いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
28日夜は、親しくさせていただいている健康増進クリニックの
水上院長先生が講師の抗加齢倶楽部の勉強会に参加しました。
健康増進クリニックは2007年に千代田区九段に設立された、
最高の統合医療をめざす比類のないクリニックで、
水上先生は癌先進補完医療研究会理事長もされているので
むずかしい進行ガンもよい結果を出されています。
今回のテーマは、「遺伝子医学入門」でしたが、
たいへんわかりやすく勉強になり、私自身の抗加齢実践内容の
自信と確信がさらに深まりました。
・男性のY染色体が年々小さくなっていて消滅するのか?
・DNAのコピーミスは100~200万回に1回という超正確さ
・DNAの修復はDNAポリメラーゼが数時間で修復する
・被曝恐怖症候群・ヒステリーは心配し過ぎ
・遺伝子の発現が変化する様々な生活習慣
・長寿遺伝子の発現を活性化する生活習慣の秘訣
・遺伝子検査で様々なことがわかる
など。
最後に来月のテーマ「長寿と性格」の予告があり、
ウェブサイトで検索して以下の記事を見つけましたので
1ヶ月早いお披露目になります。
このアメリカの研究は過去に例がない同一人物を生涯にわたり
80年間、1500人も追跡したすばらしいものです。
本にもなり、翻訳本も出ていますので早速注文しました。
長寿と性格 なぜ、あの人は長生きなのか
> 幼児期に見られた性格上の特徴と社交性により、
> 数十年後の死亡リスクが予測できた
> 小児期に最も陽気で最良のユーモアセンスを持ち合わせていた人は、
> 平均的に短命
> 用心深く粘り強い人ほど良好な健康状態を維持し、長生き
> 最も健康で長生きしたのは、仕事に熱心に打ち込んだ人
> ペットと遊ぶことは長寿に関係しない
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
****************************【以下転載】****************************
くよくよ悩まず陽気に過ごし、あまり働きすぎない—。これは長寿のための適切なアドバイスのようだが、カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)心理学のHoward S. Friedman教授とラ・シエラ大学(リバーサイド)心理学のLeslie R. Martin教授は、2011年3月に出版された共著『The Longevity Project: Surprising Discoveries for Health and Long Life from the Landmark Eight-Decade Study(Hudson Street Press)』に、そうではないどころか、その逆であることが分かったと記している。同著は、両教授らが性格が長寿の予測因子となるか否かを検討した画期的な研究The Longevity Projectから得られた研究結果をまとめたものである。
1500人以上を生涯にわたり追跡
Friedman教授は著明な心理学者で、20年間にわたりThe Longevity Projectを主導してきたが、今回の結果について、「研究者やマスコミが当然と思い込んでいることがしばしば覆されるのには、本当に驚かされる」と述べている。また、「最も意外だったのは、幼児期に見られた性格上の特徴と社交性により、数十年後の死亡リスクを予測できたことだ」と指摘している。
今回のThe Longevity Projectは、1921年にスタンフォード大学(同州スタンフォード)で心理学の教鞭を執った故Louis Terman教授らが、当時10歳前後であった頭脳明晰な小児1500人以上を追跡した研究が基になっている。対象児は生涯追跡され、家族歴と家族関係、教師と親による性格の評価、趣味、ペットの有無、仕事上の成功、学歴、兵役の経験など膨大な情報が収集された。Friedman教授らは、Terman教授らとその後の研究者らが調査・収集してきたデータを検証し、取捨選択・補足して今回の出版に至った。
楽天的過ぎるとリスクも多い
Friedman教授らは、研究を開始したきっかけについて「以前から、個人差、ストレス、健康状態、長寿に関する既存の研究に不満を持っていた。疾患に罹患しやすい人や回復が遅い人、早世する人がいる一方で、同じ年齢でも元気な人がいるのは明らかで、これまでに、不安、運動不足、神経を使う仕事、向こう見ずな性格、無信仰、交際嫌い、社会集団の崩壊、悲観主義、医療アクセスの悪さ、A型性格の行動パターンなど、あらゆる危険因子が同定されていたが、長期にわたり十分に検討された因子はなかった。つまり、同一人物を生涯にわたり追跡した研究は存在しなかった」と回想している。
