2008年11月22日土曜日

カロリス 長寿の秘訣は「腹七分目」

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


昨日、夢の病院プロジェクト I-cubeからの案内で
アンチエイジング入門というセミナーに参加しました。

行って見たら、「看護師のためのアンチエイジング入門」という演題で
慶応義塾看護同窓会・紅梅会の主催なので女性ばかりで
躊躇しましたが、講演内容と講師が坪田教授なのでそのまま
厚かましく受講させていただきました。
言っていることを実践されている坪田教授の講演は信頼できます。

関係のない私を受講させてくださった紅梅会の関係者に深く感謝いたします。


内容は大変わかりやすく楽しくお聞きできました。
講師の坪田教授は日本抗加齢医学会の副理事長です。

抗加齢をグーグル検索すると1位は日本抗加齢医学会、
6位が私のこのブログですが、少し前は3位くらいでした。(笑)

アンチエイジングの仮説は
1.酸化ストレス仮説 最も一般的
2.メタボエイジング仮説

があり、新しいメタボエイジング=小食の情報が多く、この記事通りでした。

カロリスジャパン


最新の健康・抗加齢情報をお話しさせていただきます。
12月7日 ランティス・セフティーネットワーク 交流会

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「腹七分目」「サーチュイン」「レスベラトロール」。この3つは最近、私の頭にこびりついて離れない、アンチエイジングのキーワードである。先日、雑誌の取材で、慶応大学医学部教授の坪田一男さんに近視や老眼の治療法を教えてもらっていたら、途中から話がアンチエイジングに移った。初めのうちは、どうして目とアンチエイジングが結びつくのか、不思議でしようがなかったが、坪田さんは眼科の教授であると同時に、日本抗加齢医学会の副理事長も務めていることがわかった。

最近はレーシック手術という、レーザーで角膜の形を変える方法で、近視や老眼が治るようになってきた。坪田さん自身も4万件の手術をしてきて、手術の安全性は確立されているという(ただし腕のいい眼科医にやってもらう、という条件を忘れずに)。ところが、ある日坪田さんは、レーシックで患者さんの眼を治すと、とたんに患者さんが若返るという奇妙な現象に気が付いた。読めなかった本が読めるようになったり、鏡に映る自分の姿がハッキリ見えて、身だしなみに気をつけるようになるなど、眼がよく見えるようになると、人生が変わるというのだ。

それ以来、坪田さんはアンチエイジング医学にのめり込み、専門家との討議も重ね、共同研究もするようになった。坪田さんの最新刊『長寿遺伝子を鍛える カロリーリストリクションのすすめ』(新潮社)は一般向けの本だが、長寿研究に関する最新の医学的な知見が詳しく紹介されており、うんうん頷(うなず)きながら、一気に読み通してしまった。

私は人間ドックでメタボと診断されたこともあり、メタボで寿命が縮まる科学的なメカニズムについて書かれた章を読みながら、冷や汗が流れた。

カロリーを通常の7割に制限すると長生きすることが、マウスやサルでは実証されており、人間でも粗食だと長寿になるデータは豊富に存在する。からだが「食べ物が足りない」と関知すると長寿遺伝子のスイッチが入るのだという。

長い生物の進化の過程で、飢餓状態になると、からだが大量消費モードから省エネモードに切り替わる仕組みができたらしく、そのモードの切り替えスイッチにあたるのがサーチュインという長寿遺伝子なのだ。サーチュインのスイッチを入れるのに深く関わっているのがレスベラトロールという物質で、赤ワインやピーナツの皮などに含まれているそうだ。

ただし、坪田さんによれば、サプリメントのような形でレスベラトロールを採る方法も確かにあるけれど、腹七分目を心がけ、たくさん食べたときは運動をする、という素朴な戦略が、案外、長寿の秘訣(ひけつ)なのだとか。

皇帝や王様が夢見た不老長寿のメカニズムが、科学の力で解明されつつある。近い将来、定年後も夫婦そろって質の高い老後が送れる時代が到来するだろう。ちなみに坪田さんは、年に何回か24時間から48時間の断食をし、研究室にトランポリンを置いて、いつも元気に跳びはねているそうだ。

(出典:産経新聞)

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