2011年9月2日金曜日

英医学雑誌「長寿世界一」に警鐘も 「日本の保健医療」を特集

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甦れ日本(上)
甦れ日本(中)
甦れ日本(下)


日本全体の平均寿命は近い将来、短命化する兆候は
いくつも見られますが、国は有効策を打っていないように感じます。

食生活と身体の退化 先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響
1940年代に伝統食を捨てて食生活が欧米化すると
顔の形や口腔内だけでなく、健康と免疫力を失い、精神までも
劣化する大規模な調査報告

これを日本人に悪用したのがアメリカ

◆1954年、戦勝国アメリカは優秀・勇敢な日本人の心身を劣化させる目的で
 学校給食制度を利用するなどしてパン食を餌付した
 急速に食事が欧米化していく

日本人は米国に餌付けされた.jpg

栄養摂取量の推移

短命化が始まった 長寿村での「食意識」の変化
山梨県上野原町棡原の変化
・1968年:全国でもまれな男女長寿地域
 数々の研究調査が実施された
 伝統食=貧しい食事は嫁がこないと広報拒否
 食習慣が急速に欧米化していく
・1984年8月28日朝日新聞報道
 急速に短命化し、長寿村崩壊の兆し

◆1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われている
アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)
よれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食

◆長寿県沖縄県の1995年疫学調査で団塊世代男性が短命化

短命化が進んでいる.jpg

2000年の沖縄県男性の平均寿命が26位に転落
 26ショックと言われて注目された

◆2007年10月 週刊ダイヤモンド
 世界保健機関(WHO)の統計でも、長寿神話の揺らぎは確認できる
 長寿神話に日本が安心していられる時代は終わった

◆2009年、長寿の島・奄美に危機 65歳未満で高い死亡割合

調理力と健康は相関グラフ.jpg

ランセット誌の指摘・警鐘は当然です。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

英医学誌ランセットは1日付で、低い医療費で平均寿命が世界一となった日本の保健医療の現状と課題をまとめた日本特集号を発刊した。「長寿世界一」の背景を分析する一方、経済停滞や不十分なたばこ規制などのため「長寿世界一」から転落する可能性も示唆している。

同誌は1823年創刊。特集号では国内の研究者計50人が導入50年を迎えた皆保険制度の変遷や医療費抑制策などを分析した論文を寄稿。「長寿世界一」の背景として1950年代から60年代初めは感染症の死亡率が急速に低下、皆保険制度導入後は減塩や降圧剤によるケアが脳卒中死亡率を低下させたと分析した。

ただ、米ワシントン大のクリストファー・マレー保健指標評価研究所長は誌面で「経済停滞、政治の混乱、高齢化、十分でないたばこ規制という状況の中で効果的に対応しているようには見えない」と指摘。「協力して取り組まなければ世界での平均寿命ランキングから下がっていく可能性がある」と警鐘を鳴らした。

(出典:日本経済新聞)





低水準の医療費で世界一の長寿 英誌、日本を高く評価

世界的に知られる英医学誌ランセットは9月1日、日本の「国民皆保険制度」達成から50年を記念する日本特集号を発刊する。国内で「医療崩壊」が叫ばれる中、低水準の医療費で世界一の長寿を達成した日本の医療制度を高く評価する内容。その一方で急速な高齢化や財政難、改革の先送りで持続性が危ぶまれているとも指摘している。

2008年時点で国内総生産(GDP)比の医療費は、経済協力開発機構(OECD)加盟国中20位と低水準でありながら、良好な健康状態を達成したと指摘。世界に教訓を提供できるとしている。

その上で、東日本大震災で医療分野の人材不足など現行制度の課題が浮き彫りになり、「低い経済成長と不安定な政治状況が構造改革を困難にしている」と分析。国から都道府県への権限移譲、保健・医療分野での国際交流の活発化など四つの改革を提案した

(出典:産経新聞)

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