2008年11月25日火曜日

良質な睡眠はダイエットにも! 「午前0時まで就寝」がカギ

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


健康には、食・栄養、運動と質のよい睡眠が重要といわれています。
22時から2時の4時間に寝ていることが大切だといわれていますが、
独立してからは実践できていませんし、24時前に眠ることも
あまりできてはいませんが、絶好調です。

アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので
健康によいといわれる微量以内で済ませたいもので、
質のよい睡眠にも私の得意な栄養療法はすばらしい結果がでています。


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最新の健康・抗加齢情報をお話しさせていただきます。
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寝ている間イコール休息しているだけ、と思っている人は多いはず。実は、体の中ではホルモンが忙しく働き、体を修復しているのだ。深い睡眠は体のメンテナンス、浅い睡眠は心のメンテナンスをしており、良質な睡眠を取れば寝ているだけでもダイエットになるのだという。不眠治療などを手がける遠藤拓郎・スリープクリニック調布院長に、快眠のコツなどを聞いた。

遠藤院長によると、寝ている間には成長ホルモンが分泌されている。昼間に紫外線を浴びても、良質な睡眠をとっていれば壊れた細胞が元に戻るが、成長ホルモンが出なければ壊れたままだ。

ストレスホルモンと言われるコルチゾールも寝ている間に出る。体内に蓄積された脂肪を燃やすので、寝ているだけでダイエットになるが、夜遅く食事をすると、燃やす予定のエネルギーが脂肪に変わってしまうという。メタボを気にしているなら、やっぱり夜食は厳禁だ。

「不眠」に悩む人は多いが、遠藤院長によると、一番の原因は「年をとったこと」で、「寝すぎ」の場合もあるという。人間が眠れる時間は年齢によって違い、70歳になると6時間程度しか眠れないはずのに、寝床にいる時間はだいたい8時間で2時間多い。横になっている時間が長すぎて、寝付けなかったり、途中で目が覚めることになるという。

でも、6時間くらい寝ても、眠った気がしない時がある。遠藤院長によると、深い「ノンレム睡眠」は寝てから3時間の間、浅い「ノンレム睡眠」は夜中の3時~6時に多く出る。夜中の3時に寝た場合、深い睡眠と浅い睡眠が競合関係になって、両方とも不完全になるという。「同じように6時間寝ていても、寝る時間によって睡眠の質は変わるんです」。

さらに、「ストレス」「不規則な生活」「嗜好(しこう)品の過剰摂取」の三つが、不眠を助長するとも。遠藤院長は「若い人はどこでも眠れるが、中年を過ぎると、意識して生活しなければ良質な睡眠は取れない」と指摘する。ネットやコンビニがあっても睡眠習慣は変えない。リラックスできても、タバコやアルコールはほどほどにする知恵がいるわけだ。寝る前の1杯、今夜から控えた方がいいかもしれない。

(出典:毎日新聞)



◆快眠のツボ:「不眠の原因、長時間労働も」 スリープクリニック調布・遠藤拓郎院長に聞く

起きようと思った時間より早く目が覚めてしまう。もしかして不眠症かもしれないと悩んでいませんか? スリープクリニック調布・遠藤拓郎院長によると、年齢を重ねると、寝床にいる時間より眠れる時間が短くなるらしい。その不眠、もしかして「寝すぎ」かもしれません。

--眠れる時間は、年齢によって違うのですか。

眠れる時間を年齢ごとに計った実験があって、2歳は1日12時間くらい眠れる。20歳は8時間、70歳は6時間でした。睡眠には、夢をみる「レム睡眠」とほとんど夢をみない「ノンレム睡眠」があります。「ノンレム睡眠」は深度が4段階あって、夜12時から朝7時まで寝た場合、一番深い眠りは寝てから3時間の間に多く出ます。その時、成長ホルモンが多く分泌される。「寝る子は育つ」と言われるのは本当です。子供は深い睡眠が多い。だから成長ホルモンがたくさん出る。高齢になると、深い睡眠はほとんどなくて、目が覚めていることも多い。

--年を取ると浅く短くなる。

寝床にいる時間を年齢ごとに計った別の実験もあるんです。結果を見ると、幼稚園児は9時間半くらいでした。幼稚園児が眠れる時間はだいたい10時間くらいなので、寝床にいる時間はほとんどすべて寝ていることになります。20歳は1日7時間半くらい寝床にいました。20歳が眠れるのは約8時間なので、やはり100%眠れる。

--高齢者では?

