止のローションやクリームなど。「口紅やマスカラじゃないのね」
次に、化粧品会社を訪ねることに。資生堂の永井正太郎さん(42)は「10代の若者にサラリーマン、経営者と幅広い年代が買っています」と教えてくれた。ポーラの橋本範子さん(28)は「使うことに抵抗感のある人が減ってきました」とみている。同社が20代~60代の男性400人を調査したところ、奥さんの洗顔料や肌ローションなどを使っているという回答が3割もあったそうだ。
調査会社の矢野経済研究所(同中野区)によると、女性向け化粧品が頭打ちとなる半面、男性向けの販売額は2009年度に1000億円を突破。その後も着実に伸びているという。
「化粧品を使う男の人がまた増えたのは、なぜ?」。玄輝の疑問に謎解きをしてくれたのは化粧品会社、コーセーコスメポート(同中央区)の木野敏宏さん(32)だった。「出社前のランニングなど、仕事がある日に運動をすることが珍しくなくなったからです」
健康維持も兼ねて、ランニングやフットサルを楽しんだり、節電で間引き運転する電車の代わりに自転車通勤したりする人は急速に広がっている。例えば、月刊誌「ランナーズ」のまとめでは、42.195キロを走るフルマラソンの完走者は今年3月までの1年間で約18万人。5年間で2倍に膨らんでいた。
体を動かすと、汗の臭いが気になる。会社や通勤電車の中で周囲の人が不快に感じないように、香り付きの制汗剤や汗ふきシートなどを使うのだそうだ。
クールビズが契機
消費者の行動に詳しい電通総研の北風祐子さん(41)にも話を聞いた。北風さんは「職場が暑くなり、汗をかきやすいことも影響しています」と指摘する。国の音頭で05年にネクタイや上着なしで働く「クールビズ」が始まると、夏場の冷房を弱める職場が広がった。しかも、今年は節電を求められ、企業が設定温度を一段と上げている。
「特に外に出かける営業担当は厳しい夏になってそうね」。知り合いの出版社に勤める長沢忠義さん(28)に問い合わせると、「取引先も会社も暑いのですが、汗臭い体でお客さんの前には立てません。同僚も制汗剤や洗顔シートを使って身だしなみを整えていますよ」と答えてくれた。
「汗をかく場面が多いから、化粧品を使っているようね」。喫茶店でこれまでの調査結果を検討する2人に、調査・研究機関、ニッセイ基礎研究所(東京都千代田区)の久我尚子さん(35)が声をかけてきた。「働く女性が増えていることも背景にありそうですよ」
総務省の調べでは、働いている人の中に占める女性の割合は昨年が42.6%。1990年の37.9%から着実に増えている。働く男性は女性とも上手にコミュニケーションを取ろうと、より努力するようになった。「職場で評価される男性像も変わりました。仕事がバリバリできれば、身だしなみはどうでもいい、とはいきません」と久我さん。
「なでしこ」監督も
今は上司であれ同僚であれ、性別に関係なく親しみやすく、話がしやすくて、清潔なタイプに人気が集まる。おのずと男性も体臭や肌荒れに気を配るようになり、化粧品に手が伸びるようになったとの見立てだ。「だから肌荒れ防止のクリームが売れているんだ」
そこに「臭いをコントロールするのは重要なんですよ」と話に割って入ってきたのは、香りに詳しい大同大学客員教授の岩橋尊嗣さん(59)だった。人によって好き嫌いがはっきり分かれるのが臭い。加えて、人間の鼻は嗅ぎ慣れていない臭いをより強く感じ取る。同性よりも、異性の臭いに敏感になりがちだという。
「そういえば、ワールドカップで優勝した女子サッカー日本代表の佐々木則夫監督も、選手との関係を良くするため身だしなみに注意するよう奥さんにアドバイスされたそうね」。明日香がポンと手を打った。
岩橋さんは「職場で不快な臭いに気付きやすくなっている面もあります」と付け加えた。窓が開かないところが多い高層ビルは、すぐ換気できない。分煙が進み、タバコの臭いはオフィスから消えていった。
事務所に戻った2人の報告を聞いた所長が、少し寂しそうな表情を浮かべた。「昔は『汗水垂らして働け』と怒られたけれど、今はそんな風に指導できないのかなあ」
<ケイザイのりくつ>歴史上は意外と珍しくない
歴史上、男性の化粧は珍しくはない。貴族や武士はもちろん、江戸時代には町人にも広まったとされる。転換点は明治維新。富国強兵を進めていく中で「軟弱」とのイメージがつき、敬遠されるようになった。
戦後、男性化粧品が注目を集めたのは高度成長期の1970年ごろで、47~49年生まれの団塊世代が愛用した。80年代後半のバブル最盛期には泡状の整髪料などが流行。好景気で身だしなみにお金を使う余裕が出てくると、ブームが起きたのがこれまでの傾向だった。今は低成長時代。化粧品への考えが根本から変わっている可能性もある。
(出典:日本経済新聞)
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