2012年3月15日木曜日

メタボリックシンドローム メタボは心筋梗塞への「爆弾」

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メタボな人は突然死リスクが高いですが、
メタボ改善はすぐに出来ないので、まず発症リスクを減らしてから
ダイエットに励むことがよい方法で、むずかしくありません。

真剣に取り組みたい人には的を射たサポートが出来ますので
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私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

寒さは和らいできたが、メタボリックシンドローム(メタボ=内臓脂肪症候群)に該当する人にとっては、春先は要注意の季節でもある。内臓脂肪型肥満を主因とする心筋梗塞のリスクが気候の寒暖差によって高まる傾向が明らかになってきたからだ。肥満は単なる肥満にとどまらない。内臓脂肪が心臓の血管に悪影響を与え、心筋梗塞を引き起こす“爆弾”となっている。循環器専門医である徳島大学大学院の佐田政隆教授にメカニズムと最新治療について聞いた。


動脈硬化のリスク2倍

最新の人口動態統計の推計によると、心筋梗塞や狭心症などの心疾患は、がんに次いで日本人の死因の2位で年間19万8000人。「心筋梗塞になって救急で運ばれる患者さんはいつも死のふちに立たされている。患者さんの命をどう助ければいいのか」という強い思いから佐田教授は動脈硬化の研究を始めたという。


◆超悪玉の心臓周囲脂肪

研究を続ける中、佐田教授は、内臓脂肪面積がメタボの診断基準にある100平方センチ(腹囲換算で男性85センチ、女性90センチ)に達するような人は心臓の周囲にも脂肪が蓄積しているケースが多いことに着目した。内臓脂肪から出るホルモンであるアディポサイトカインについて、「おなかの脂肪から出るものを悪玉のアディポサイトカインとすると、心臓回りに蓄積している脂肪から出るものは超悪玉のアディポサイトカインといえる。これは慢性的に炎症を引き起こし、冠動脈も含め、血管をぼろぼろにする」と指摘する。

健康な人でも冠動脈の回りには少量の脂肪がついており、ふだんはアディポネクチンという動脈硬化などを防ぐ善玉のホルモンを分泌している。だが、心臓を覆うほど脂肪が蓄積されると、超悪玉ホルモンを分泌する厄介な「異所性脂肪」に一変する。

英国の学術誌に掲載された論文によると、さまざまな疾患で亡くなった人を対象に体内を調べたところ、約9割の人が動脈硬化を起こしていたという。

だが、動脈硬化には自覚症状がなく、心臓の血管に狭窄(きょうさく)があるかどうかは、通常の健康診断ではほとんど把握できない。佐田教授は「糖尿病の場合、命にかかわるまでには一定期間の猶予があるが、冠動脈の硬化は気づかぬまま倒れることが多い」と警告する。

健康な人に比べ、メタボに該当する人は動脈硬化のリスクが約2倍高いことが疫学研究から明らかになっている。国民健康・栄養調査によると、40歳から74歳の男性の2人に1人がメタボ、もしくは予備群とされ、その予防には早い段階なら運動や食事療法は効果的だ。

ただ、運動ができない環境にある人や食事療法も続かないなどの場合は、薬物治療を効果的に取り入れることも選択肢の一つだ。

内臓脂肪型肥満では高血圧を合併している人が多く、高血圧によって血管の壁に通常より高い圧力がかかり、傷みやすくなる。こうしたことから佐田教授は「薬剤を投与して血圧を下げることも重要」と指摘する。

メタボ合併高血圧の治療にはARB(アンジオテンシンII受容体拮抗(きっこう)薬)という降圧剤が高血圧治療ガイドライン(JSH2009)で推奨され、そのうち、「血圧低下作用のみならず、内臓脂肪も減らす働き」を有するいわば多面的作用を持った薬が注目されている。


◆治療薬投与も選択肢

このことは、悪玉や超悪玉のアディポサイトカインを出す悪い脂肪を減らし、アディポネクチンを出す良質な脂肪に変えることを意味する。

さらに佐田教授の行った臨床研究では、血管内のプラーク表面の膜が薄くなって破裂する危険のある状態のとき、この薬を投与すると膜が薄くなるのを抑制して安定化させるデータも得られた。

「おなかに内臓脂肪がついているということは心臓にも脂肪がついていると認識すべきだ。メタボの本当の恐ろしさは、自覚症状のないまま、心筋梗塞のリスクを高めていることだ」と佐田教授は警告している。


□狭窄と破裂 プラーク、二重の危険

予測困難な「Xデー」


内臓脂肪の蓄積が心筋梗塞をもたらすメカニズムとはどのようなものなのだろうか。

心臓の冠動脈は右側にある右冠動脈と、左側にある左冠動脈がある。左冠動脈は途中から前側を通るものと後ろ側に回るものと2本に分かれるので、冠動脈は計3本となる。

内臓脂肪が過度に増えると、内臓にとどまらず、異所性脂肪として、心臓の周りにも蓄積され始める。その脂肪が、悪玉のアディポサイトカインを冠動脈内に放出し、徐々に動脈硬化が起こる。

一般に動脈硬化というと、血管の中にコレステロールがたまって詰まる、という狭窄のイメージを持つ人も多いかもしれない。だが、佐田教授は「それだけではない」とし、「最新の研究ではプラーク自らが破裂して、血管を詰まらせてしまう二重の危険が分かってきた」と指摘する。

動脈硬化が進んだ冠動脈の内部では、脂質を取り込んだマクロファージがたまりプラークが形成される。プラークを覆う膜が薄くなると、血管の内部でひび割れを起こし破裂、そこに血栓が形成され、血管を詰まらせる。

これが典型的な心筋梗塞の例で、血液が流れなくなった部分の心筋細胞は壊死(えし)し、心不全となり、命の危険にさらされる。

心筋梗塞につながる冠動脈の硬化などは、最近、技術の進歩でCT(コンピューター断層撮影)検査でもチェックすることができるようになってきた。だが「ある程度のプラークは分かるが、それが詰まって心筋梗塞を起こす“Xデー”の予測は難しい」のが現状だ。

佐田教授は「冠動脈疾患の人を調べると、心臓周囲の脂肪が明らかに厚くなっている。動脈硬化を防ぐためには、その原因となる内臓脂肪を増やさない」ことが何より重要だという。

佐田教授が日常生活の予防として勧めているのは運動と食事の管理による減量だ。「必ずしもスポーツジムに行く必要はなく、駅まで歩くようにして1日1万歩を確保するといったことが大事」とし、「食事面では脂っこいものを減らす。サバやアジの青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)もよさそうだ」と話す。

「心臓疾患はもとより、無症状の人でも動脈硬化を起こしているケースがある。小学生のころからすでに動脈硬化の兆候がある人が多いとのデータもあり、子供のころから食には注意しないといけない」と佐田教授は警鐘を鳴らしている。


【プロフィル】佐田政隆

さた・まさたか 東京大学医学部卒。米ケースウェスタンリザーブ大、タフツ大へ留学。東大大学院客員准教授を経て、平成20年から徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部循環器内科学分野教授。


撲滅運動キャンペーン」に取り組んでいます

産経新聞社では、「メタボリックシンドローム撲滅のためのキャンペーン」に取り組んでいます。詳しくは、メタボリックシンドローム撲滅委員会専用ホームページまで。

(出典:産経新聞)

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