70歳の男性の場合、寝床にいる時間はだいたい8時間でした。10時ごろ寝床に入って6時ごろに起きている。でも、70歳が眠れるのは6時間です。あとの2時間はどうしているのか。寝つきが悪いとか、途中で目が覚めるということになる。横になっている時間が長すぎるんです。

--不眠だと感じてしまう。

不眠症の原因の第1は年を取ったことです。「深く眠れない」「途中で起きる」「朝早く目覚める」「寝付きが悪い」など不眠の4大症状が、高齢というだけでそろう。00年~01年の研究者の調査では、全国で約2000万人~2500万人が不眠症でした。この中には、眠れる時間より長く寝床にいて眠れないという人も含まれます。

--不眠が多い原因は?

ストレス、不規則な生活、嗜好品の過剰摂取の三つだと考えています。総務省統計局の調査を見ると、最近5年間で就労時間が著しく伸びています。僕の解釈ですが、不況でリストラされた人は、長時間働かないとリストラ前と同程度の収入は得られない。会社に残っても、人員が減っていますから長時間労働になる。しかも、自ら進んで働くのではなく、仕方なくというネガティブな働き方なので、ストレスもたまる。

--ストレスや不規則な生活を自分で直すのは難しい。

若い人は、どこでも眠れます。しかし、中年を過ぎると、意識して生活しなければ良質な睡眠は取れません。「ストレスがあっても、ネットやコンビニがあっても睡眠習慣は変えない」という知恵が必要になる。タバコやアルコールでリラックスできたとしても、ほどほどにする。「夜はちゃんと寝よう」という世の中にしないといけません。

--寝ている間は何もしていないと考えがちです。

寝ている間も身体の中は動いています。睡眠時間の前半に多く出る「ノンレム睡眠」は身体のメンテナンス、後半に出る「レム睡眠」は心のメンテナンスをします。睡眠状態が良くないと深い睡眠が取れないので、ただ寝ればいいというわけではありません。睡眠は自然に維持されるのではなく、自分で積極的に管理しないと人生がうまくいかなくなります。

(出典:毎日新聞)



◆快眠のツボ:「深夜0時には就寝を」 スリープクリニック調布・遠藤拓郎院長に聞

寝つきが悪い、夜中に目が覚める--。誰しも経験があることだと思うが、医者に診てもらう必要のある不眠かどうか、どうやって見分ければいいのだろうか。スリープクリニック調布の遠藤拓郎院長は「困っていること」がポイントになるという。

--良質な睡眠を取るには。

アメリカの統計によると、高齢になって7時間眠れている人が一番長生きです。人間はだいたい7時間くらい眠るのがいいんだろうと思う。しかし、30代~50代で7時間きっちり眠れている人はなかなかいませんから、コアタイムを中心に睡眠時間を考えてほしい。

--コアタイムとは。

夜12時~朝6時です。なぜかというと、深い「ノンレム睡眠」は寝てから3時間の間に出る。浅い「レム睡眠」は夜中3時~6時の間にもっとも多く出るからです。「レム睡眠」は体内時計で制御されていますが、「ノンレム睡眠」は体内時計とかかわりなく「寝た」というスイッチが入ったところから3時間です。夜12時に寝れば、最初の3時間に深い睡眠、3時から6時で浅い睡眠が取れます。

--夜中の3時に寝た場合は?

深い睡眠と浅い睡眠が競合関係になって、両方とも不完全になります。夜12時から朝6時まで寝た場合と、夜中3時から朝9時まで寝た場合では、時間は同じでも睡眠の質が違う。だから、短時間しか眠れない時も、12時~6時を中心に短く。長時間寝る場合も、前後に大きくずれない方がいい。

--浅い睡眠と深い睡眠の両方が必要?

深い睡眠が身体のメンテナンス、浅い睡眠が心のメンテナンスをしますから、パッケージで取れた方がいい。順番はまず深い睡眠を取って、その後に浅い睡眠。できれば浅い睡眠の間に起きると目覚めやすいです。

(出典:毎日新聞)

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