2010年11月15日月曜日

「そろばん特区」で学力底上げ 算数の能力向上

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学力の基本は、読み・書き・そろばん。

私達の4兄弟は、
・兄と私はそろばんを習わなかった
・妹と弟はそろばんを習った
数字に関しても理解力や記憶力の差には舌を巻くほど。


インドでは2桁の九九を覚えるそうで、日本では九九はできない人が
増えているようで、そろばんの完全復権はよい教育再生方法だと思います。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


教育関連ブログ

****************************【以下転載】****************************

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「中学の教育レベルが低いってほんと?」「西宮に引っ越した方がいいかしら」――。兵庫県尼崎市武庫之荘本町の主婦、堀久美子さん(35)は最近、同世代の「ママ友」とそんな会話をすることが増えた。

7年前、夫の転勤に伴い、2歳の長男を連れ、名古屋市から移り住んだ。子育てサークルや母親向け講座が充実し、尼崎は「ママに優しい街」だった。ただ、子どもが成長するうち、公立学校の教育力に不安を感じるようになった。堀さんは今、自問自答している。

「この街に子どもを任せて大丈夫だろうか」

市教委が6年前から児童生徒を対象に行う業者テスト。市教委は毎年、基準点を超えた生徒の割合をホームページで公表している。2009年5、6月、小学5年と中学2、3年が受験したが、中学2、3年は全5教科で全国平均を下回った。「尼崎60%、全国71%」「尼崎73%、全国84%」。中3の数学と理科は10ポイント前後の差がついた。小学5年はほとんど差がなかった。

市教委は「中学入学時に環境の変化に戸惑って起こる『中1ギャップ』が背景にある」と分析。小中一貫教育が進む京都市への視察や、小学生に中学校の授業を体験させ、学習への興味を高める取り組みを始めている。

家庭の経済事情も深刻だ。県教委は今年5月、「就学援助」を受ける児童生徒が全体の25%以上を占める学校数を調査。尼崎市では、小学校43校中16校、中学校では19校中17校に上った。学校数がほぼ同数の西宮市は小学校5校、中学校2校。市教委は「家計が苦しいと、教育への投資が難しくなる」としている。

しかし、好転の兆しもある。市教委は集中力や記憶力向上に役立つとされる「そろばん」に着目。2004年にそろばんを授業に組み込む「そろばん特区」が国に認められたことを受け、09年度から全43小学校で実施している。

「願いましては。足して17円なり。10円なり」

市立浦風小の「計算科」の授業で、4年の児童たちは私語を交わすこともなく、黙々とそろばん玉をはじいていた。「この緊張感と集中力を保つことができれば全教科の学力向上につながる」。高木章校長は手応えを感じている。

成果は上がっている。05年と08年に実施した業者テストでは、小5の市内全体の総合点(4教科400点満点)は平均で5・4点アップした。05年までに計算科を導入した5校では、平均で22・3点アップとさらに効果があった。

市の業者テストの分析を行う大阪大学の志水宏吉教授(教育文化学)は「英国では1990年代、学力調査で学力が低いとされた学校の生徒が激減し、廃校に追い込まれるケースが相次いだ。レッテルが張られると教師が頑張ってもなかなかイメージは払拭(ふっしょく)ができない。今の尼崎がそんな状態だ」と指摘する。

しかし、その一方で「必要以上に結果を気にして学校間の競争をあおるべきではない。テスト結果を吟味し、そろばん授業のように効果のある取り組みを着実に進め、じっくりと学力の底上げを図っていくべきだ」と提言している。

子育てランキング リクルート社が発行する無料住宅情報誌「スーモマガジン」10月20日号は、巻頭で阪神間や神戸、明石など13市町の「子育てしやすい街ランキング」を特集。保育所などの施設数や料金など35項目にわたり比較した。

尼崎市は「小児1万人当たりの小児科医数」(19.73人)が1位、「保育所待機児童数」(5人)や「0歳児受け入れの私立保育所数」(53か所)が2位に入るなど1~3位に8項目が入った。隣接する西宮市は7項目。さらに詳しい比較はホームページ「生活ガイド.com」で見ることができる。

(出典:読売新聞)

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