2010年9月24日金曜日

精神的苦痛の程度が高い人はメタボになりやすい

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


ストレスは、どんな病気にも悪影響を与えており、
ガン、心臓病、脳卒中の3大生活習慣病も精神疾患も同様でしょう。

ストレスは、受け取り方で感じ方がずいぶん変わるので
受け取り方の工夫がいろいろな病気予防に大きな影響があると感じます。

事実は一つ、受け取り方は無数にありますし、
スポーツの世界では一般的になってきたメンタルトレーニングが
病気予防にも活かせると思います。

企業がメンタルケアを意識してきましたが、いずれメンタルトレーニングに
踏み込む時代がくるかも知れません。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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*******************************【以下転載】*******************************

精神的苦痛の程度を測ることで、その後のメタボリックシンドロームの発症しやすさが予測できる可能性があることが、集団ベースのプロスペクティブ研究で示された。イースタンフィンランド大学のP.J. Puustinen氏(写真)が、9月20日から24日まで、スウェーデンのストックホルムで開催されている第46回欧州糖尿病学会(EASD2010)で発表した。

Puustinen氏は、精神的苦痛の有無が、メタボリックシンドローム(MetS)の発現に関連しているかどうかを前向きに調べた。

対象は、36歳から56歳のMetSではない466人(男性185人、女性281人)。対象者は、1997~1998年と2004~2005年の2回募集した。

観察期間中央値は6.4年。追跡開始時に、12項目の一般健康調査票(GHQ-12)を用いて実施した精神的苦痛の評価を含めて、様々な臨床、生化学、行動因子を測定した。MetSの発現は、National Cholesterol Education Program(米国コレステロール教育プログラム)の評価基準に基づいて追跡時に測定した。

その結果、追跡開始時のGHQ-12のスコアが4~12と精神的苦痛のレベルが高い被験者は、MetSになる確率が精神的苦痛のレベルが低い被験者(GHQ-12のスコアが0~3)の2倍以上だった(オッズ比2.18、95%信頼区間:1.30~3.64、p=0.003)。

(1)年齢、性別、および社会的な地位、(2)「(1)+喫煙、飲酒歴」、(3)「(1)+(2)+余暇と運動」の、それぞれで補正すると、精神的苦痛のレベルが高いグループにおけるMetS発現率が減少したものの(それぞれオッズ比1.87、1.83、1.81)、精神的苦痛のレベルとMetS発現率の関連性は依然として統計的に有意だった(p=0.025~0.038)。

Puustinen氏は、「精神的苦痛がある人はMetSになるリスクが高いことが示唆された。精神的苦痛へのアプローチが、MetSの発生率を減らす可能性がある」などと述べた。

(日経メディカル別冊編集)

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