2012年4月28日土曜日

誤解だらけの「休肝日」 どれだけ飲んだら飲み過ぎか?

いつもありがとうございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





先進国ではアルコール摂取量は減っていますが、

日本だけ増えているのでアルコール依存も増えているそうです。



最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性を

かなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存になりやすく

脳へのダメージは男性より3倍早いそうで心配してしまいます。





英国の研究では、アルコールはコカインやヘロインより危険?という

報告もあります。



WHOは規制強化を表明していますが、

日本の医師の4人に1人がアルコール依存とは

驚きを隠せません。





お酒をやめたい人は読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー

おすすめです。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





「適正飲酒の10か条」



関連ブログ 新しい順

過度な飲酒「脳萎縮」招く? 認知症の原因にも 脳ドック検診で確認を

アルコール依存 手軽にチェック 神奈川県厚木市「こころの体温計」

女性のアルコール依存症、脳へのダメージは男性より3倍早い

増える女性の飲酒 若年層で依存症発症も

増える高齢者のアルコール依存 定年前から要注意

適度な飲酒がアルツハイマー病や認知症を予防

女性の飲酒 同量でも男性より内臓に負担

6割超「男性並みかそれより強い」 20代女性に酒豪急増

脳卒中 家庭でできる予防法 禁煙・節酒で適度な運動を

アルコールはコカインやヘロインより危険? 英研究

食道がん 酒×たばこは要注意 自覚症状なし 定期検診で発見を

“禁酒法”現代版?WHO、規制強化声明採択へ

「酒に強い」は体に良くない!? アルコール総量に注意を

大酒飲みの女性、乳がんリスク高い? 閉経後、週7合で1.74倍

広がるアルコール依存症 定年後の発症が増加

脳卒中:親友なき「孤独な酒」 リスク2倍 厚労省調査

少量のワイン摂取で寿命が延びる

メタボ健診:健康は肥満対策より禁煙、節酒 厚労省研究班、疑問投げかけ

適正飲酒 ちょっと一杯のつもりが・・・

「酒浸り」 欧米では減少も増加する日本人

糖尿病患者:飲み過ぎ注意 「糖質ゼロ」酒類も適量で

医師の4人に1人がアルコール依存

寝酒にご用心!睡眠障害の恐れも

お酒で脳を元気にする方法

飲酒運転の半数「アルコール依存症」 調査で相関関係判明

休肝日:同じ酒量ならば…多いほど良し 「なし」の死亡率が「あり」の最大1.8倍

長年の飲酒、脳に回復不可能な損傷

たばこも酒も習慣、食道がんリスク10倍 東北大調査

適度な飲酒の健康効果に疑問

「いつも大酒」と「まったく飲まない」人、自殺リスク高い 厚労省まとめ

ほどほど飲酒で、ますます長寿に ストレス緩和、美白効果にも

健康志向なのに? 肥満や大量飲酒増加、国の目標遠のく

「翌朝に残らない」酒宴のコツ

酒容器に「大量飲酒は健康に悪影響」表示へ・国税庁要請

週に3~4日の飲酒は女性の心筋梗塞リスクを半分以下にする、米国の研究



****************************【以下転載】****************************



花見に歓迎会、得意先の挨拶まわり……。春はオン、オフともに飲酒の機会が増え、肝臓がフル回転する。肝臓をいたわろうと頭に浮かぶのが「休肝日」。だが、科学的な根拠があるのか、どの程度が適切なのか、わからないことも多い。「肝臓をいたわる」にはどうすればよいのか、専門家に聞いた。



晩酌でビールを1本飲みながら、ふと不安になる。「毎日飲むのは健康に悪いのではないか。『週に1度、2日続けて休肝日』というし……」





■大切なのはアルコールの摂取総量



「この程度ならまず心配ない」と慶応義塾大学の加藤真三教授は言い切る。専門家はみな「肝臓を休ませることがよいという科学的な根拠は薄い」と口をそろえる。「飲み過ぎの人に注意を促すために、休肝日が生まれたのでは」と加藤教授はみる。



