2010年3月13日土曜日

隠れメタボ、やせた人も高リスク 厚労省研究班が提言へ

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


導入前から疑問・批判のあった特定健診・保健指導(メタボ健診)の
見直し基準がやっと決まりそうですが、国際基準に大きく近づき、
女性の腹囲が厳しくなり、腹囲は検査の一項目に変わるのでしょう。

また、従来基準がよくなかったわけなので、メタボ指導に実績が出ていない
健康保険組合に罰金を払わすことも出来ないものと思われます。


今年まで10年間の健康日本21の健康政策も失敗に終わり、
国のやる健康運動は失敗し続け、国民の健康状態が悪化の一途なのに
誰も責任を取らず、謎の鳥政権にも期待できないのは非常に残念です。

最大の原因はアメリカにパン食を餌付けされ、食事の間違い
気づかせていないからで、国・行政の「不作為の大罪」ですが、
現状を歓迎する産業の既得権益確保への巨大な力が働いているからで
逃げ道を探せない国民は餌食にされ、本当にお気の毒だと思います。


生活習慣病に罹るワナ・カラクリに嵌められて餌食にされないためには、
的を射た生活習慣を続けることで、簡単なことです。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


一生太らない体のつくり方

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********************************【以下転載】********************************

おなかのサイズが大きくてもそうでなくても、血圧や血糖値などで異常が重なればメタボリック症候群と同じように心筋梗塞(こうそく)や脳卒中を起こすリスクが高まることがわかった。メタボ健診の基準を検証している厚生労働省の研究班(研究代表者=門脇孝・東京大教授)が11日、解析結果をまとめた。腹が出ていない人たちの対策も進めるよう提言を報告書に盛り込む。将来の基準に反映される見通しだ。

メタボ検査値とリスク.jpg

日本のいまの基準は、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上であるのが第一条件。そのうえで血圧や血糖、脂質の検査値の異常が二つ以上あると「メタボ」と認定する。

研究班は全国の40~74歳の男女約3万人を対象に腹囲が基準を満たした場合と満たさない場合とで調べた。

すると、腹囲が基準に達しない人でも、検査値の異常が増えるにつれて心筋梗塞などの発症リスクが増えていた。また女性で発症した506人のうち、半数以上は腹囲が基準より小さく、何らかの検査値の異常をかかえていた。

特定健診では、メタボに該当するか、予備群とされた人に対して特定保健指導をする。ただ、やせていて血圧や血糖値が高い人はとりわけ日本に多く、死亡リスクも高いことが指摘されてきた。

海外では昨年10月、国際糖尿病連合などが「腹囲を必須条件としない」とする世界的な統一基準をつくった。

門脇教授は「やせることで効果的に病気を予防できるような人を見つける点で、いまのメタボ基準にも意味がある」と話す。

(出典:朝日新聞)

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