2011年11月19日土曜日

意外と知らない 薬の正しい使い方

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


日本人は世界一薬好きだそうで、
様々な薬は日常生活に欠かせないと思われていて
中学校で医薬品教育が行なわれる時代です。


クスリはリスク
副作用のない薬はない(昭和大学医学部飯島正文教授)

葬られた「第二のマクガバン報告」によれば、医療最先進国アメリカの
死亡原因の第3位が医療によって起こっているそうで
薬物による副作用死は、年間では
・米国:106,000人
・日本; 50,000人
と推定されていて驚くほど多いのです。

医療は死因の3位.jpg

毒と薬のひみつ.jpg

汝の食物を医者とも医薬ともせよ。
食物で治せない病気は医者にも治せない。
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)


私は超健康マニアになって25年間に薬を使った記憶はありませんが、
予防に勝る治療なしですので、お互いに顔晴(がんば)りましょう。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

胃腸薬や頭痛薬から目薬、ハンドクリームまで、誰もが日々、何かと薬の世話になっている。効果を最大限に引き出すには、「我流」ではなく、正しく使用することが大切だ。無意識のうちに陥りがちな誤りを知り、薬の使い方をマスターしておこう。

秋、冬と空気が乾燥してくると気になるのが肌のかさつき。ハンドクリームが手放せない人が増えるが、「塗っているのに効かないと訴えて、来院する人も多い」と野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)の野村有子院長はいう。

薬のうまい活用.jpg

なぜ、クリームを塗っても改善しないのか。野村院長がユースキン製薬と共同で使い方を調べたところ、多くの人はそもそも使う量が足りていなかった。特に保湿クリームは予防の意味もあり、たっぷり使うことが鉄則だという。

一般に人さし指の先から第1関節までをたっぷり取った分が量の目安だ。これを両手にまんべんなく塗り、症状がひどい所は重ね付けする。調査では、この量でハンドクリームを使った人は、初めは多さに戸惑いつつも3日で症状の改善を実感し、その後もこの量で使い続けた。


目薬多用は危険

ハンドクリームに限らず、塗る薬はべたつきを嫌がって少なめに使いがち。チューブ型軟こう2週間分を数カ月間も使い続ける人もいるという。軟こうは人さし指の先から第1関節まで出した量が手のひら2つ分の広さに相当する。気になるべたつきはティッシュ1枚を乗せて余分な油分を吸い取ったり、寝る前に薬を塗って綿の手袋や靴下で覆うなどの工夫をしよう。

少なめに使う人が多い薬があれば、多めになりがちな薬もある。代表的なのが目薬だ。

差したら目からあふれてしまったのでもう1滴差すという人は結構多い。でも本当は1滴で十分。みさき眼科クリニック(東京都渋谷区)の石岡みさき院長は「もともとあふれるように設計されている」と語る。

むしろちゃんと入った薬が目の表面にとどまるように、差した後は目頭を押さえて2~3分間、目を閉じることが大事だ。目頭から鼻への管を通って薬が流れてしまうのを抑えて、目の表面に薬が行き渡りやすくなる。

回数を増やせば早く治るのではないかと勘違いして、必要以上に小まめに目薬を使う人もいるが、多用は副作用につながることもある。石岡院長は「目が乾燥するドライアイを気にして、1時間に1回目薬を差している人をみかけるが、こうした人は見直してほしい」と注意を促す。

多すぎる目薬は本来、目の表面を保護してくれる涙をかき回してしまい、かえって目が乾いてしまう。また、目薬に入っている防腐剤などで表面が傷つくこともある。


薬剤師らに相談

回数や量以外にタイミングが重要なのが内服薬。「食前」「食直前」「食事中」「食後」「食間」と、食事に合わせてなんとなくいわれるまま飲むことが多いが、きちんとその意味を知っておくと飲み間違いを防ぐことができる。

朝起きてすぐ水道水で薬を飲み、その後30分は立ち姿勢を保って、朝食は1時間後――。病気を患っている人には厳しい指示だが、中にはこんな薬も実在する。体に微量しか吸収されない有効成分を少しでも届かせるため、成分を吸着するミネラルウオーターはだめで、胃まですとんと落ちるように上体は起こすのだ。

それぞれの薬の飲み方には意味はある。例えば「食後」。1日に数回定期的に飲むのを忘れないための目安なら、食生活が不規則な人は飲む時間を決めた方がいい場合もある。糖尿病の薬のように、食事の影響を緩和するために食後に必ず飲むものや、空腹では吸収の度合いが変わって効果と副作用が変化してしまうものもある。

虎の門病院(東京都港区)の林昌洋薬剤部長は「食事がとれないときの対応など気になることは、薬剤師らに遠慮なく聞いてほしい」という。


「お薬手帳」1人1冊ずつ

正しい使い方を改めて教わる機会は少ないが、薬が入っていた袋や説明書を捨てずに保存しておき、何かおかしいと思った時にすぐに確認できるようにしておくことが誤用防止になる。取り違いを防ぐために薬や説明書の保存の際には、家族1人ずつ個別の入れ物を使うことも大事だ。

今回の震災でも威力を発揮したのが「お薬手帳」だ。常用薬の名前を1冊にまとめておけば医師や薬剤師がよくない組み合わせを処方してしまうことを避けられ、万が一薬をなくしてしまっても補充できる。

年とともに薬の数が増えるのはある程度、しかたがない。日々できる小さな工夫も取り入れて、きちんと薬と上手に付き合っていこう。

(出典:日本経済新聞)

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