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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
AEDが医師以外の人も使えるようになった当初は設置に二の足を
踏んでいた傾向がありましたが、最近ではかなり普及してきました。
しかし、それなりの普及をしているのはわずか3都府県です。
私の住んでいる最寄駅はJR亀有駅ですが、乗降客数が基準に
達していないという理由で設置していないのには驚きましたが、
駅隣接のイトーヨーカ堂には設置してあります。
交番には置いてあるか確認はしていませんが、ほしいところです。
私も救命技能認定証をいただいており、いざという時に勇気を持って
使えるように今年も5月に受講する予定です。
多くのAEDが普及し、多く人が講習を受けて救命率を高めたいものです。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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病院外で心臓のけいれんで心停止しても、近くに居合わせた人に自動体外式除細動器(AED)で救命を試みられた人の約3割は1カ月後に社会復帰できる状態になっていることが、京都大などの分析で分かった。救急隊到着後の救命措置では、その半分程度にとどまっていた。チームはAEDの設置密度を上げる必要があると指摘している。
AEDは、2004年から医師以外の人も使えるようになり、公的施設や商業施設などに設置されるようになった。
京大保健管理センターの石見拓助教らは総務省消防庁のデータを使い、05~07年で、日本全国で救急蘇生が試みられた患者を対象に、公共AEDの普及効果を検証した。
心臓のけいれんのような心室細動が原因で心停止、公共の場で倒れるところを目撃された1万2631人を分析すると、大半の人は救急隊の到着を待ってAEDを受けていた。このうち、1カ月後に生存していて脳の障害を残さずに、社会復帰できる状態になった人は14%だった。
一方で、近くに居合わせた人によって、AEDで救命を試みられた462人では、32%が社会復帰できる状態になっていた。
また、AEDの設置が、人が住める地域1平方キロあたり1台未満から4台以上に増えると、AEDを受けるまでの時間が3.7分から2.2分に短縮。社会復帰できる率は人口1千万人あたり2.4人から8.9人へと約4倍に上がった。08年に、1平方キロあたり4台以上あるのは東京都と大阪府、神奈川県だけだった。
チームは、AEDの実施が1分遅れると、1カ月後に社会復帰できる状態になる率が9%下がると計算した。
この結果は18日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンで発表した。
さらに石見助教らは、事故などで心肺停止になった子どもに、心臓マッサージと人工呼吸による蘇生術を試みた場合の社会復帰率も調べた。
05~07年、病院外で心肺停止になった17歳以下の5千人以上の例を検討。倒れた場所で、居合わせた人から心肺蘇生を受けたのは2439人。1カ月後、後遺症をほとんど残さず学校などに復帰できたのは110人だった。蘇生を受けなかった2719人では同53人。病院到着までの時間といった要因を考慮すると、蘇生がある場合の復帰率は2.59倍に高まっていた。
子どもが心肺停止になった原因の7割は、水におぼれるなど心臓病以外のトラブルだった。
石見助教は「いずれも、近くに居合わせた人が蘇生を試みると救命率が上がることが証明された。その場でできることを積極的にしてほしい」と話している。
(出典:朝日新聞)
AEDの普及により救われる命が増加 日本での全国的調査
公共の場への自動体外式除細動器(AED)設置が、心臓発作の予後改善に有効であることが日本の研究で示された。全国的にAEDの普及が進んでいる日本では、近くに人がいる状況で心調律異常による心停止を来した患者の約14%、さらにAEDによる処置を受けた人の31.6%が、神経後遺症をほとんど残さず回復していることが明らかにされた。
今回の研究は、AEDの設置拡大が心停止後の生存率向上をもたらすことを示した初めての研究であり、AEDの重要性を強調するものであると、研究著者の一人である京都大学保健管理センターの石見拓氏は述べている。また、この研究では心肺蘇生法(CPR)の有効性も示されており、「もし突然倒れた人を見かけたら、救急およびAEDが到着するまでに少なくとも胸部圧迫を実施してほしい」と同氏は付け加えている。
日本でのAED設置数は、2005年の9,906台から2007年には8万8,265台まで増加している。今回の研究では、病院外で心停止を来した31万2,000人を超える患者のデータを検討。1万2,631人が心室細動(AEDによって除去できる)を来し、かつ発作時に近くに人がいたことが判明した。
このうち一般の人がAEDを使用した例は3年間で3.7%となっており、研究開始時の1.2%から終了時には6.2%と、AEDの設置が増えるに従って利用数も増加した。患者がAEDによる処置を受けるまでの平均時間は3.7分から2.2分に短縮されたほか、神経障害をほとんど残さず回復した患者の数は人口1,000万人あたり2.4人から8.9人に増加した。この研究は、米医学誌「New England Journal of Medicine」3月18日号に掲載された。
今回の研究では、AEDおよびCPRの有用性が示される一方、いずれも躊躇(ちゅうちょ)する人が多いことが判明。AEDを積極的に使用した人は7%、CPRを実施したのは50%にとどまった。「目の前で死にそうな人を見るのは恐怖を伴うものであり、パニックになって除細動器の利用やCRPの実施を怖いと感じるかもしれないが、AEDは全く初めての人でも簡単に使うことができる。CPRも誰でも実施できる。重要なことは、やろうとすることだ」と米シカゴ大学メディカルセンターのDana Peres Edelson博士は述べている。同氏は「CPRを実施するには、まず救急に通報した後、両手を重ねて胸骨の上に置き、強く、速く押し続け、救助が到着するまで止めてはならない」と説明している。
(出典:HealthDay News)
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