2012年6月11日月曜日

筋肉が脂肪になるって本当なの? 働きもののカラダの仕組み

いつもありがとうございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





筋肉は実に正直なので、動かないといずれ動けなくなるのは

宇宙飛行士が宇宙ステーションで毎日毎日2時間のトレーニングを

継続していることでわかります。



アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは

「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨに

なるからだそうで、努力しだいでは解消できるそうです。





日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますが、

人間も動物なので運動は食事同様に重要な健康薬になります。



運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには

年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。



逆に過度な運動は健康にはよくないことは知られていないようですが、

万病の原因・活性酸素が過剰発生し、

動脈硬化を促進して健康を害します。





加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の

必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、

日常生活での運動量・強度は減ってきています。



加齢にともなう生体機能の低下.jpg



機能・気力・体力・活力の変化2.jpg



運動強度と心身の健康.jpg



運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を

入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、

やらない理由は見つけにくいと思います。



運動指針2006.jpg



今後行ってみたい運動種目.jpg



健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので

健康状態をよくし、体力をつけたい人はお互いに顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





関連フリーページ

“お手軽”運動で体の悩みを解消

からだ百科:筋肉の可能性

2008年に全世界で注目されている運動法とは?

子供の体力低下と向き合う

社員元気で会社元気

アスリート サポート実績



運動一般・有酸素系運動 関連ブログ 新しい順

運動継続の秘訣 運動には仲間重要 やる気維持 ご褒美も有効

大人のスポーツ柔軟に “過去の栄光”は足手まとい

ジョギングが寿命を延ばす スローペースがベスト

スポーツ選手の突然死、愛好者も注意 心臓発作、運動中に多発

ウオーキングの5倍の効果 スローピング運動とは 心肺機能の向上も

1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大

50代以上の半数がロコモ予備軍

春の運動はケガに注意、まず体を慣らしてから

認知症予防に短時間の運動 筑波大など研究 予防プログラムに活用

歩かない小学生、歩数3割減 ゲーム機の影響?

子供の運動ガイドライン 日本でも策定へ 肥満や体力低下を防止

40代、「下り坂」のからだを鍛え直す

四つんばいで運動能力向上 「転んでけが」防ぐ

安静時心拍数の増加は死亡リスク増大のシグナル

男のフィットネスが死亡リスクを低減

運動、1万歩だけじゃだめ 量と質のバランスが大事

子供の体力回復が鮮明に 10年度文科省調べ ピークには届かず

スポーツのケガ注意 自分の体力知り入念準備

ビジネスパーソンの自転車快適生活 週刊ダイヤモンド

日本は「運動不足」が65% 慢性疾患の原因に WHO

自転車は長く乗るより速く走る方が死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果大

マラソン、トライアスロン 健康志向で好評

運動不足を解消、手軽にできる室内運動

心も体も「元気になる」自転車 超高齢化社会の“必需品”

全国体力テスト 小5で福井が3年連続1位 「子供の体力回復していない」

市民マラソン空前のブーム ランニング人口、4年で200万人増

“階段生活”1カ月 アラフィフ記者の足腰は強化された

子供の体力低下 外で思い切り体動かそう

最大20歳の体力差! 日常的な運動する人としない人 文科省調査

労働者の5割が運動能力・体力に不安、20代でも同様

疲労と病気 運動で治まった倦怠感

基礎体力テストで死亡リスクを予測

中高年は若者より水必要 猛暑ウオーキング



無酸素系運動 関連ブログ 新しい順

60歳からの筋トレ 正しい動き習得、美しく進化

高齢者が筋肉サイズを維持するにはより多くの運動が必要

仕事ができる人は筋トレに取り組む、パートナーの下腹を気にする人は6割

重り体操で「百歳元気」 高知発、手軽な介護予防

メタボ予防も 気軽な室内運動で元気に

フィットネスクラブで介護予防 広がる民間活用

加圧トレーニング 短期間で筋力アップ

高齢女性は男性に比べ筋肉を維持しにくい

ウエイトトレーニングで筋肉が若返る

広がる「貯筋運動」 介護予防の現場など、「体軽く」と好評

注目集める加圧筋トレ 軽い運動で大きな効果



ストレッチ 関連ブログ

寝る前にストレッチ 体を柔らかく、太りにくく

50過ぎても 柔軟な体 ストレッチの効能



****************************【以下転載】****************************



薄着になると、お腹や脇腹のたるみが気になります。そろそろダイエットしなきゃって思っている人は、ぜひ、筋肉をしっかりと動かしてください。筋肉は、動かさないと中に脂肪がたまり、“霜降り”状態になるそうです。でも動かせば、動かした分だけどんどん元気になるのです。



