2012年4月22日日曜日

その倦怠感、実は病気かも 慢性疲労症候群 日本に30万人以上の患者

いつもありがとうございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 文部科学省疲労研究班の04年調査によると15歳~65歳の56%が疲れを訴え、39%が慢性疲労を訴えています。そして、慢性疲労を訴える約半数が日常生活に支障がでるほどの慢性疲労大国です。 また、2000年の日本体育大学の調査では、・すぐ「疲れた」という小学生:79%・すぐ「疲れた」という中学生:82%・すぐ「疲れた」という高学生:82%という驚きの疲労大国です。 ビタミンB1が摂れていないので疲れて当然です。 ビタミンB1血中濃度.jpg 総額30億円の最先端の疲労研究成果をまとめた書籍、 「間違いだらけの疲労の常識 だから、あなたは疲れている!」 によれば疲労の原因は活性酸素だそうですので、食・栄養状態を理想に近づけ、抗酸化能力を高め続けておくと簡単に疲れ知らずになれるわけです。 おかげ様で、私の抗酸化能力はすこぶる高く、また高効率ミトコンドリアにも入れ替えてありますので、ムチャクチャ元気で、疲労はまったく近づいてきません。 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 関連ブログ 新しい順 「間違いだらけの疲労の常識 だから、あなたは疲れている!」 疲労と病気 運動で治まった倦怠感 看護職員慢性疲労7割、薬の常用6割、切迫流産3割 医労連調査 健康武装するビジネスパーソン 疲労回復ニーズは高い 12月13日は「ビタミンの日」 ビタミンB1と疲れ 「眼精疲労」 鉛筆使って手軽に改善 体調不良 冷え、疲労、ダイエット 女性に厳しい夏乗り切る 慢性疲労症候群 体と心のバランス崩れ重症化 「慢性疲労症候群」診断しやすく 特徴的10症状基準に 疲労回復!夏バテ予防 なめるだけで疲労測定 慈恵医大教授が開発へ 疲労と老化 ストレス社会への対処法 2 疲労と老化 ストレス社会への対処法 1 慢性疲労症候群 ストレスで病気が目覚める 古人の知恵、夏バテ対策 夏バテしていませんか 疲労蓄積度チェックリスト 疲労度を自己診断できるチェックリスト ****************************【以下転載】**************************** 普通に生活を送っていたのに、ある日突然、全身の倦怠(けんたい)感に襲われ、極度の疲労感や微熱などが何カ月も続く「慢性疲労症候群」。心の病気ではなく、脳機能の働き低下などで発症すると考えられているが詳しい原因は不明で、根本治療法もない。周囲に誤解され患者が苦しむ例もある。専門家はまだ少ないが、体に異変を感じたら詳しい医師の診断を受けることが大切だ。 関西地方に住む公務員の田中啓二さん(仮名、45)は数年前、勤務中に急に体の異変が起きた。汗が噴き出て全身が震え始めた。微熱もあったので早めに帰宅し体を休めたが、治らない。体調不十分のまま出勤したものの、仕事にならず近くの病院に駆け込んだ。 ■当初は「風邪」 診断結果は「風邪」。しかし、いっこうに良くならない。脳や肝臓などの検査は問題なし。精神科でも異常は見つからず、田中さんは途方に暮れた。とりあえずビタミン剤などをもらい服用したが、日常生活に支障をきたすほどの痛みが筋肉や関節に出始めた。 半年たっても治らなかったため、大阪市立大学病院で疲労を専門に診る倉恒弘彦・関西福祉科学大学教授のもとを訪れた。そこで、ようやく慢性疲労症候群との診断がついた。「疲労は誰もが感じる。通常は休めば改善するが、この病気では強い疲労が続き、休んでもなかなか改善しない」と倉恒教授は解説する。 ■働き盛り世代に多い 慢性疲労症候群は1980年代に米国で最初に報告された。患者は日常の軽い動作をしただけで強い疲労を感じる。微熱や頭痛、体が痛むといった症状を伴い、座っているのもつらい場合もあるという。重症だと寝たきりになる。日本でも30万~40万人の患者がいるとみられており、働き盛りの20~50歳に多い。 身体的な症状にとどまらない。患者の多くが眠れない、集中力が続かないなどと訴える。日本大学板橋病院心療内科の村上正人科長は「うつ病など精神疾患と見分けるのが難しい場合もある」と話す。発症時に精神的症状を訴えるのは約4割だが、病気が長引くにつれ割合が高まるという。 診断では全身倦怠感や微熱、筋肉痛、睡眠障害などをもとに医師が総合判断する。ただ医師の間でもようやく認知度が高まってきた段階で、詳しい医師は少ない。診断がつかないまま病院を渡り歩く患者も多い。 ■「怠けている」という誤解も 根本的な治療法がないため、現在は免疫力を高める薬や痛みを和らげる薬、細胞にストレスを与える活性酸素を減らす薬などを投与している。向精神薬を使う場合もある。こうした治療で改善するのは約4割だ。 課題はほかにもある。病気の深刻さがなかなか周囲に伝わらず、単に怠けていると誤解されることだ。患者やその家族らでつくる「慢性疲労症候群をともに考える会」(東京・練馬)共同代表の篠原三恵子さんは、「疲労という言葉は病気の実態を正しく表しきれていない。患者は偏見に苦しむだけでなく、社会的保障も受けられない一因になっている」と指摘する。 米国やカナダなどの医師らが昨年、実態を反映した「筋痛性脳脊髄炎」という病名への変更を提案した。篠原さんらも日本での名称見直しを訴えている。 難しい病気だが、研究の積み重ねで発症の仕組みなども徐々に分かってきた。関西福祉科学大の倉恒教授は乳幼児期に多くの人が感染し、そのまま体内に潜み続ける「EBウイルス」が関係しているとみる。感染症やストレスなどで免疫力が下がると、EBウイルスが再び働き始める。これに対抗して免疫関連物質が多く作られ、脳や自律神経などに悪影響を与えて、症状を引き起こしている可能性を指摘する。 ■まず休息することが大事 一方、理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)の片岡洋祐チームリーダーらは、患者ではブドウ糖を分解しエネルギーを作る能力が低下しているのを突き止めた。少し動いただけで極度の疲労を感じるのはこのためだ。エネルギー関連物質のATP(アデノシン三リン酸)を増やせれば、治療に役立つかもしれないという。 倉恒教授らが参加する厚生労働省の研究班では、新たな診断基準作りを進めている。自律神経のバランスを指先の脈拍で調べたり、血液中のストレス関連物質を検査したりする手法などを検討中だ。 病気を確実に防ぐ方法はないが、疲れを感じたらまず休息することが重要だ。責任ある立場で仕事が休めないという人も「無理にでも体を休めるべきだ」と日大の村上科長は訴える。ストレスを上手に解消するすべも身につけたい。休んでも疲れが取れず微熱などが続く場合は、医療機関を受診して自分の症状を正しく伝えよう。 (出典:日本経済新聞)

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