そこで同教授は1991年に、当時まだUCRの学生であったMartin教授らとともに、Terman教授らの研究の参加者を対象に、健康と長寿に関する因子を追跡することを計画した。同プロジェクトは当初、6カ月間の予定であったが、米国立加齢研究所(NIA)から一部助成を受けて、その後20年間継続された。最終的に研究チームはTerman研究の参加者の死亡証明書の調査、インタビューの評価、数万ページに及ぶ情報の分析を数年にわたり行う100人以上の大学院生・大学生を抱える大所帯となった。
Martin教授は「今回の研究では、幸福と健康に関する新たな理解が得られた。中でも特に意外であったのは、The Longevity Projectの参加者のうち、小児期に最も陽気で最良のユーモアセンスを持ち合わせていた人が、あまり陽気ではなく、冗談を言う性格でもない人と比べ、平均的に短命であったとする知見である。つまり、用心深く粘り強い人ほど、良好な健康状態を維持し、長生きしていた」と述べている。
Friedman教授は、その理由の1つとして「例えば、陽気で能天気な小児は、その後の人生において健康を危険にさらすような行動を取りやすい」点を指摘している。今回の研究によると、楽天的であることは危機的状況では時に役に立つが、「なんでもうまくいく」という考え方に偏り過ぎると、日常生活でかえって危険を招く可能性がある。そうした考え方の人は、健康や長寿に重要な事柄に対しても軽視しがちであるという。一方、用心深く粘り強い性格は、長期にわたってプラスに働くとされる。同教授は「幸福は健康の真の源ではないことが分かった。幸福と健康とは、両立し合うものだ」と述べている。
結婚の影響には性差あり
今回の知見の多くは、世間一般の通念と矛盾するところが多い。例えば、以下のような知見が得られている。
(1)結婚は男性の健康にとってプラスになるかもしれないが、女性にとってはさほど関係ない。堅実な結婚をした男性、すなわち婚姻生活を長く維持できた男性は、70歳以上まで生きる傾向にあったが、離婚男性で70歳以上まで生きた人は3分の1に満たなかった。さらに、一度も結婚歴のない男性は、再婚した男性よりも長生きし、離婚男性と比べた場合、その傾向は有意であったが、堅実な結婚を維持した男性ほど長生きしなかった
(2)女性の場合、離婚が健康に及ぼす影響は、男性よりもはるかに小さい。離婚後に再婚しなかった女性と堅実な結婚を維持した女性の寿命は同等であった
(3)「働きすぎず、ストレスをつくらない」というのは、健康と長寿のためのアドバイスとしてふさわしくない。Terman研究の参加者のうち、最も健康で長生きしたのは、仕事に熱心に打ち込んだ者であった。男女とも、のんびり気楽に過ごした人より生産的な生活を維持した人の方が明らかに長生きしていた
(4)公教育の開始が早過ぎること、つまり6歳未満で1年生になることは、早世の危険因子である。遊ぶ時間を十分に持ち、級友とかかわり合えることは小児にとって非常に重要である
(5)ペットと遊ぶことは長寿に関係しない。ペットから安らぎを得ることは時々あるが、友人の代用にはならない
(6)退役軍人は長生きできない場合が多いが、意外なことに、戦争による心理的ストレス自体が主要な健康リスクであるとは言えない。むしろ問題は、従軍後に不健康な生活習慣に陥ることである。戦争という衝撃的な体験の意味を見いだし、安全な世界を再度実感できた者は、たいてい健康な生活に戻る
(7)愛されている、気遣ってくれる人がいると実感している者では幸福感を抱きやすいが、そのことは長寿には影響しない。健康的な人になるか、不健康な人になるかは、その人のかかわる集団によって決まることが多い
心配し過ぎず健康な行動を積み重ねる
Friedman、Martinの両教授は「健康的な生活を始めるのに遅過ぎるということはない。最初の第1歩は、健康的な生活を送るためにしなければならないことのリストを捨て、過剰な心配の連鎖をやめることだ。食事においてω-6脂肪酸とω-3脂肪酸をどのように取るかなど、健康と長寿に役立つとされる細々としたことを考え過ぎると、重要な道筋からかえってそれることになる。自分にとっての“健康的な生活パターン”を長期的視点から思い描くことができれば、今からそのパターンに近づけることができる」と指摘している。
同教授は「変化は“少しずつ積み重ねていくもの”ととらえるべきである。一夜にして自分自身を大きく変えることはできないが、小さな行動の変化を段階的に積み重ねていくことで、やがては長寿への道を開くことができる」と述べている。
(出典:株式会社メディカルトリビューン)
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