スリムなボディーになるには、筋肉を鍛えた方がいい。これはもうダイエットの常識だろう。筋肉がしっかりしているから、体のラインや姿勢を維持できる。でも、わかってはいるけど実際はなかなか……。



などと躊躇(ちゅうちょ)している方に、ぜひ今回のお話をお伝えしたい。日々しっかり動いている筋肉はキリリと締まった姿をキープするが、動かずになまけていると、脂肪にまみれた“霜降り”状態になってしまうという。



「筋肉は、動いているのが正常な姿。これを動かさないのは、遊びたがる子供を小さな部屋に閉じこめるようなもの。異常が起きるのも当然なのです」



豊橋創造大学で筋肉の生理学を研究する後藤勝正さんはこう話す。霜降り化した筋肉は代謝も下がるから、全身にも脂肪がたまりやすくなる。いいことはひとつもないのだ。





■筋肉にも霜降りにもなる「サテライト細胞」の不思議



体を支える筋肉は、正式には「骨格筋」と呼ばれる。下のイラストのような紡錘形の姿をイメージする人が多いだろうけれど、実際はこれ以外にも、薄い膜状やリング状など、機能に合わせた様々な形がある。全身に約400個あり、総重量は体重の半分ぐらいだ。



筋肉の内部には、太さ数十マイクロメートルほどのごく細い線維がびっしり束になっている。この線維1本1本が「筋肉細胞」または「筋線維」と呼ばれる細胞で、長さは20cmを超えるものもある。普通、人間の細胞は数十μm程度のサイズなので、そうとう巨大な細胞だ。



細胞の中には、「筋原線維」というたんぱく質の糸があり、これが神経の指令でキュッと縮む。これが筋肉のパワーの源だ。筋肉細胞は、この収縮装置を収納する目的に特化した“器”といえる。



筋肉細胞には、サイズ以外にもうひとつ、際立った特徴がある。通常の細胞ならひとつしか持っていない「核」を、数百個も持っているのだ。



「筋肉細胞は、人間がまだお母さんのお腹の中にいるときに作られます」と後藤さん。「胎児の体ができていく過程で、筋芽細胞という細胞が融合して、細長い線維状になるのです。このときできた線維が、一生使われます。ただ、細胞は融合するけれど、核はバラバラのまま残るのですよ」。



筋肉1.jpg



へー、細胞が寄り集まってできるのか。その名残は大人の体にも残っていて、筋肉細胞のまわりには筋芽細胞の末裔が5~10個ぐらいあるそうだ。



「サテライト細胞」と呼ばれるこれらの細胞が、実は、筋肉の運命を握るキーファクター。トレーニングなどで筋肉を鍛えると、刺激を受けた筋肉細胞は、もっと強い力を出せるようになろうとする。「するとサテライト細胞が筋肉細胞と融合します。それで筋肉細胞が太く、パワーアップするのです」。一方、なまけている筋肉では筋肉細胞は徐々に細くなり、核の数も減る。と同時に、サテライト細胞に驚くべき変化が起こる。なんと脂肪細胞になってしまうのだ。



筋肉.jpg



「サテライト細胞は、筋肉と脂肪細胞のどちらにでもなれるのです。ただ、脂肪になる方のスイッチは通常、抑えられている。でも、筋肉をほとんど動かさないと、そちらのスイッチがオンになってしまうのです」



こうなると、筋肉の内部に、脂肪細胞が点々と生まれることになる。見事にサシの入った霜降り筋肉の出来上がりだ。う~む、なんということか…。





■霜降りは解消できる



ただ、いいニュースもある。後藤さんによると、通常、サテライト細胞は増殖する能力がとても高いので、たとえ筋肉が一度霜降り化しても、再生は十分に可能なのだという。



「運動不足の筋肉細胞は細くなっていますが、消えてなくなることはない。動かしさえすれば、サテライト細胞の融合作用が再び始まります」



なるほど。つまり筋肉の運命は、自分次第でどうにでも変化するということか。決めるのはあなた。さて、どっちの道を選びますか?





北村昌陽(きたむら・まさひ)

健康・医療系のフリーランスライター。医療専門誌や健康情報誌の編集部に計17年在籍したのち独立。専門知識を生かした取材・執筆活動を続けている。著書『カラダの声をきく健康学』(岩波書店)。



(出典:日本経済新聞)

0 件のコメント: