2011年8月18日木曜日

セルフマネジメントプログラム 慢性疾患 うまく付き合う

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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慢性疾患は治りにくいと言われていますが、
記事のようなセルフマネジメントプログラムよりも
統合医療に活路が見出せると確信しています。

日本の場合は保険制度の都合で統合医療はあまり行なわれず、
残念に思いますが、解決策は考えられますので
私達患者側がより知識をつけることが重要だと思います。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。

****************************【以下転載】****************************

慢性の病気の患者が集まり、病気とうまく付き合いながら、少しでも前向きに、快適に過ごす方法を学ぶ「セルフマネジメントプログラム」が広がっている。患者の生活の質を高める取り組みの一つだ。

名古屋市の社会保険中京病院で六~七月、セルフマネジメントプログラムのワークショップ(勉強会)が開かれた。

週一回、六回で一セット。日本で普及に取り組むNPO法人「日本慢性疾患セルフマネジメント協会」(東京都港区)の主催。参加した患者十二人の病気は、1型糖尿病、線維筋痛症、関節リウマチなど。いずれも完治しにくい慢性の病気だ。

慢性疾患の患者は、仕事や食事、運動の制限など、病気によって生活にさまざまな支障を抱える。病状の悪化で、その影響が広がらないかと、将来への不安も強い。

マイナス思考に陥り、うつ状態になる人もいる。生活習慣に関係なく発症する病気が多く「なぜ自分だけ」と、わが身を恨む人も。理不尽な運命を受け入れられず、治療に積極的になれない人もいる。

ワークショップでは、病気で生じる不安やマイナス思考への対処法、服薬などの自己管理の手法を、患者同士が会話の中で見つけ、身に付ける。やりとりの質を保つため、研修を受けた慢性疾患の患者が進行役を務める。

参加者の一人、孝代さん(51)=仮名=も「なぜ自分だけ」と悩んでいた一人だ。

孝代さんは四年前、骨折や打撲などの外傷がきっかけとされる「反射性交感神経性ジストロフィー」を発症し、焼け付くような痛みに苦しんでいる。肩から右半身に広がった痛みのため、家事も日常生活も満足にできない自分にいら立ちを募らせた。

暗闇の中にいる感じだったときに、ワークショップに参加。そこで、他の病気の患者もそれぞれに苦しさを抱えながら、前向きに生きていることを知った。同じ事柄でも人により捉え方が違うことにも気付いた。病気のマイナス面ばかりに目が向いていたが、「痛みの分かる人間になったことを生かして、社会に貢献できるかもしれない」と考えられるようになった。

1型糖尿病の友子さん(34)=仮名=も、ワークショップで自身が変わったと感じた。1型糖尿病は、自己免疫の異常で、血糖値を調節するホルモン、インスリンが分泌されなくなる原因不明の病気。一日四回のインスリンの注射が欠かせない。

病気のために周囲に気を使われるのが、友子さんは嫌だった。友人が会食場所を選ぶ際に、それを感じることもあった。これに対し、ワークショップの参加者からは「健康を気にしてくれる友達がいていい」との感想も。友子さんは「角度を変えると前向きに捉えられる」と感じた。参加前は病気に振り回され「半分うつみたいな感じ」だったが、「病気と向き合おう」という気になったという。

協会によると、参加者への調査で、身体的症状の改善はなくても、自身の健康状態で悩む患者は半減し、その効果は最低でも一年間持続したとのデータがあるという。

(出典:東京新聞)

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