2011年8月3日水曜日

糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう

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グライセミック・インデックス(GI)が日経新聞に出ました。
あまりまだ知られていないようですが、同じ食事でも
食べ方により食後血糖値の上がり方が違います。

GI値の低いものから食べると食後血糖値があがりにくくなります。
・野菜・海藻などの副菜
・主菜
・糖質を多く含む主食 ごはんなど
の順になります。

同じごはんでも一緒に食べるおかずを何にするかでもGI値が
変わるという数値が出ています。

糖尿病や予備軍の人ばかりではなく糖尿病の予防する意味でも
お役に立つ食べ方ですし、アンチエイジング的な食べ方にもなります。

合わせてよく噛むことも重要です。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

糖尿病の基本的な予防策は、食事療法だ。普段から食べ過ぎないよう節制しなければならないが、何をどのように食べればよいのか、肝心の情報が不足している。専門家の間では近年、各食品に特有な「グライセミック・インデックス」(GI)という値への関心が高まり、カロリーとともに食品選びに生かすべきだとの声が強くなっている。

東京・西新橋の東京慈恵会医科大学で7月、日本GI研究会が開かれた。2002年に第1回を開催してちょうど10回目を迎えた。チョコレートや甘納豆など10種類のお菓子のGIを調べた結果や、ごはんの前と後にリンゴを食べて血糖値がどのように変化するのかを比較した報告など13件の発表が続いた。


日本でも再評価

研究会設立を呼びかけた1人、田中照二・立川中央病院付属健康クリニック院長は「GIを中心に予防的な食生活を目指す動きが、着実に広がっている」と感想を話す。10年続いた活動に手応えを感じるという。

GIの最大の特色は「血糖値上昇の影響を明確にできること」(田中院長)にある。それは食品のカロリー量からでは判断できないという。代表例は、米やパンなど主食となる食品の比較だ。検診の際に飲むブドウ糖のGIを100とすると、食パンは95、白米70、スパゲティは30で、同じ200キロカロリー相当の量を食べても、血糖値の上がり具合は食パンが高く、スパゲティが低くなる。血糖値管理からすれば、食パンよりスパゲティが好ましい。

日本でも2000年前後に、栄養学の分野でGI導入の機運が高まった。しかし、ダイエットに利用しようと誤った食品の表示が広まり、糖尿病研究者らから厳しい批判が出て、しばらくGIを勧めにくい状況が続いた。糖尿病患者が予備軍を含め国内で2200万人以上と増え続け、一部メーカーが05年ごろから低GIを表示した食品を販売し始め、再び評価し直す動きが出てきた。

田中院長は「日本のGI研究はまだ始まったばかり」と解説する。特に、海外で指標づくりが進んだため、日本人にあった日本の食品の分析が少なく、日本発のデータをもっと蓄える必要があると指摘する。

それに応える研究が出始めている。例えば、神奈川県立保健福祉大学の杉山みち子教授らのグループは、ご飯(147グラム)を基準として日本の様々な食品のGIを調べた。この結果から、食品の組み合わせによってもGIが大きく違ってくることが分かった。

ご飯と一緒に食べた時のGI日経110731.jpg

国際規格の動きも

ご飯だけのGIを100とすると、ワカメの酢の物と一緒に食べた場合、GIは48に下がった。またすし飯にするとGIは67。酢は口の中を酸性にする。唾液に含まれる酵素は、酸性になると働きが弱まる。炭水化物が糖に分解される反応が遅くなり、血糖値の上昇も抑えられるようだ。

食物繊維は小腸で糖の吸収を抑制するため、繊維分の多い食品のGIは低くなる。大豆は好例で、杉山教授らの調査でも、納豆と一緒に食べた場合のGIは68、豆腐のみそ汁なら93に下がった。逆に、吸収のよいとされるもち米はGIが高くなり、せんべいは111、赤飯は105。

信頼できるデータが増えて簡単に利用できるようになれば、食生活の改善に役立つと期待される。豪州は、国際標準化機構でGIの国際統一規格を作ろうと提案しており、規格案作りは始まっている。

日本ではまだ、GIが広く知られておらず、政府も産業界も様子見の段階。世界的に日本食への関心が高まっている時だけに、低GI食品と関連づけて情報発信する手もあると、関係者は気をもんでいる。


▼GI 一般に「血糖値上昇指数」と訳される。炭水化物(糖)の量が同じでも、血糖値の上がり方は食品によってまちまちになる。糖尿病患者の適切な血糖値管理のため客観的な指標を作ろうと、カナダ・トロント大学のデビッド・ジェンキンス博士らが1981年に提案した。
複数の健康な人の血糖値を一定時間ごとに測り算出する。統一した測定法が91年に開発された。世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が98年、GIの低い食品を推奨する方針を打ち出し、英国や豪州でGIの値を表示した食品が販売されている。


ひとくちガイド 《本》

◆グライセミック・インデックス(GI)の考え方や意味を分かりやすく解説。日本の食生活に合わせた最新事例も紹介する「『GIの値』を知れば糖尿病はよくなる!」(田中照二著、主婦と生活社)

《ホームページ》
◆GIが低い食品例や献立などをイラストを用いながら説明する、サラヤ食品(大阪市)が運営する「低GI教室」

(出典:日本経済新聞)

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