2011年9月10日土曜日

朝食に果物を食べよう

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

・汝の薬を汝の食べ物とし、汝の食べ物を汝の薬とせよ
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)


たった1回限りの人生をどう生きるか、自分の食事にかかわっているほど
生きていくうえで、食べることは決定的に重要です。

果物消費量

世界的に見ても日本は果物を食べていないですね。

また、朝食を摂らない人もかなりいるそうですが、
手間のかからない果物をうまく活用したいものです。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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「朝の果物は金」ということわざがある。一日の生活を始めるにあたって必要な栄養素が摂取できるというのがその理由だ。不足しがちな栄養素を補えるほか、加熱調理する必要がないので、忙しい現代人の朝の時間帯でも比較的食べやすい。朝食に果物を食べる様々なメリットについて検証してみた。

朝食を英語で「ブレックファスト(=断食を破るの意)」というように、私たちは朝食によって、睡眠中は口にしていなかった食べ物を、数時間ぶりに口にすることになる。女子栄養大学の香川靖雄副学長は「朝は消化管の活動が鈍いので、吸収されやすい果物は朝食に適している」と言う。果物に含まれるのは主に水分と炭水化物。寝ている間に汗などで失った水分を補うことができ、エネルギー源となる炭水化物も摂取できるからだ。


忙しい朝に便利

日本人に不足しがちな栄養素である食物繊維やカリウムが豊富に含まれているのも果物の特徴だ。カリウムはナトリウムを排出し、血圧を下げる効果があるとされる。一日のうちで、血圧が最も上がりやすい時間帯は朝なので、「高血圧の人は朝食に果物を食べるといい」(香川副学長)。食物繊維は便通の改善にも役立つ。

果物は調理がいらないので、忙しい朝の食事に便利だ。20歳代の男性では3割以上が朝食を食べないといわれ、朝ご飯を食べない人が増えていることが問題になっている。「時間がない」「食欲がない」というのが主な理由だが、例えばバナナのように手で皮をむいて食べられる果物ならば、手間がかからない。最近は、コンビニエンスストアなどでもカットフルーツを売っているので、利用したらいいだろう。

朝食を取らずに出勤すると、脳のエネルギーとなるブドウ糖が不足し、集中力が低下する恐れもある。不足した栄養を挽回しようと、昼、夜に食べる量が増えるので、肥満になりやすいという調査結果もある。理想的なのは、ごはんにみそ汁、焼き魚、あるいは、パンに卵とサラダといった栄養バランスのとれた朝食だが、余裕がなければ果物を口にするだけでも、ずいぶん違う。

食物に含まれる酵素に着目して、患者への食事指導をしている鶴見クリニック(東京都中央区)の鶴見隆史院長は、「起きたばかりで活動が鈍っている胃腸に負担をかけないため、朝食には果物を食べた方がいい」と助言する。食べ物を消化する際、体内ではアミラーゼなどの消化酵素が使われるが、生の果物に含まれる酵素がその働きを助けるという。

「朝は食事をする時間というよりも、前の日に摂取した食品のかすを排せつする時間と考えたい」(日本リビングフード協会のいとうゆき代表)という意見もある。朝に重い食事をすると、エネルギーが消化に使われ、排せつがスムーズにいかなくなる場合があるという。消化しやすい生の果物は「消化器官に負担を与えないので、朝食にお薦め」(いとう代表)という。

栄養学の観点からは1日200グラムの果物を食べることが推奨されているが、現代人が実際に摂取しているのは半分の110グラムほど。200グラムの目安は、桃やナシ、リンゴなら1個、ブドウは1房、ミカンは2個程度。どんな果物を食べるかは好みで選べばいいが、「旬の時期に採れた果物は、各種の栄養素が豊富に含まれている」(茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科の山田康輔助教)。


夜食は肥満注意

「朝の果物は金」ということわざは、「昼は銀、夜は銅」と続くが、「これについて科学的に検証した文献はない」(山田助教)。必要な栄養素を取るという意味では、昼、夜に食べても効果は同じだという。ただし、朝や昼に比べ、夜、特に深夜にものを食べると、脂肪として蓄積されやすくなる。肥満防止の観点からは、朝のほうが適していると言えそうだ。

朝の果物には利点が多いが、特定の病気の人などには注意が必要なケースもある。腎疾患のある人は、血液中のカリウム値が高くなりすぎると体に負担がかかる恐れがあるので危険だ。糖尿病の人も、血糖値が上がりすぎないよう、食べ方について、かかりつけ医の指示を受けたほうがいいだろう。


たんぱく質も摂取を

何をどのくらい食べるか、だけでなく、食べる時間による影響を研究する「時間栄養学」によると、「朝食には炭水化物とたんぱく質を摂取するのがいい」(香川副学長)のだという。

人の体内時計は1日約25時間の周期で働くが、朝の光や朝食を食べることで時間をリセットしている。その際、炭水化物のみの朝食やたんぱく質のみの朝食では、調整が不十分になり、炭水化物とたんぱく質をバランス良く摂取した場合には、必要な調整が行われるという。

朝食に果物を食べれば、炭水化物を取ることはできるが、たんぱく質は不足する。「果物だけでなく、卵やヨーグルト、チーズなど、良質なたんぱく質を合わせて食べたほうがいい」(香川副学長)。三大栄養素をバランス良く取るという観点からも、果物で不足する、たんぱく質や脂質との組み合わせは相性がいい。

(出典:日経プラスワン)

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