2012年2月16日木曜日

長寿・沖縄が“肥満県”!? 国民健康・栄養調査 地域に「健康格差」

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


健康は、経済力と教育に強く相関していて世襲していることは
わかっていたことで、東京23区での平均寿命と平均所得は見事に
比例して3歳平均寿命が違うので、同様に都道府県での健康格差が
見られて当然だと思います。


食べたものが心身をつくり、食べ方は心も豊かにしますので
たった1回限りの人生をどう生きるか、自分の食事に関わっているほど
健康に生きていく上で、食べることは決定的に重要で、
「頭で食べる」(考えて食べる)習慣をつけたいものです。


生まれ住んでいる地域の旬の食物を食べ、消化・吸収する仕組みができ、
日本人は米、野菜、魚介類を中心とした食事にあった身体にできていますが、
戦勝国アメリカが優秀・勇敢な日本人を劣化させる目的でパン食を餌付され
心身の健康状態は悪化の一途となり、戦後の復讐は大成功しています。

「食生活と身体の退化 先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」

栄養摂取量の推移

そして、お菓子ばかり食べるおかしな国になっています。

菓子と米消費額推移.jpg

1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われている
アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)
よれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食で、
ごはんとパンは同じ扱いができる主食ではありません。

調理力と健康は相関グラフ.jpg

食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、
ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品に
することで、少しもむずかしくありません。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


2010年 国民健康・栄養調査結果の概要 PDF

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****************************【以下転載】****************************

若者は全国的に食生活に課題

長寿県として有名な沖縄、一方で“肥満県”!? 厚生労働省の国民健康・栄養調査の5年分(平成18~22年)の分析から地域の「健康格差」が明らかになった。ただ、若い世代の食生活の乱れは全国共通の課題のようだ。


理由は「不明」

「健康や太ることを気にしない人が、特に男性は多いかもしれない。移動はほぼ車。自転車に乗る人も大人では少ない」。沖縄県糸満市の調理師、東江真輝(あがりえ・まさき)さん(29)の印象だ。

厚労省の分析によると、男性の肥満者(20~69歳、BMI=25以上)の割合が45・2%(全国平均31・1%)の同県。脂質エネルギーの摂取比率の目安(成人)は20~25%だが、沖縄では3人に2人がこの基準を超え、30%超が4割近い。

同県健康増進課は「脂肪分を取り過ぎるのは以前から認識しているが、正確な理由は分からない」。考えられるのは、(1)気温が高く食材が傷みやすいため、油で揚げる調理が多い(2)煮物、蒸し物といった料理が家庭で一般的でない(3)米国の食文化がいち早く流入した-ことなどがあるという。

長寿県として知られるが「昔はイモを主食に食べたり、肉を煮るにも何度もゆでこぼすなど手間をかけたりする人が多かったが、若い人はそこまでする人は少ないのでは」(同課)。県では飲食店に情報提供を行うほか、幼児期から食育に力を入れるなど改善に向けた施策を展開している。


野菜が身近に

同じく長寿県の長野県。1日の野菜摂取量は20歳以上の男性で379グラム(全国平均301グラム)、女性も353グラム(同285グラム)で全国トップだ。男性の肥満者の割合も全国で8番目に低い。「農業県なので家で作ったものを食べ、直売所も多い。野菜を身近に感じている人は他県に比べて多いかもしれない」と県健康長寿課。お茶のお供にも煮物や漬物など野菜が出される。ただ、塩分が過剰なのに加え、「野菜がたくさんとれているのは50代以上」。県の19年の調査では、60代が1日450グラム以上の野菜を食べていたのに対し、20~40代では約260~310グラムにとどまる。

肥満者の割合は22・1%と全国一低い山口県。県では食生活が乱れがちな20、30代向けに事業所でセミナーを開くなどしているが「生活習慣に特徴は思い当たらない。少し意外な結果でした」(同県健康増進課)。

ただ、県の22年の調査では「自分の適正体重を知っている」人が76%、「質・量ともにバランスの取れた食事をとるよう心掛けている」人も65%と、食生活に対する意識は高かった。


地域差は縮小傾向

青森県立保健大学の吉池信男教授(栄養学)は「今回の厚労省の分析結果は標本調査であり、サンプル数も限られているのであくまで目安」としたうえで、「20年前に同じ比較をやっていたら、もっと地域差は大きかったはず。特に若い世代では地域差は縮小傾向にある」とみる。沖縄県の肥満者の割合の高さについては「遺伝的な背景が違い、BMIが高いから即不健康とは言いきれない」と指摘。グラフの値を中心に示した横軸はサンプル数の違いなどによる誤差範囲(短いほど値の精度が高い)。「誤差を含めて考えれば、現時点で上位には入っていない地域も順位が上がる可能性は高い」と注意を呼び掛けている。


【用語解説】BMI

体格指数。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った数値。日本肥満学会の判定基準では22を標準とし、25以上を肥満としている。

(出典:産経新聞)

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