2010年10月1日金曜日

勤務医1.8万人不足 地域・診療科に偏り 厚労省調査


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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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国は82年から医師数の抑制に動き、医師不足はないと言い続けてきましたが、
医療崩壊の現実を無視できず、初めて医師不足の全国調査をやり、
医師不足と偏在が鮮明になりました。

医師数推移週刊東洋経済.jpg

日本の医療世界比較週刊東洋経済0711.jpg

医療費の高騰、医師不足をごく短期間に解消するのは簡単ですが、
間抜け腑抜け腰抜け三抜け鈍管政権には土下座されても教えません。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

全国の病院に勤務する医師数は約1万8千人不足していることが、厚生労働省の調査でわかった。地方に比べ都市部に医師が集中している地域偏在や、救急科やリハビリ科での不足がより深刻であるなど診療科ごとの偏りも判明。医師不足の全国調査は初めて。厚労省は近く結果を公表し偏在の解消に乗り出す。

全国にある全病院を含め計約1万施設に対して調査した。今年6月1日時点で、実際の勤務医師数や求人中の医師数のほか、求人理由などを調べた。

調査によると、病院に勤務している医師数は約17万人。診療機能を維持するために病院が求人中の医師数は約1万8千人で、勤務医師数に対して必要医師数の倍率は1.1倍だった。調査時点で求人していなかったが病院が必要とする数を加えれば必要な医師数は計約2万4千人になる。

都道府県別でみると、必要医師数の倍率が高かったのは青森、岩手、島根などで1.2倍を超えていた。一方、東京や神奈川、福岡は1.1倍以下と低く、都市部と地方で医師不足に差があることがはっきりした。医師が十分足りている都道府県はなかった。

また、診療科による医師の偏りも明らかになった。病気の後遺症でおきる運動障害などを総合的にみるリハビリ科や、救急科で1.2倍を超えていた。しかし、美容外科、形成外科、アレルギー科などの必要数は少なかった。

医師を求人しなければならなくなった要因は、転職や開業などで勤務医が退職し補充のために募集していると答えたケースが最も多い。次いで、大学病院が地方に医師を派遣する機能が低下したことや、医師の勤務時間を減らすなど勤務環境を改善するためという理由が多かった。

2004年に新卒医師に2年間の臨床研修が必修化され、自由に病院を選ぶことができるようになった。大学病院に残る医師が減り地域の病院に派遣していた医師を引き揚げざるをえなくなった。このため各地で医師不足の傾向が顕著になったとされる。

厚労省や文部科学省は地域偏在の解消に向け将来その地域で診療することを条件に入学する学生の定員枠を設けるなどの対策をしてきた。厚労省は来年度予算の概算要求で医師不足に悩む病院に医師を派遣する「地域医療支援センター」を各都道府県に設置することを盛り込んでいる。

(出典:朝日新聞)





医師不足対応で専門家会議 文科省内に設置

鈴木寛文部科学副大臣は29日、厚生労働省の調査で判明した深刻な医師不足や地域に偏在している現状について「2012年度以降の本格的な医師養成の定数の在り方をしっかり考える必要がある」と指摘。近く文科省内に専門家会議を設置し、大学の医学部新設や定員増に向けた本格的な議論を始める考えを示した。共同通信の取材に答えた。

一方、来年度の定員の扱いは「各医学部の判断で申請したものを尊重し、自然体で臨む」と述べ、過去最多となっている現在の医学部の総入学定員枠にそれほど変化がないとの見通しを示した。

(出典:共同通信社)

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