2008年9月3日水曜日

腎臓結石:温暖化で増加 体内の水分不足要因 米大学予測

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温暖化は様々な弊害をもたらすようです。感染症の増加など以外にも腎臓結石患者が増えるそうです。
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◇気温2.38度上昇で危険性10%上昇
地球温暖化のために米国では2050年までに腎臓結石患者が新たに最大225万人増えるとの分析を、米テキサス大がまとめた。腎結石は、水分の摂取量が少なかったり体内の水分が失われ、カルシウムなどが結晶化して発症する。研究チームは「この傾向は他国にも表れ、特に途上国で打撃が大きいのではないか」と警告している。米科学アカデミー紀要に発表した。
研究チームは米国を4区域に分け、各区域の患者数や2050年までの気温上昇を国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告などに基づき分析した。その結果、気温は地区平均で2・38度上昇し、発症の危険性は7~10%上昇する可能性のあることが分かった。それに伴い、患者は161万~225万人増え、医療費も9億4700万~13億3000万ドル(約1042億~1463億円)かさむと試算した。
米国では男性の12%、女性の7%が腎臓結石の患者で、暖かい南東部の発症率は寒冷な北西部の1・5倍。88~94年の年平均気温は76~80年に比べ0・5度上昇し、患者数の増加率も3・6%から5・2%に伸びたという。【田中泰義】
(出典:毎日新聞)

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