2012年5月27日日曜日
わが国の認知症有病率は従来の報告よりかなり高い
いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
最も罹りたくない認知症は何種類かありますが、その一つの
アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告が
でるほど増えています。
日本でも認知症は増加し、推定で240万人と言われていましたが、
今回の調査によると65歳以上の認知症有病率は14%なので
410万人にもなり、従来の2倍弱という驚愕の患者数です。
よい治療法がないのでしっかり予防したいもので、
よい生活習慣が最善薬になり、運動が一番重要だそうですが、
日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、
さらに患者が増えそうな心配ネタの一つだと思います。
時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている
細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質を除去することが
出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。
認知症の予防もむずかしくないと思っていますので
予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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わが国の最新の全国調査によると、65歳以上の認知症有病率は14%と推計され、これまで報告されていた有病率(3.8~7.2%)と比較して明らかに高くなっていることが、現在開催中の第53回日本神経学会学術大会(5月22日~25日、東京国際フォーラム)における認知症疫学に関するシンポジウムにて、筑波大学 朝田 隆氏より報告された。
この調査は、厚生労働省の研究事業として、全国6ヵ所(新潟県上越市、茨城県利根町、愛知県大府市、島根県海士町、大分県杵築市、佐賀県伊万里市)の65歳以上の住民約5,400人を対象とした調査で、参加率は64.7%であった。
本調査の結果、認知症768人、軽度認知障害529人であり、また基礎疾患は、アルツハイマー型認知症が67.4%と3分の2を占め、次いで脳血管性認知症18.9%であった。今回の調査から、65歳以上の認知症有病率は14%と推計されるという。
男女比では、女性のほうが常に高く、また加齢とともに男性に比べて高くなり、100歳以上の女性における有病率は100%であった。また、従来の報告と同様、加齢とともに有病率は増加し、5歳刻みの年齢階層別でみると階層が1つ上がるごとに倍増している。各地域別の年齢階層別有病率はほぼ同様であったが、海士町(隠岐の島)だけは85歳以上でフラットとなっていた。
朝田氏は、「認知症問題は国策レベルの問題であり、大規模かつ継続的な疫学調査が必要である。またデータベース化などのインフラストラクチャーの構築が必要である」と提言し、講演を締めくくった。
(出典:ケアネット)
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