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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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現実的には食べさせられていると思われる遺伝子組み換え作物に対して
不安が根強いのに理解を深めることをしていないように感じます。
消費者が聞きたい本音は、
・関係者は自分自身が何の抵抗もなく食べているのか
・関係者は自分の子孫に何の抵抗もなく食べさせているのか
ということを知りたいのだろうと思います。
私は、本音の聞ける関係者とのご縁がないので出来るだけ避けていますが、
有害性がわかってきた肉、乳製品よりは安全かも知れません。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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40年後に世界の人口は現在の68億人から90億人に膨れ、食糧難が避けられないといわれる。農産物の生産性を高めようと遺伝子組み換え作物の研究が国内外で進んでいる。生産性は食料自給率にもかかわる問題だが、組み換えには消費者の不安も根強いのが現状。研究者は「一般の人に組み換えか、非組み換えかを選ぶ権利がある。情報提供や議論を通じ、技術への認識が深まってほしい」とアピールする。
考える契機を
独立行政法人「農業生物資源研究所」(茨城県つくば市)にある見学用の圃場(ほじょう)の一角に、特定の除草剤に耐えるようにした遺伝子組み換え大豆が展示されている。除草しない区画は雑草だらけだが、特定の除草剤を撒(ま)いた区画は雑草もなく、大豆がすくすくと育っている。除草剤に加え、害虫にも強い組み換えトウモロコシもある。
ここには年間2千人ほどの見学者が訪れる。「組み換え作物はまだ一般の理解が進んでいない。見学者に『納得してください』『必要です』とは言わないが、なぜ開発・利用されているのか、考えるきっかけをつかんでもらえれば」と、田部井豊・遺伝子組換え研究推進室長は説明し、普及活動の難しさをにじませた。
内閣府食品安全委員会「食品の安全性に関する意識等について」(平成21年7月)によると、組み換え食品に安全上の不安を感じる人は「非常に不安」「ある程度不安」を合わせて64・6%で、「あまり不安を感じない」と「まったく不安を感じない」を合わせた34・2%の倍近くだ。
効率的に改良
農産物の品種改良は味の向上のほか、病気や害虫に強い、乾燥に強いといった、より栽培に適したものを目指し、交配を重ねて行われる。ただ、偶然に頼るなどして、目的の性質を持つ品種を作るのに長い年月がかかってしまう。遺伝子組み換え技術なら別の生物の役立つ遺伝子を組み込むことで、短期間で効率的に品種改良ができる。
遺伝子組換え研究推進室の土門英司主任研究員は「世界的には既にトウモロコシ、大豆、綿、菜種を中心に組み換え作物が栽培され、栽培面積は日本国土の3・5倍ほどに及ぶ」と話す。国内でも安全基準が定められ、制度的には栽培できるものの、商業栽培には至っていない。
一方で飼料用のトウモロコシや大豆の多くは輸入で、これらの組み換え作物が米国などから輸入されているのが現状だ。
土門主任研究員は「組み換え作物の需要は伸びるかもしれないが、食べたくない人の権利も保障されるべきだ」としたうえで、「生物多様性を守りながら食糧を確保していくには、栽培面積を増やさずに生産性を上げることが課題。組み換え作物にはポテンシャル(潜在的な可能性)がある」と提起する。
「食べるのに抵抗がある」7割
農林水産省「平成19年度遺伝子組換え農作物等に関する意識調査」では、71.5%が組み換え作物を食べることに抵抗があると回答。その理由(複数回答)として、「何となく不安」60.8%、「これまでの情報では安全性の不安が解消されない」60.4%のほか、「(食品の原材料欄などに)『遺伝子組み換えでない』という表示をよく見かけるため」も41.4%に上った。
「遺伝子組み換えでない」との表示は、特定の農産物を使った食品についてJAS法で表示できることが定められたもの。土門主任研究員は「(組み換え食品を)食べたくない人のための表示だが、これが不安を招いてもいる」と指摘する。
国産の飼料用稲に競争力を
≪独立行政法人農研機構・作物研究所の岩永勝所長の話≫ 日本の自給率で一番問題なのは、飼料自給率が25%と低いこと。例えば、国内コメ生産量の2倍の約1600万トンもの飼料用トウモロコシを輸入し、世界最大のトウモロコシ輸入国となっている。
対策の一つとして、国産の飼料用稲の競争力を高めていく必要があり、遺伝子組み換え技術の貢献が期待される。作物研究所では、栄養価が高い飼料用稲の開発や、稲の光合成能力を高める試みを、組み換え技術を活用して続けている。
輸入されている飼料用トウモロコシの85%は遺伝子組み換え。これを遺伝子組み換えの稲で置き換えようというのだから、社会的に受け入れられやすいと思う。耕作放棄地や休耕田を利用し、飼料用稲の栽培を拡大すれば、日本が誇る水田の利用率も高められる。
産経新聞社は「ニッポンの食、がんばれ!」キャンペーン(www.nippon-shoku.com)を通じて食料自給率の向上を目指します。
(出典:産経新聞)
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