さまざまな調査から、毎日2合、1週間通して14合以内なら悪影響はほとんどないといえる。だが、毎日3合、1週間で計15合を超えると飲み過ぎだ。もしそんな人が2日間飲まなければ、1週間で計15合に抑えられ、14合という目標に近づく。



「休肝日の設定は総量をコントロールする現実的な手段」。東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘副院長はこう指摘する。飲み会などで、何杯目かを把握している人はほとんどいない。同じカクテルでもバーテンダーによって濃さは変わる。総量を把握することが難しい場合は、飲まない日を設けた方がよい。



週に2日続けての有効性が1つある。48時間あれば、アルコール依存症特有の禁断症状の有無がわかることだ。





■「無茶のみ」はやめよう



大事なのは1週間の総量だ。とはいえ、1回に5~6合を飲む“無茶飲み”もよくない。危ないのは、急性アルコール中毒だけではない。肝臓の許容量を超えれば、血中のアルコール濃度が高くなる。無茶飲みの回数が多い人ほど、脳卒中になるリスクが高まるという統計がある。総量だけでなく、1日当たりの「適量」を守ることも大切だ。



適量の酒は体によい。赤ワインだけでなく、アルコール自体に血液中の善玉コレステロールを増やして動脈硬化が進むのを防ぐ効果がある。その目安はどのくらいか。



男性の場合、日本酒1合、またはビール中瓶1本程度が“適量”だ。国内外の大規模な調査から、男性なら「1日1合」、女性なら「同2分の1合以下」で、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞による死亡率が3~4割減ることがわかっている。別の調査でも「1日に1合未満」の酒を飲む人はがんを含む全死亡率が最低で、飲まない人よりも低かった。



酒関連の誤解.jpg



■暴食・カロリー過多も肝臓に負担



日々の生活の中で、肝臓に負担をかけるのはアルコールだけではない。暴食やカロリー過多の食生活も肝臓にとって大きな負担になる。とりすぎた炭水化物や脂肪は中性脂肪として肝臓に蓄えられる。過剰なカロリー摂取は脂肪肝を招く。「もともと日本人は遺伝的に飽食に弱い」と慶応大の加藤教授は指摘する。



実際、飲む前から肝臓が弱っている人は多い。東海大学の調査によると、人間ドックを受けた人のうち99年時点で約30%が脂肪肝だった。しかも、その半分は体格指数(BMI)が25以下で、肥満ではなかったという。現在はもっと増えているとされる。「見た目が太っていなくても安心はできない」と東海大東京病院の西崎副院長はいう。



「お酒は“エンプティー”カロリー」で、低カロリーと考えがちだが、ビール中瓶1本は200キロカロリー、日本酒1合は193キロカロリー、ワインならグラス2杯で176キロカロリーある。食欲増進の作用もあり、気をつけないと、すぐにカロリー過多になってしまう。



もともとアルコールは肝臓で中性脂肪をできやすくしたり、肝臓から中性脂肪を排出しにくくしたりする。脂肪肝にアルコールの負荷が加われば、肝臓病になるリスクは高まる。日本大学の高山忠利教授は「飲み方も食生活も注意が必要だ」と話す。



1杯がすぐに2杯、3杯…となってしまうのんべえには簡単なことではないが、「休肝日」という言葉が気になりだしたら食生活全体も見直してみよう。





ひとくちガイド



《書籍》



◆肝臓病についてもっと知るなら「肝臓病の『常識』を疑え!世界的権威が説く肝臓メンテナンス法」(高山忠利著、講談社)

《インターネット》



◆お酒との正しい付き合い方については「人とお酒のイイ関係/アサヒビール」



(出典:日本経済新聞)

0 件のコメント: