2011年9月16日金曜日

「食生活と身体の退化 先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」という本のご紹介

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◆原発・放射能関連
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・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

・汝の薬を汝の食べ物とし、汝の食べ物を汝の薬とせよ
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)


たった1回限りの人生をどう生きるか、
自分の食事にかかわっているほど生きていくうえで、
食べることは決定的に重要です。

生まれ住んでいる地域の旬の食物を食べ、
消化・吸収する仕組みができ、
日本人は米、野菜、魚介類を中心とした食事にあった
身体にできています。


健康の大切さに気づいた人は、
世界の健康政策の原典・通称マクガバンレポート
ご存知だと思います。

さらにご存知の人は、
アメリカからパン食を餌付されたことも
ご存知だと思います。

結果として日本人の心身の健康状態は悪化の一途となり、
アメリカの戦後の復讐は大成功し、
さらに食料植民地化も大成功しています。


今回ご紹介する「食生活と身体の退化」という本は大判で
500ページ近い大作になり、価格も4200円します。

著者は現代人の食生活に警鐘を鳴らしたウェストン・プライス博士で、
増補・改訂版として昨年10月に発行されています。

1930年代に世界14の先住民族を23万kmにもおよぶ調査旅行で、
伝統食を捨てて食生活が近代化すると顔の形や口腔内だけでなく
精神までも退化してしまうことを克明に書いておられます。


この調査結果を知っていたGHQが、優秀・勇敢だった日本人の心身を
劣化させるために近代食化させようとするのですが、当初はうまくいかず、
1954年からのPL480法により
・学校給食制度をつくらせ、パン、ミルク、マーガリンを食べさせる
・全国にキッチンカーを走らせてフライパン運動を展開
・などなど
あっという間に食事が欧米化していくわけです。

日本人は米国に餌付けされた.jpg

そして調理力が失われ、健康状態も悪化してきたわけです。

調理力と健康は相関グラフ.jpg

40代以下は調理力が乏しく、おふくろの味 → 袋の味になってしまった。

子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)

栄養摂取量の推移

そして、お菓子ばかり食べるおかしな国になっています。

菓子と米消費額推移.jpg


食 関連フリーページ
食生活の改善 (私がめざしている食生活)
食の提言
食育のすすめ -大切なものを失った日本人-
粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」
戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!
健康的な油脂類の摂り方
「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第
マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?
あぶないコンビニ食
マーガリン・精製油の恐怖

21世紀の知的健康法 2.0
『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会

****************************【以下転載】****************************

【目次】(「BOOK」データベースより)
なぜ先住民から学ぶのか/衰退の一途をたどる近代文明/スイス-孤立集団と近代化集団/ゲール族-孤立集団と近代化集団/イヌイット-孤立集団と近代化集団/北アメリカ先住民-孤立集団と近代化集団/メラネシア人-孤立集団と近代化集団/ポリネシア人-孤立集団と近代化集団/アフリカ諸種族-孤立集団と近代化集団/オーストラリア先住民-孤立集団と近代化集団〔ほか〕


食生活と身体の退化本表1010.jpg

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
現代文明と接触し食生活が「近代化」しはじめたとたん、先住民族の口腔や顎の構造がどんなに打撃を受け、劣化しはじめるか。-1930年代に世界各地で10数年にわたるフィールドワークをつみ重ね、その事実を明らかにして現代人の食生活に警鐘を鳴らしたウェストン・プライス博士の記念碑的「古典的名著」が、いま、読みやすい形で日本人に提供される。

【目次】(「BOOK」データベースより)
なぜ先住民から学ぶのか/衰退の一途をたどる近代文明/スイス-孤立集団と近代化集団/ゲール族-孤立集団と近代化集団/イヌイット-孤立集団と近代化集団/北アメリカ先住民-孤立集団と近代化集団/メラネシア人-孤立集団と近代化集団/ポリネシア人-孤立集団と近代化集団/アフリカ諸種族-孤立集団と近代化集団/オーストラリア先住民-孤立集団と近代化集団〔ほか〕

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
片山恒夫(カタヤマツネオ)
1910-2006。大阪歯科医専卒(現・大阪歯科大学)、豊中保健所、大阪府歯科衛生士養成所長、大阪府衛生部、市立豊中病院歯科部長を経て片山歯科研究所を主宰した。元日本歯周病学会理事、元口腔衛生学評議員、医学博士、F.L.C.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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