2012年2月8日水曜日

子供の運動ガイドライン 日本でも策定へ 肥満や体力低下を防止

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますが、
子供も世界一運動していないと心身は劣化することになるので
喜んでいる他国も少なくなさそうです。

やっと他国のようにガイドラインを作ることにしたそうですが、
ガイドラインを作っても結果が出ない健康日本21のように
さらに悪くならないことを願いたい。


健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので
健康状態をよくし、体力をつけたい人はお互いに顔晴(がんば)りましょう。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)をはじめとする生活習慣病につながる子供の肥満や体力低下を防ぐため、子供の身体活動を増やすガイドラインを作成し、運動量を確保しようという動きが日本でも出ている。今春、幼児向けのガイドラインが発表される見通しだ。

子供向け運動ガイドライン.jpg

◆特に地方は

「日本の子供は世界で最も運動していない」と話すのは、山梨大教育人間科学部の中村和彦教授。中村教授によると、幼稚園児と小学生の1日の歩数は昭和40年代後半から60年代の約半分(1万~1万5千歩)になっている。平成12~14年の調査では小学6年生で男子が37%、女子が27%しか「ややきつめの身体活動」をしていない。この数値は、世界保健機関(WHO)などによると主要28カ国中最下位だった。

その理由について、中村教授は「テレビゲームの普及や習い事に傾斜するあまり、外遊びの時間が減っている」と指摘する。

文部科学省の学校保健統計調査によると、小学6年の肥満傾向児はこの10年、10%前後という高い数値で推移し、23年度速報値では前年比微減した。ただ、こうした数値は昭和52年比では男子は約1.5倍で、肥満傾向児の問題は今も解消していないことが分かる。

特に地方は幼稚園・保育園で通園用バスが普及していることやバス通学の小学生も多いため、歩く機会などが減り、肥満になりやすい環境にある。中村教授が「小学生の3分の1がバス通学」という山梨県では、小6男子の10.8%、同女子の8.8%が肥満傾向児で全国平均を上回っている。


◆1時間、強め

そこで、意識的に体を動かすよう指導するためには国としてガイドラインが必要となってくる。諸外国では2004年前後に策定。ほぼ共通するのは「毎日1時間以上のやや強めの運動(遊びを含む)が必要」としている点だ。

現在、文科省の幼児期運動指針策定委員会で幼児向けガイドラインの作成作業が最終段階に来ており、近く発表される予定。中村教授も委員に名を連ねており、日本版でも「園児が体を1時間動かせるような遊びを盛り込んでいく」としている。

小児のメタボは糖尿病などにつながるケースも目立ち始めていることから、小学生向けガイドラインの策定も予定し、運動による予防を強化する方針という。


「外遊び」で一流競技者に

中村教授は昨年、北京五輪陸上銅メダリストの朝原宣治氏や元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんらトップアスリート32人の幼少期の運動歴について調査した。

それによると、毎日「1時間ぐらい(外で)遊んでいた」が10人、「2時間ぐらい~3時間以上」が8人で、「30分以内」は2人だけだった。朝原氏は放課後や休日に三角ベースの野球や缶けりなど毎日3時間以上遊び、陸上を始めたのは高校からだった。

中村教授は「幼少期から専門的な1つのスポーツをするのでなく、遊びの中でさまざまな動きを身に付けたことが後の好成績に結び付いた」と分析、ガイドラインにもこうしたことを反映させる方針だ。

(出典:産経新聞)

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