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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
食べたものが心身をつくり、食べ方は心も豊かにする。
ヒトは食物から造られる以外の何者でもない。
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)
汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない。
(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)
適切な食・栄養を摂ることが治療の一環として重要なのは当然で、
栄養サポートチーム(NST)による活動が広がったことは歓迎されますが、
本当の栄養療法は記事のようなレベルではありません。
1977年に発表された世界の健康政策の原典・
アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)では、
・現代医学は栄養に盲目な片目の医学。
・治療効果も上がらないので医学革命が必要であり、医師の再教育も必要だ。
と鋭く指摘し、日本を除く先進国では食・栄養も重視するようになり、
米国の先端医療学会の中心は栄養療法で、統合医療の柱として
奇病・難病・重病にもよい結果をだしているそうです。
私が食・栄養の重要性に気づいて栄養療法を活用したのは96年からで、
病弱だった母はすこぶる元気になり、10年インスリンを打っていた糖尿病は
たった2ヶ月で完治して主治医に奇跡だと言われ、
入院することがあっても主治医が不思議がるほど早く治っていました。
アスリートもトレーニングと同様に食・栄養が重要ですが、
気づいて実践している人はまだ少ないと感じています。
スポーツ成績を上げるのも簡単なのでお役に立て喜ばれています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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医師や看護師、栄養士、薬剤師などでつくる栄養サポートチーム(NST)による活動が広がり、医療現場での栄養療法が見直されている。病気で食事をとることができない患者が少しでも食べられるよう工夫し、低栄養に陥るのを防ぎつつ治療効果を上げる試みだ。栄養補助食品を取り入れる研究も始まった。患者ごとの対応が必要なだけに、人材育成が喫緊の課題となっている。
「今日お昼どうだった?食べられた?」「おいしいおかず出せるといいけど」。仙台オープン病院(仙台市)の病室に看護師の柴崎忍さんの明るい声が響く。
柴崎さんはNST専従者として、医師や栄養士、薬剤師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーでつくるチームを率い、週2回、患者の要望を聞いてまわる。個別の栄養管理が必要とチームが判断した約百人の患者のうち20~30人が対象だ。事前には病棟看護師らから、食事や水分の摂取具合や体調の報告を受ける。
好物取り入れる
手術を翌週に控えた男性(57)は静脈からの点滴と細いチューブでの栄養補給に頼っており体力が少し落ちていた。「スープはどう?」と病棟看護師が聞くと、NSTの土屋誉・消化器外科・一般外科部長が胃の内視鏡写真を見て「固形物は詰まって気持ち悪くなるけどスープなら」と了承。柴崎さんは栄養士らと検討し「あっさり味のタマネギスープ」に決めた。
約10年前からNST活動を始めた同病院。胃を切った翌日に腸から栄養摂取し術後の回復を促したり、床ずれ防止や口腔(こうくう)ケアと栄養療法をセットにしたり、退院後もチームのソーシャルワーカーなどが対応してきた。
少し好きな食べ物を取り入れるだけで肝臓がんの男性(83)は食欲も出て歩きたいという意欲も出てきた。98歳の義父を介護する家族は「細かい体調まで気にしてもらい、何でも相談できる」と信頼を寄せる。
1970年に米ボストンで誕生、欧米を中心に広がったNSTは、日本では2000年前後に導入が始まった。経口摂取量を増やすと腸が刺激されて免疫力が上がることや、適切な栄養摂取ができないと、床ずれや感染症になりやすく、筋力低下による生活の質の低下も招くことが学会などで報告され、NSTを立ち上げる施設が増えた。
関係学会の施設認定のほか、06年には第三者機関の日本栄養療法推進協議会も認定を開始。日本医療機能評価機構の評価項目にも取り入れられ、10年4月にNSTが診療報酬の加算対象になったことで、さらに広がりをみせてきた。
特に注目されているのが、がん患者への栄養サポートだ。「化学療法や放射線療法を受け吐き気など副作用で悩む人への食の工夫は欠かせない。栄養をしっかりつけないといい外科治療もできない」と国立がん研究センター中央病院の桑原節子栄養管理室長は強調する。がんが悪化すると脂肪と骨格筋の分解が進み体重が1割強減るという。
栄養管理室に「米は食べられないがパンは大丈夫」「フルーツが食べたい」などと、病院側が考えた「常食」ではない「コメント食」を求める患者は35%に上る。「食べられない人が食べられるように、ノーと言わず何とか考えるのがチームの役割」(桑原室長)
細菌感染を考え、白血病で造血幹細胞移植を受けた患者には出していなかったサラダやカットフルーツを提供できるよう、生ものも風味を壊さず殺菌できるオーブンを導入。来年からNST専従者を増やすため、看護師や医師らで勉強会を開いている。
日本病態栄養学会も12年4月からがん専門栄養士の資格認定講習を開始する。
サプリも活用
サプリメントを活用する試みも始まっている。味の素はシスチンとテアニンというアミノ酸サプリの研究を仙台オープン病院の土屋部長と共同で実施。胃を切る手術前後10日間、15人にサプリを服用してもらったところ、飲まなかった18人に比べ「手術後4、5日目ぐらいから目立って炎症物質が減り、体温もより平熱に近い状態で保てた」(土屋部長)。早速、同病院は食事療法に取り入れた。
がん研有明病院消化器外科の比企直樹医長は神奈川県立がんセンターと共同で、がん患者の筋肉を保ち体重減を防ぐため、胃を全て摘出する患者に青魚に多く含まれる成分EPAを飲んでもらう研究を始める。「がんは一種の炎症。EPAが炎症を抑えるのでは」(比企医長)と期待する。
がん研有明病院では、患者自身が栄養状態の改善に積極的に取り組むよう、iPadを使って栄養と治療に関するビデオを見せる患者教育も開始。体重が減ると抗がん剤治療を続ける体力もなくなると、必要な栄養を効率よくとるよう呼びかけている。
チーム設置、7割に増加、厚労省基準達成は2割弱 専任の職員確保が課題
厚生労働省が今年度実施した抽出調査(速報値)によると、栄養サポートチームを配置している医療機関は7割に上った。ただ、同省が10年4月から診療報酬の加算対象として定めた基準を満たしていると届け出たのは全体の2割弱のみ。未届け施設の8割が「基準を満たす職員・体制の確保が困難」と回答しており、チームの配置は進んでいるものの、体制にはばらつきがあるのが実情だ。
同省の基準では、研修を受けた医師、管理栄養士、薬剤師、看護師がチームに専従するか、栄養サポートを主な仕事(専任)とする必要がある。届け出施設(予定含む)の41.2%は「元々配置しており、特別な取り組みはない」が、「新たに栄養サポートチームを配置」(36.7%)、「従来のチームのスタッフを増員」(12.6%)など、加算対象となったことが体制充実につながった。
加算は対象患者1人につき1週間2千円を請求できる。しかし、調査対象の施設で「今後設置する予定」は5.8%にとどまり、20.9%は「今後も設置する予定はない」という。「医師や看護師など専門職が不足する中、専従や専任として配置するのは難しい」との声も上がっている。
配置していてもチームの業務内容は様々。加算対象ではないチームを含めて尋ねたところ、「患者本人に直接指導」は3分の2で、「患者に対する回診」「栄養管理実施計画の策定」はそれぞれ6割で、「退院時の指導」は4割弱だった。
(出典:日本経済新聞)
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