2011年8月29日月曜日

適度な飲酒がアルツハイマー病や認知症を予防

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認知症は何種類かありますが、
アルツハイマー病が世界経済危機をもたらすと警告がでるほどです。


日本でも認知症は増加し、推定で200万人にもなり、
よい治療法がないのでしっかり予防したいものです。

認知症と生きる3東洋経済1004.jpg

認知症の予防もむずかしくないと思っていますが、
適度には止まりにくい飲酒はリスクもあり、アルコールに弱い
日本人は予防できるとは思わない方が無難でしょう。

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

適量(moderate)の飲酒、特にワインが、認知症リスクを低減させる可能性が、過去の研究のレビューにより示された。

米ロヨラLoyola大学シカゴ校ストリッチStritch医学部の研究チームは、1977年以降に実施された143研究の被験者36万5000人強のデータを分析。その結果、適度(男性で1日2杯、女性で1日1杯まで)の飲酒をする人は、認知症、アルツハイマー病、その他の認知機能障害(思考能力の低下)の発症率が23%低いことが判明した。一方、多量(heavy)の飲酒(1日3~5杯)により認知症および認知機能障害のリスク増大が認められたが、統計学的に有意なものではなかったという。

「ビールや蒸留酒に比べワインに高い効果が認められたが、この結果は比較的少数の研究に基づくものであった」と著者らは記している。適度の飲酒による予防効果は、年齢、教育、性別、喫煙を考慮してもなお認められ、男女差は見られなかったという。この関連は、19カ国のうち米国を含めた14カ国で統計学的に有意であった。

米マウントサイナイ医科大学(ニューヨーク)アルツハイマー病研究センターのSam Gandy博士は、この研究について「よくデザインされたものだが、疫学研究の部類に入る」と指摘。「適度の飲酒が認知症リスクを低下させることを裏付けるには、前向きの無作為化臨床試験を実施するしかないが、そのような研究は未だ実施されていない」という。米ニューヨーク大学ランゴンLangoneメディカルセンターのJames Galvin博士もこれに同意し、「この研究で認められた脳への効果は、健康的な生活習慣(ライススタイル)全般を示す指標にすぎない可能性もある」と付け加えている。

一方、研究グループは、適度の飲酒が認知症および認知機能障害のリスクを低減させる理由は不明だが、1つの前提として、アルコールが脳の血流ひいては脳代謝を改善させることが考えられると述べている。また、少量のアルコールによって脳細胞に小さなストレスを与えることにより、認知症の原因となる大きなストレスに対処する能力が向上するという説もあるという。このレビューは、「Neuropsychiatric Disease and Treatment(神経精神疾患と治療)」8月号に掲載された。

(出典:HealthDay News)

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