2012年6月18日月曜日

50代の8割はひっかかる? 健康診断結果の読み解き方


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





私は健康診断は時々しか受けませんが、過去から全項目が

全く問題ありません。



しかし、年間300万人受ける人間ドックの異常者は増え続け、

2010年には92%にもなる異常事態です。



また、献血は年に何度もして健康動向チェックに活していますが、

時々医師に超健康な秘訣を聞かれても微笑むだけにしています。





日本人はヘルス・リテラシーが低いので大病しないと健康の大切さに

気づかない人が多く、医療に丸投げしたままの人も同様に多いようです。





私は運よく40歳の時に同年齢同僚のあまりの不健康・老化ぶりを見て

「健康は人生最大の財産」「心身の健康は幸福の原点」だと気づいて

超健康マニアになって様々な経験を重ね、世界トップアスリートの著書に

紹介されるまでになり、健康・抗加齢分野で社会のお役に立とうと

50歳で独立しました。



超健康マニアになった40歳から医療機関に行ったのは、

・怪我

・歯科検診

・検診

だけで、病気にならない的を射た方法を実践・支援してき経験から

年間36兆円の医療費を激減させるのは簡単だと感じています。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。



****************************【以下転載】****************************



年に1度受ける健康診断。その結果は、自分の体を知る大事な“成績表”だ。とはいえ、数値を見ても、何をどう変えればいいのか意外にピンとこないのもまた事実だ。健康診断結果の数値に込められた「体のサイン」を読み解こう。





■50代の8割はどこか引っかかる? 普段の食事が如実に表れる



健康診断結果で、年齢とともに「要経過観察」や「再検査」といった判定が出やすいのが血圧、脂質、糖代謝、尿酸値といった生活習慣病関連の項目だ。「最も異常値が出やすいのは血圧」と、三井記念病院総合健診センター所長の山門實さんは言う。なんと50代の7割近くが血圧の異常値を示し、全体の8割がなにかしらの異常を示すという。「血圧、血糖値、脂質の異常は、いずれも食べ過ぎや野菜不足といった食習慣が原因で、1つが異常値の人は、ほかの項目も危ない場合が多い。いずれも動脈硬化、ひいては心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます」(山門さん)。



また、「検査結果のなかでも特に注意したいのが血糖値」とAGE牧田クリニック院長の牧田善二さんは指摘する。「コレステロール値を高い状態で放っておくと心筋梗塞になる危険性が約10%上がるといわれますが、糖尿病の場合は治療しないでおけば、ほぼ確実に失明したり、透析が必要になったりする」(牧田さん)。



健康診断の数値は、「経年的に見て、数値の上昇があれば、基準値内でも注意するべき」(山門さん)。例えば糖尿病の場合、境界型の状態が12年ほど続くと、ある日突然、血糖値が跳ね上がり、糖尿病になることが統計的に分かってきた。つまりサインは何年も前から出ているということだ。





~健康診断結果はここをチェック~



【肝機能】 酒豪は要注意、物言わぬ臓器の異変を知る

ここをチェック γ-GTP、GPT(ALT)、GOT(AST)



γ‐GTPとはたんぱく質分解酵素の一種。肝臓や胆管の細胞が壊れると血中に出るため、肝機能の指標の一つとなる。アルコール摂取量に敏感に反応するため、多少上がっても酒豪自慢のように語られがちだが、基準値を超えたら経過を押さえておこう。「高値が続く場合はアルコール性肝炎のリスクが高まり、肝炎の段階で禁酒しないと肝硬変へと進みます」(山門さん)。また、GPTやGOTの数値に異常がなく、γ-GTP値だけが高い場合は脂肪肝であることが多く、禁酒より減量が必要だ。



【脂質】 悪玉と善玉とのバランスが大切、女性は閉経後に急増  ←特に注意!

ここをチェック 総コレステロール HDLコレステロール LDLコレステロール 中性脂肪



かつては総コレステロール値が重要だと考えられていたが、現在はHDLコレステロール(善玉)とLDLコレステロール(悪玉)とのバランスが重視されるようになった。LDLは全身にコレステロールを運び、HDLは余分なコレステロールを回収する役割を担うため、どちらかが多過ぎたり少な過ぎたりすると、血管にプラークと呼ばれるこぶができて、動脈硬化の原因に。女性の場合は、閉経後にエストロゲンが減少するとLDLコレステロールが急激に増えるので、50代以上は注意が必要だ。



【腹囲】 メタボ判定の入り口



腹囲を測ることで内臓脂肪の蓄積をチェックする。男性は85cm以上、女性は90cm以上で、なおかつ血圧、血糖値、脂質のうち2項目が基準値を超えるとメタボリック・シンドロームと診断され、1項目が該当すると“予備軍”とされる。



【尿酸値】 痛風だけでなく、腎障害や動脈硬化の原因にも



尿酸とは体内でプリン体が分解されるときに生じる老廃物。通常は腎臓でろ過され体外に排出されるが、過剰に作られたり、排出力が低下したりすると血中の尿酸値が上昇する。痛風だけでなく動脈硬化の原因となり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす。



【貧血】 鉄不足で起きる鉄欠乏性貧血は女性に多い



貧血の診断で重視されるのがヘモグロビン値。貧血にはさまざまな種類があるが、鉄不足によって起きる鉄欠乏性貧血が最も多い。ヘモグロビン値、赤血球数、ヘマトクリット値の3項目から算出する赤血球恒数で、貧血の種類や原因を診断できる。



【血圧】 最も多いのが「高血圧」、長く続くと心臓病のリスク高 ←特に注意!



心筋梗塞や脳梗塞、腎不全など、怖い病気の引き金となる高血圧。加齢、肥満、ストレス、運動不足などの要因が考えられる。また、家族に高血圧の傾向があると、体質を受け継ぎやすい。血圧が高いからといってすぐに異常が起こるわけではないが、高い状態のまま長い期間放置することで、合併症のリスクが高まる。血圧が高い人は、数値をにらみながら食事や運動などで改善するように心がけたい。男性に多い高血圧だが、女性は閉経後に血圧が上がるので50歳を過ぎたら注意。



【血糖値】 3人に1人は糖尿病?治らない難病のサインを見極めよ ←特に注意!

ここをチェック 血糖 HbA1c



成人男性に急増している糖尿病。合併症のリスクが最も高く、一度かかると治らないだけに、数値の上昇には注意を払いたい。特に家族に糖尿病の傾向がある人は気をつけよう。糖尿病かどうかを判断し、その進行度合いを見る上で重要視されるのがHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)。血液中のヘモグロビンにどの程度の糖が付いているかを測るもので、過去1~2カ月の血糖値の平均的推移が分かる。高血糖が気になる人は、まず炭水化物を減らして減量することが大切だ。





アドバイザー



山門實さん

三井記念病院総合健診センター所長。昭和大学医学部衛生学教室客員教授。群馬大学医学部卒業。東京大学医学部第二内科勤務を経て、米オハイオ医科大学に留学。94年から現職。日本人間ドック学会認定人間ドック健診専門医。



牧田善二さん

AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。北海道大学医学部卒業。2003年に開設したクリニックで延べ10万人以上の患者を診察。『糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい』(講談社)など著書多数。



(出典:日本経済新聞)

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