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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
日本人にとって世界最高の長寿食は伝統的な日本食ですが、
戦勝国アメリカの日本人骨抜き・従属国政策でパン食の餌付けが
見事に大成功して捨て去った過去の食事と化していますが、
世界では高く評価され、特に知識層、富裕層にその傾向が強いようです。
そんなことから欧米のエリートは箸づかいも巧みだそうですが、
日本の小中学校の先生で箸が正しく使える人は42.7%だそうです。
05年2月に行きつけの老舗蕎麦屋でせいろ食べ放題があった時に
参加していた10名弱の女子高生は全員が握り箸、犬食いで、
親は子供のしつけを放棄しているといわれていますが、
大人向け箸育が人気なのだそうです。
1300年といわれている箸文化も崩壊に向かっているようで、
創るのは大変、壊すのは簡単なのですね。
身体は、食べたものからつくられ、毎日毎日入れ替わっていますので、
たった1回の人生をどう生きるか、自分の食事に関わっているほど生きていくうえで、
食べることは決定的に重要です。
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■けた違いのスリムさ
食をめぐる21世紀の世界は異様な光景を描き出している。一方で、途上国の深刻な食糧不足と飢餓。他方では飽食と肥満。その中で日本の料理に国際的な関心が高まっているのは、食材の利用に無駄が少ないことと、健康イメージが強いことが大きな理由だという。
経済協力開発機構(OECD)がまとめた主要30カ国の15歳以上の肥満率によると、BMI(体重を身長の2乗で割った値)が30以上の「肥満」人口のトップは米国の32・2%。日本は韓国と並び最も低い3・2%。米国の約10分の1とけた違いの少なさだ。
BMI25~30未満の「過体重」では、トップのイギリスが39%、2位メキシコ38・1%。日本は21・6%と、これまた最も低い。皮肉にも昨年、その日本で肥満大国・米国のダイエットDVD「ビリーズ・ブート・キャンプ」が流行した。これも実は日本人の健康に対する関心の高さを示す珍現象かもしれない。
厚生労働省の平成19(2007)年「簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は男性79・19歳、女性85・99歳。その前年、06年の世界保健機関(WHO)のまとめでは、日本人の平均寿命は世界一だった。日本食=健康のイメージが強くなるのも当然だろう。
海外で日本食の魅力について語られる際、しばしば登場するのがマクロビオティック(マクロ)だ。主食を玄米にする、野菜は丸ごと料理に使う、よくかむ、動物性脂肪や添加物は取らない-などを基本とする日本発祥の料理・食事法で、食の研究家だった故桜沢如一氏が戦後に提唱した。欧米では歌手の故ジョン・レノン、俳優のトム・クルーズといった著名人や富裕な「セレブ層」に支持されているという。米国在住で、スミソニアン博物館に研究資料が収蔵されている久司(くし)道夫さん(82)は、歌手のマドンナらを指導したこともある“マクロの伝道師”だ。久司さんの推計では、基本概念を踏まえた実践者に限定しても、マクロ人口は欧米で400万~500万人、全世界では5000万人にのぼるという。
「欧米では70年代から、がん、肥満などの原因が肉類の摂取過多にあることが問題視されるようになり、知識層が日本食に関心を抱くようになった」
久司さんはマクロが普及した背景をこう説明し、人気の理由として「食材がはっきりと見えること、脂っこくないこと、しょうゆやみそのような発酵食品を常に使っており、消化吸収が良いこと」などを挙げた。
農林水産省によると、米国ではいま年に約8・5%の割合で日本食レストランが増えている。日本の食材や技法を米国人の嗜好(しこう)に合わせて工夫したフュージョン(融合)料理が主流。米国の料理評論誌で人気第1位にもなったニューヨークの「ブーレー」はその代表的レストランだ。
「物事が速く動くニューヨークで好かれるのは、クリーンで多くのエネルギーを提供してくれる健康的な食事です」
厨房(ちゅうぼう)で日本の包丁を振るうオーナーシェフ、デービット・ブーレーさんは今年3月、都内で開かれたフォーラムでこう語り、そして、念を押すように付け加えた。
「だから、日本食は人気があるんです」
(出典:産経新聞)
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