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DHA、EPAはマリンビタミンと呼んでいる健康と若さ保つ特効薬だそうで
魚介類を食べることは重要です。
「魚を食べると頭が良くなる」という報告で、世界中の人々を驚かせた
イギリス脳栄養化学研究所のマイケル・クロフォード博士は、
その著書「原動力」の中で次のような興味深い報告をされています。
「世界の四大文明(エジプト、インダス、メソポタミヤ、黄河)は、
いずれも河川流域に集中して発祥している。
農耕技術を持たなかった当時の人々が、その河川で取れる魚介類を
主食にしていたことは明らかだ。
とすれば、魚介類をたくさん摂取することが、人類の脳の進化に大きな
影響を与えてきたと推測できる」
「日本の子供が欧米に比してIQが高いのは、日本人が魚中心の
食生活を営んできたことに起因するかもしれない」
油脂の過剰摂取が問題になっていますが、魚に多く含まれる
DHA、EPAは少なくて問題になっている油脂です。
日本全体で魚より肉を多く摂るようになったのが5年前だそうですが、
魚を食べることの多い中高年層と、あまり食べない30代以下層とでは
大きな違いがあり、魚離れが加速しています。
私は1日1回は魚を食べ、オメガ3系脂肪酸は魚油&オキアミ油
サプリメントで1日4g摂っていますが、DHA:400mg、EPA:600mg
になるそうです。
オメガ3系脂肪酸サプリメントの品質を見極める一つとして魚臭いものは
低質だと思って間違いないでしょう。
多くの製品はコストの関係から魚の廃材から抽出されているそうです。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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****************************【以下転載】****************************
海洋資源に囲まれた日本だが、魚の摂取量は平成18年に肉類を下回って以来、その差はさらに顕著になっている。海の豊富な恵みを「マリンビタミン」と名付ける専門家は「海は天然の薬箱。健康と若さを維持するだけでなく、病気にならないための“特効薬”がそろっている」と訴える。海の魚には淡水魚にはない知られざるパワーが隠されているという。
◆心身をサポート
「過剰なカロリー、ストレス、運動不足にさらされる現代人がこのまま欧米型の食べ方を続けていたら、間違いなく健康を維持できなくなる。魚介類を食べるということは、単に満腹感や味覚を満足させるだけではない」
こう指摘するのは、マリンビタミンの健康効果を長年研究してきた東京海洋大大学院の矢澤一良(かずなが)教授(海洋生命科学)だ。海由来のビタミンの中核をなすのは、「ブレーンフード」(脳の栄養)と呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)と、血液をさらさらにするEPA(エイコサペンタエン酸)の2つ。心身両面からサポートする優れた脂肪酸だ。
矢澤教授によると、若者に敬遠されがちな昆布やもずくなどの褐藻(かっそう)類も有効な健康成分の宝庫。腸内の脂肪や糖質をゼリー状に抱え込んで体外へ出す働きや、血中のコレステロール値を下げる効果があるという。言い換えれば、海藻が「ダイエットの主役」としても期待できるということだ。
水産白書(21年度)によると、家庭で購入する魚介類の中心は、調理の手間がかからず、スーパーマーケットに並ぶことの多いサケ、イカ、マグロの類だ。しかし、海のほとんどの魚がDHAを含有していることが分かる。
◆1日1グラム以上
厚生労働省が5年ごとに見直す「日本人の食事摂取基準」の22年版にDHAとEPAの成人の目標量として、「1日1グラム(1千ミリグラム)以上摂取することが望ましい」と定められた。
矢澤教授は「身近な魚の切り身を毎日食べるだけで目標をクリアできる」と指摘。そのうえで、「米国では今、DHAとEPAを総称する『オメガ3』と呼ばれる脂肪酸が空前のブーム。海の魚に対する関心度という点で、日本は追い越されてしまった。(川魚の)アユとイワシのどちらを食べるかといったとき、栄養価や健康機能を知れば後者を選ぶのが賢明な選択になる。魚への知識が健康に寄与するということだ」と強調した。
「海の恵み再発見」と題した健康セミナーが27日、東京都港区の東京海洋大学楽水会館で開かれる。矢澤教授が、昆布などの海藻類が髪や肌などに与える健康効果に焦点を当てて講演する。参加無料。定員100人。問い合わせは一般社団法人・日本健康指導者協会(電)03・5733・6397。
【用語解説】マリンビタミン
栄養学におけるビタミンのように、少量で人体の生理機能の調節に働き、健康維持や病気の回復を促す海由来の有効成分。DHAは認知症やメタボリック症候群の予防や改善に、EPAは血栓症はじめ循環器系の疾患の治療にそれぞれ応用され、医薬品としても広がっている。
(出典:産経新聞)
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