2008年11月2日日曜日

心身に効くセロトニン神経活性法

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


うつ病など心の病気は栄養療法が一番最初に試す価値がある


先日、うつに詳しいという有田秀穂教授の講演をお聞きしました。
演題は「うつは脳内セロトニンの欠乏からおこる」で、
概要をまとめましたのでシェアいたします。

有田秀穂教授
1948年東京生まれ。東京大学医学部卒。東海大学医学部内科で臨床、
筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に従事。
その間、ニューヨーク州立大学に留学。東邦大学医学部統合生理学教授。
NPO法人国際セロトニントレーニング協会会長

著書に簡単にできる!セロトニン「脳」活性法などがある。


◆現代の便利な世の中はセロトニンが欠乏する
 24時間営業などで本来は寝ている時間に起きている
 セロトニン欠乏は生活習慣病である

セロトニン不足になると 動画

◆セロトニン神経は鍛えられる 脳全体に影響する
・セロトニン神経を活性化する3つの方法
 1.朝、早起きして5分間太陽の光を浴びる
  セロトニン神経は目に太陽光の刺激を与えると活性化する
 2.坐禅の呼吸法、ウォーキング、ジョギングなどのlリズミカルな
  運動で身体を動かす
  最低5分、通常は20~30分、意識を集中して行う
  30分の丹田呼吸、腹式呼吸 吐くことに意識を入れる
  エルゴメーター
  スクワット
  フラダンス
  抗重力筋を鍛えると若返る
  乗りのよい音楽を聴きながらだとさらによい
 3.人と触れあい、しっかりコミュニケーションをとる
 これを3ヶ月続けると効果がでる
 毎日継続して新しい生活習慣にすることが大切

・その他のよい習慣
 よい食事
 咀嚼 よく噛む 
 読経 リズミカルに意味のわからないことを音読する
 カラオケ
 吹く楽器演奏


◆軽度なうつを含めると300万人がうつという異常な状態
・キレて暴行する事件がここ10年で激増
・20~60代で各年代で3~4倍


◆神経が弱った状態の症状
・うつ 自殺
・パニック症候群
・過食、拒食
・慢性疲労症候群
・自閉症
・キレる
・乳児突然死症候群


◆セロトニンを増やす食事 3つの栄養素を摂る
 トリプトファン セロトニンの材料になる
 トリプトファンを多く含む食べ物
 ・豆腐、納豆、大豆、味噌などの豆製品
 ・牛乳、ヨーグルト、チーズ などの乳製品
 ・くるみ、ピーナッツ、ごまなどの種実類
 ・卵、バナナ など

 ビタミンB6 セロトニンの合成を助ける
 ビタミンB6を多く含む食べ物
 ・玄米、小麦胚芽、赤米、大豆
 ・ショウガ、唐辛子、アボカド、バナナ、干しぶどう、卵 など

 炭水化物(糖質) セロトニンの取り込みを促進する
 炭水化物を多く含む食べ物 
 ・玄米・白米などの穀類、そば・パスタ などの麺類 
 ・サツマイモ・サトイモ・ジャガイモ などのイモ類 
 ・パイナップル・ブドウ・バナナ などの果実類 など

 動物性タンパク質は、セロトニンの原料であるトリプトファンの
 脳内への取り込みを阻害するので控えめに

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