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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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正しいダイエットは体脂肪だけを減らすことで、
やる理由と目標が明確、よい知識、よいコツを知るとむずかしくなく、
適正体重を維持するために一生意識するものだと思います。
アメリカの12種類の一般的ダイエット後の3年間800人の
追跡調査によれば、
・ダイエットに成功 5%
・現状維持 40%
・失敗 55%
ダイエットの結果を維持するのはむずかしくありませんので
お互いに顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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昔から早食いや、夜遅くに夕食をとるのは体によくないとされ、肥満を招くといわれてきた。最近の研究でも裏付けるデータが得られている。時間をかけて規則正しく食事をとるのが一番だが、日々、忙しいとなかなかそうもいかない。ちょっとした工夫で食習慣を改善できるケースもあるので、試してみてもよいだろう。
40代男性Aさんの昼食はたいてい10分以内で終わる。忙しい平日だけでなく休日も食べるペースは速い。家族からは「もっとゆっくり、味わって食べて」と忠告されるが、早食いが身についてしまい、そう簡単には直らない。体重は20代より約10キロ増えた。
満腹中枢と関係
厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、太っている人の割合は男性で3割、女性で2割に達する。一方、エネルギー摂取量は低下傾向が続く。肥満の原因は摂取エネルギーや運動だけでなく、食習慣や食行動も関係しているとみる専門家は少なくない。
東京大学の佐々木敏教授らは若い女性約1700人を対象に、自己申告してもらった食べる速さと肥満度の関係を調べた。「とても遅い」から「とても速い」までの5グループに分けると、食べるスピードが速いほど肥満度も高まっていた。名古屋大学の豊嶋英明名誉教授らが実施した中年の男女約4700人を対象にした同様の調査でも、結果は同じだった。
佐々木教授は「早食いが太るもととなっているのは疑いようがない」と指摘する。ではなぜ太るのか。
一般的に考えられている説が脳内の満腹中枢との関係。食べた物が胃にたまると、その信号が脳内に伝わる。しかし早食いの人は満腹だと思う前に必要以上の量の食べ物を口に入れてしまう。大阪大学の磯博康教授らの調査によると、早食いでおなかいっぱいに食べる人は、そのいずれにも当てはまらない人より肥満になる確率が高かった。
食物繊維の摂取を
ただ、満腹中枢以外にも原因はあるようだ。佐々木教授は「食事の内容が関係しているのではないか。早食いの人ほど食物繊維の摂取量が少ない」という。穀物や野菜、果物などに含まれている食物繊維が多いと、歯ごたえが増し、すぐのみ込めなくなる。必然的にゆっくり食べるようになる。名大の玉腰浩司教授は「早食いの人は血液中のインスリン値が高かった」と指摘する。インスリンは脂肪蓄積などに関係しており、これが肥満と関連している可能性もある。
神奈川工科大学の饗場直美教授は「食べた物を2、3口噛(か)んでのみ込んでしまう人は本当の味を感じていない」と語る。食べ物には表面の味と内側からしみ出る味がある。よく噛んで内面の味をしっかり見極めれば、少ない量でも満足感が増すという。
早食い改善の第一歩はよく噛むこと。饗場教授は長野県内の病院に通う肥満の人を対象に1年間食事の改善を指導した。よく噛んで食べるようになった女性は体重も減る傾向が見られた。よく噛むことで少ない量の食事でも満足感や満腹感が得られたという。
ただ、男性は30回噛むよう指導するだけでは体重減少につながりにくかった。量を減らすと「食べた感じがしない」という人もおり、腹八分にすることの意識づけが大切。またカボチャなどを大きく切る工夫などをすると口の中にしばらく残り、満足感も増す。
噛む習慣が身につくのには6カ月程度かかるが「体重が少しでも減ればやる気が出る。噛んで味を意識して食べることが大切」(饗場教授)。
佐々木教授が食物繊維を多くとるために提案するのが、主食の白米を玄米に置き換える方法。玄米にも5分づきや7分づきなどがあり、比較的食べやすい。麦ご飯や雑穀入りご飯もよい。野菜や果物でも皮をむかずに料理したり、家からミカンやリンゴなどを持って出かけ昼食時に一緒に食べたりする工夫が有効だ。
夜遅く働く遺伝子
夜遅く食事をすると太るという認識も、多くの人に浸透している。日本大学の榛葉繁紀准教授はマウスの実験でそのメカニズム解明に挑んでいる。注目したのは体内で時間を刻む遺伝子「BMAL1」。脂肪をため込む命令を出していた。
BMAL1が作るたんぱく質は脂肪組織などにあり、夜間に活発に働く。最も多い午前2時の量は最も少ない午後2時の20倍。昼間は脂肪を分解してエネルギーを作り出し、夜は逆にエネルギーを脂肪としてため込む。その仕組みにBMAL1が深くかかわっており、夜遅く食事をとると、脂肪をため込みやすくなるという。榛葉准教授は「人でも同様の仕組みが働いている可能性が高い。夕食は夜8時までにとるのがよい」と勧める。
ひとくちガイド
《インターネット》
◆日本人の健康や栄養の現状がデータで分かる
厚生労働省 国民健康・栄養調査
《本》
◆体内時計と食事との関係を知りたいなら
「時間栄養学 時計遺伝子と食事のリズム」(香川靖雄編著、女子栄養大学出版部)
(出典:日本経済新聞)
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