2012年2月26日日曜日

心筋梗塞や狭心症、「心臓リハビリ」で再発防止 医療機関の導入増える

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


病気予防には3種類あります。
・1次予防:健康増進、疾病予防
 最も望ましい病気予防
 最も進んだものが抗加齢(アンチエイジング)
・2次予防:病気の早期発見・早期治療、合併症対策
・3次予防:リハビリテーション、病気の再発予防

日本は病気の予防についての意識も取り組みも遅れていますので
リハビリも同様に遅れていますが、日本の先端医療機関では
記事のように早期リハビリが取り入れられています。

心筋梗塞でも再発防止の目的から術後すぐにリハビリをやりますが、
健常時の運動の重要性にも気づきたいものです。


生活習慣病の予防・再発予防もむずかしくありませんので、
しっかり予防したい人は的を射た生活習慣を続けましょう。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


関連ブログ
がん、手術前後のリハビリで早期回復 後遺症軽減
メンテナンス・リハビリ 入院集中リハビリで歩行可能
脳卒中 「回復期」リハビリ、「3時間」高い効果
リハビリ日数制限、心筋梗塞・肺気腫など除外へ 厚労省
リハビリができない?!(1) 治療期間に上限 歩行・言葉 失う不安
リハビリができない?!(2) 介護保険への移行 少ない施設数、対応困難
リハビリができない?!(3) 老人病院の苦悩 「打ち切り」減収痛手
リハビリができない?!(4) 老人保健施設の活用 生活機能の維持へ再認識
パワーリハビリで爽快

****************************【以下転載】****************************

心筋梗塞や狭心症、心不全などの手術後に、早期の社会復帰や再発防止のために運動療法などを取り入れる「心臓リハビリテーション」を実践する医療機関が徐々に増えている。退院後も含めてリハビリを続けることが再発防止などに役立つからだ。18日に心臓の冠動脈バイパス手術を受けた天皇陛下も、体を動かすなどのリハビリを始められた。心臓リハビリの実践例を紹介する。

関西地方に住む60代のAさんは昨年、急性心筋梗塞の手術を受けた。手術は成功し、数日後から病院内で一定の距離を歩くなど心臓リハビリテーションを始めた。退院した後も週1~3日通い、歩行や自転車の軽い運動、体操などを合計で1時間ほどこなす。看護師などと気軽に話ができるため、「一人暮らしでも再発の不安を抱えこまずにすむ」とAさんは話す。経過は良好という。


死亡リスク2割減

心筋梗塞では血管が細くなった箇所にカテーテル(細管)を入れて広げるなど体の負担が比較的少ない手術が普及し、患者の入院日数は大幅に縮まっている。以前は胸を開く手術も多く約2カ月入院していたが、カテーテル手術なら多くのケースで約2週間で退院できるという。

医療技術の進歩で、発症直後の死亡率は下がったが、心筋梗塞や狭心症には再発する恐れも残っている。そこで注目を集め始めたのが運動療法の組み合わせだ。

欧米チームの研究によると、運動療法に数カ月取り組むと手術後の死亡リスクが約2割減ることが分かった。手術後に標準的な薬を服用するのとほぼ同じ治療効果があるといわれるほどだ。日本でも運動療法を実施すると2年以内の再入院率が半減したとの報告がある。

国立循環器病研究センターが実施している一般的な心臓リハビリは次のような手順で進む。心筋梗塞のカテーテル手術を受けた場合、ベッドに寝ているのは1日ほど。順調なら2日目には立ち上がり、4日目には200メートル歩く。5~6日目には医師が患者ごとに作った歩行や自転車などの運動メニューを徐々に始める。退院後も通院して3~5カ月は継続する。

リハビリは看護師や理学療法士などのもとで実施するのが原則で、決して無理はしない。入退院時や3カ月経過時などに面接し、個人にあわせて取り組む。同センターの後藤葉一・循環器病リハビリテーション部長は「軽く汗ばむくらい。速足で20~30分歩く程度が目安」と解説する。

  • 心臓リハビリ日経120225.jpg


  • こうした運動を週3回以上実施すれば効果が得られるが、「実際に通院できるのは、仕事を既にリタイアした高齢者で、一人で病院に来られる人が多い」と兵庫県立尼崎病院循環器内科の谷口良司医長は指摘する。退院後、仕事に復帰した人は時間的な制約から通院が難しく、十分なリハビリができない場合も少なくない。

    そこで、通院できない場合は在宅でこなせる運動メニューを医師に考えてもらう。無理せず取り組むのが鉄則で、もし胸の痛みなどが出たら安静にして薬を使う。それでも治まらない場合は救急車で病院に向かう。一部のスポーツクラブでは状態のよい人を受け入れ、医師の紹介状に沿った運動メニューを実施する例もある。

    ただ、手術を受けた患者全員がリハビリをするわけではない。人工透析などを受けておりもともと歩行が困難な人には不向きだ。脳卒中などの病気をかかえている場合は、手足などを動かすための軽い運動メニューをこなす。

    運動と並んで重要なのが生活習慣の改善だ。心筋梗塞などを起こす動脈硬化の危険因子である高血圧や高脂血症、肥満、運動不足などのリスクを下げるためだ。国立循環器病研究センターは薬や食事、病気などについて40分の講義を週に4回実施。患者がすべて修了するのには約1カ月かかるという。

    生活習慣の改善目標はメタボリック症候群対策より厳しい。京都大学病院循環器内科の小笹寧子助教は「特に塩分の摂取に気をつけてほしい。心筋梗塞の場合、1日6グラム以下が推奨されている」と話す。日本人の平均は10グラム超なので注意が必要だ。コレステロールやカロリーの摂取も控える。心臓病を確実に悪化させるので禁煙は欠かせない。


    心理面もサポート

    心理面のサポートも大切だ。手術後、特に後遺症がないにもかかわらず、社会復帰に不安を覚える患者は多い。欧米では臨床心理士や精神科医が入ったチームで対応するのが一般的だが、日本はまだ少なく、医師や看護師で対応することも多い。「運動し、さらに看護師などと話すだけでも不安の解消に役立つ」(尼崎病院の谷口医長)。運動を続けることで、自分の体への自信を徐々に取り戻していく場合が多いようだ。

    心臓リハビリの課題は一般の認知度が低いこと。取り組む病院も徐々に増えているが、全国の主要病院の約1割にとどまるという調査もある。リハビリ用のスペースが必要になるため、小さな病院では実践しにくい。

    手術を受けた病院が実践していない場合、外来でリハビリを受けられる病院を紹介してもらおう。運動は生涯続けるのが理想だ。後藤部長は「生死を分けるということよりも、より快適に生活するための取り組みとして認識してほしい」と話している。

    (出典:日本経済新聞)

    0 件のコメント: