2011年11月11日金曜日

予防接種で子供を感染症から守ろう 「努力義務」に揺れる保護者

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国はワクチン訴訟で負けていますのでワクチン政策は腰が引けた
ワクチン後進国になり、ワクチンの種類は少なく義務から努力義務に
後退させて親御さんの判断に任せており、親御さんを悩ましていますが、
他の先進国並みにはしてほしいものです。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

重い感染症から子供を守るために行うワクチンの予防接種。以前は強制的な義務だったが、今は「受けるよう努めなければならない」という努力義務で、接種の有無は保護者の判断次第だ。「受けさせなければ」と思いながらも、副反応の怖さを伝えるインターネット上にあふれる情報に悩む親も多い。しかし、感染症の専門家は「ワクチンを接種しないで感染症にかかる方が、副反応のリスクよりもはるかに大きいことを知ってほしい」と接種の必要性を訴える。

予防接種スケジュール産経111109.jpg

大人になってから?

東京都あきる野市の女性(31)は、幼稚園に通う長女(5)と長男(2)に、一度も予防接種を受けさせていない。長女を妊娠中の母親学級で「予防接種は今は強制ではない。受けさせるかどうかは保護者が判断してください」と説明を受け、「保護者の判断に任せられているのは安全性に問題があるからではないか」と、接種への不信感を持ったためだ。

ただ、本当に受けさせなくてもいいのか、よく分からなかった。そこで、ネットの情報や育児雑誌の記事で自分なりに予防接種について調べてみた。その結果、「副反応の問題など予防接種をした方がいいとは思えなかった。子供が小さいうちは副反応のリスクが高そうなので、もう少し大きくなってからにしようと思った」。

予防接種は、国が勧奨し公費で負担する「定期接種」と、希望者が自己負担で受ける「任意接種」がある。定期接種は、百日ぜき▽麻疹(はしか)▽日本脳炎-など8疾患。日本小児科学会は定期接種に加え、ヒブ(インフルエンザ菌b型)▽肺炎球菌▽B型肝炎▽水痘(水ぼうそう)▽流行性耳下膜炎(おたふくかぜ)-についても接種を推奨している。


「弱者」を守る役目も

聖路加看護大の堀成美助教(感染症看護)は「定期・任意の予防接種が勧められる疾患は、感染すると死亡したり重い後遺症が出たりしてリスクが高い。予防接種をしないことは子供を怖い感染症の危険にさらしていることになる」と指摘する。

例えば、はしかは感染力が強く、免疫のない人が感染すればほぼ百パーセント発症する。発症者の1千人に1人が脳炎となり、うち6人に1人が死亡、3人に1人に神経系の障害が残るとされる。発症したときの治療法はなく、感染すれば親は子供が苦しむのを見ているしかない。

堀助教は臨床の現場で、予防接種をせず、はしかやおたふくかぜに感染し、難聴の後遺症が出たり、劇症肺炎で苦しんだりする子供を何人も見てきた。「予防接種を受けていればこれほど苦しむことはなかったのに」と、憤りを感じることもしばしばだった。

堀助教は「予防接種は接種した本人を怖い感染症から守るだけでなく、免疫不全などで予防接種ができない弱者を感染症から守る役目もある。子供の将来の健康のためにも、定期接種だけでなく、任意接種のワクチンも含めて受けさせてほしい」と呼びかけている。

(出典:産経新聞)

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