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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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今年の犯罪白書は、超高齢社会の高齢者犯罪の実態をまとめています。
65歳以上の高齢者の犯罪が激増しているそうで、安定した生活が保障される
刑務所に入りたくて犯罪を繰り返す例も少なくないようで、全国の刑務所は満杯で、
生活習慣病、認知症などの受刑者の増加に悩みは尽きないようです。
白書によると、この20年で高齢者の人口は2倍、検挙された高齢者は
約5倍にも達したそうで、団塊世代の高齢化でさらに犯罪者数は増えると
予測されていますが、団塊世代は自殺も多いと報道されています。
自殺や犯罪に走る原因は人生3大不安の健康、貧乏、孤立といわれており
世界的な金融危機からさらに増えるのでしょうね。
私がライフワークとしている人生3大不安(健康、貧乏、孤立)を解消する
支援活動で必ず減らすことができますので、さらに顔晴(がんば)ります。
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法務省は7日、「平成20年版犯罪白書」を公表した。白書は法務総合研究所がまとめたもので、今回は「高齢犯罪者の実態と処遇」を特集。増加する65歳以上の高齢者の犯罪を分析し、今後、人口の多い団塊の世代が高齢期に達することによる犯罪増加に警鐘を鳴らしている。
白書によると、平成19年の自動車運転過失致死傷などを除いた一般刑法犯の高齢者検挙人員は男子3万3255人、女子1万5350人。男女ともに同じ基準で統計がとれる昭和63年以降最高で、同年の男子6675人、女子3213人のそれぞれ約4・9、4・8倍となっている。全体に占める高齢者の比率も、63年の2・5%から13・3%と大幅に増加した。
この間、高齢者人口自体も増えているが、63年を100とした場合、平成19年の高齢者人口は199・2と約2倍の増加だったのに対し、検挙人員は491・6、起訴人員は742・3、新受刑者数は607・7となっている。
増加の主な原因は65%を占める窃盗の増加で、その動機では男子が「生活困窮」、女子は「対象物の所有」「節約」が多い。手口の大半である万引と遺失物等横領も含めた比較的軽微な財産犯が高齢者の主な犯罪だが、粗暴犯の高齢者比も目立って増加し、殺人(10・6%)が窃盗(17・5%)、遺失物等横領(13・2%)に次ぐ高さに。
今回の特集では、昨年に続き昭和23年から平成18年9月30日までの有罪確定者が対象の「100万人犯歴」調査や、19年の東京地検・区検受理事件などをもとにした「特別調査」から高齢犯罪者の実態を紹介。特別調査によると、高齢に達する以前から犯罪を繰り返し、受刑歴のある者が3人に1人いる一方、前科や前歴(起訴猶予や微罪処分)がなく高齢になって初めて犯罪を行った者も4人に1人の割合だった。
犯行の背景として、高齢になって初犯の犯罪者では「頑固・偏狭な態度」「自尊心・プライド」、犯罪を重ねている者は「経済的不安」「開き直り・甘え」「あきらめ・ホームレス志向」が顕著だった。
白書では、根本的な対策として「生活の安定を確立した上で、社会の中で孤立させることなく安らぎと生きがいのある生活を提供することが極めて重要」と指摘し、福祉制度の拡充、就労支援策の検討、地域社会の協力体制などの連携を求めている。
(出典:産経新聞)
◆万引、暴行 高齢者犯罪の典型的事例 犯罪白書
7日公表された犯罪白書では、高齢者犯罪のうち特に多い窃盗、傷害・暴行、殺人について、昨年東京地検・区検が受理した事件などをもとに特別調査を実施している。それぞれの典型的な事例と傾向を紹介する。
【窃盗】
《配偶者と死別し、単身。生活に困ってはいないが、「年金暮らしでお金を遣うのがもったいない」としばしば万引をするようになり、コンビニエンスストアでおにぎりとサンドイッチを盗んだ》(75歳女子)
男子の場合、再犯が多い。所持金、収入源が少なく、ホームレスや住居の定まらない生活者が目立つ。犯行の手口は万引が半数近くだが、空き巣など侵入盗も2割。動機も「生活困窮」や「空腹」など。
女子の再犯は少ないが、起訴猶予などの前歴が3回以上ある者が過半数。犯行の手口は9割超が万引で、自宅に住み、年金や親族の援助などで生活費自体には困らず、所持金もありながら、「対象物の所有」や経済的不安を感じての「節約」からの犯行が多い。
背景には疎外感や被差別感からくる孤独、孤立感もある。
【暴行・傷害】
《婚姻歴はなく、定年退職後、年金で単身生活。野良猫に餌をあげていた近所の顔見知りの女性を注意したところ言い返され、かっとして持っていた傘で殴り、打撲傷を負わせた》(81歳男子)
前科のある者の比率が低く、高齢になっての初犯の例が目立つ。家族と暮らし、経済状態も比較的よく、平均的な生活を送っていながら、飲酒の影響による犯行も多い。外出先の飲酒で泥酔し、交通機関利用の際などに面識のない相手とトラブルになったケースや、高齢者には主要な対人関係である近隣のつきあいでのトラブルで犯行に至る場合も。
動機は「激情・憤怒」が大半だが、背景として自身の「頑固・偏狭な態度」「自尊心・プライド」も影響している。
【殺人】
《体調不良の上、自営業の不振による1000万円の借入金があり、内妻も持病を抱え将来を悲観。内妻の提案で無理心中を決意し、内妻を刺殺したが、自殺は未遂に》(67歳男子)
殺人では親族(配偶者、子、孫など)を殺害した比率が56%とやや高く、女子は全員が親族を殺していた。
親族を殺したケースでは前科・前歴者は少なく、動機は「将来を悲観」「介護疲れ」「激情・憤怒」など。背景には高齢になり、減収や多額の負債などによる経済的困窮や家族の体調不良、離職で一緒に過ごす時間が増えた家族との関係がうまくいかなくなった-などがある。親族を殺した女子では、誰にも相談できず1人で悩む「問題の抱え込み」も4割あった。
(出典:産経新聞)
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