2010年9月1日水曜日

ニッポンの食 学校に「畑」 その教育効果は?

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


学校に畑。
都心の屋上で出来るのなら全国の学校に広がってほしいですね。

子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)


私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


食 関連フリーページ
食生活の改善 (私がめざしている食生活)
食の提言
食育のすすめ -大切なものを失った日本人-
粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」
戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!
健康的な油脂類の摂り方
「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第
マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?
あぶないコンビニ食
マーガリン・精製油の恐怖

『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会

食 関連ブログ
免疫力には手作りご飯 京都府庁・食育講演会
日本発、世界経由の伝統食 健康志向で逆輸入
いつまで続く「魚食民族日本人」 魚離れ深刻
ハンバーガーが小児の喘息リスクを増大
学校給食はワンダーランド 「焼きそばと生クリームパン」「うどんとたこ焼き」
食物アレルギー:幼児の14% 10年前から倍増 「食生活の変化一因」
崩壊する家庭の食卓崩壊 「好きな物を好きな時に好きなだけ食べる」
メタボの子はメタボ、メタボの孫もメタボ?!
トランス脂肪酸、女性は過摂取 お菓子の食べすぎ原因?
葬られた「第二のマクガバン報告」
間違ったままの豊かな食生活とキケンな未来
更年期の悩み 「肥満」 増える内臓脂肪 メタボに注意
「オフクロの味」ピンチ 日本女性、40代境に手作りメニュー激減
食で若さ保つ お勧め、やっぱり日本食
DHA:毎日食べて認知症予防に効果 島根大チームが実証
「いい体脂肪」になる2つの鉄則フード、「n3油」と雑穀をとる!
魚食の便益は調理法に左右される
「食卓危機」の衝撃と真相 ニッポンの食と農業
尿検査で不健康な食生活がわかる 尿中カリウム量で判定
すごいぞ日本 食は和にあり
食の未来
いのちの食べかた
やばいぞ日本 荒廃一変させたご飯給食
「食育」「健康」を商売に スーパー・外食産業
定義のない「食育」の語が「食育」をだめにする
真の食育効果は驚くほどすばらしい
ジャンクフード産業が子どもに食育授業 企業任せ教師に人気
スーパーサイズミー

*******************************【以下転載】*******************************

産地は「小学校」-。食や農業への理解を深めるため、給食に地元産の食材を使う食育が広がる中、校内に“本格的な”畑を作る動きが出てきた。米国で広がる「エディブル・スクールヤード(食べられる校庭)」の日本版だ。食育の推進で、学校がますます食生活の学びの場として脚光を浴びそうだ。

≪苦労や喜びを学ぶ≫

「うわぁ、おっきい」

直径が3センチ近くもあり、スーパーの棚で見るより太いキュウリや、赤いトマトを摘みながら児童がはしゃぐ。

都会のど真ん中にある東京・新宿区立愛日(あいじつ)小学校の屋上にある約19平方メートルの畑には、ナス、サニーレタス、トマト、かぼちゃなど9種類の野菜が育つ。「食の検定協会」(千代田区)が都内の4小学校に支援して設けた畑の一つ。今月1日には6年生46人がトマト、ナス、キュウリなどの夏野菜を収穫した。

害虫を手で取り除いたり、肥料を与えたりするのは、週1、2回来るボランティアが担う。この日、ジャガイモの葉の上を飛ぶモンシロチョウを「キレイ」と追う女子児童に、男性ボランティアが「葉に卵を産みに来たんだ。幼虫は害虫。この前は何十匹も手でつまみ、手間がかかったんだよ」と語りかけた。

大人が腰を折って手入れする姿にふれ、スーパーにはないユニークな形の野菜を見たり、収穫で野菜についた泥を流したり。畑を囲んで、児童は農の苦労や喜びを自然と学ぶ。

「野菜を育てる大変さを知れば、農業を支えようという意識が育つ。身近に農業にふれあう環境を作り、関心が向けば日本の食料自給率アップにもつながる」と同協会の内田啓祐(けいすけ)代表理事。

≪苦手だった野菜も≫

収穫した野菜は家庭科の時間に一流ホテルのシェフと一緒にサラダなどに調理し、給食時に食べた。「苦手だった野菜も時間と愛情をかけて育つことを知り、食べるようになった」と6年生の小川桃子さん(12)。長岡富美子(ふみこ)校長は、この菜園を「何げなく食べてきた野菜を育てるのに100人の手がかかると知る学びの場」と位置付ける。

『食育菜園 エディブル・スクールヤード』(家の光協会)の翻訳・編集者で菜園教育に詳しい堀口博子さんは、菜園教育の良さを「学んだことが、おいしさと一緒に五感に染み渡り、忘れることがない」と説明。日本でも新学習指導要領の総則に「学校における食育の推進」が明確にうたわれており、堀口さんは「今後、国内でも菜園が教育の場となっていくのではないか」と推測する

■野菜ソムリエも「食育」に注目

日本野菜ソムリエ協会(東京都渋谷区)は平成20年、日常生活の中で食育を実践できる人材「食育マイスター」の資格を創設した。

「簡単に誰にでもおいしいものがコンビニエンスストアなどで買える時代だからこそ、食育で旬を伝える野菜の良さを伝えていきたい」と、資格創設にかかわったNPO法人「日本食育ランドスケープ協会」(千葉県市川市)の浮谷王子(きみこ)理事長。今年6月末現在の有資格者は、「ジュニア食育マイスター」と「食育マイスター」合わせて計212人。

【用語解説】エディブル・スクールヤード

米国で学校荒廃が問題化した1995年、荒廃した学校を変えようと、カリフォルニア州バークレー市の中学校で始まった生命の基本に学ぶプロジェクト。食だけでなく、生活の見直しや心の教育にもつながるとされ、後に全米に広がった。

(出典:産経新聞)
  

0 件のコメント: