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今日の1通目
トランス脂肪酸、女性は過摂取 お菓子の食べすぎ原因?
先の戦争で負けた日本とドイツの大きな違いとは、
・外国との戦争で初めて負けた日本
・外国との戦争で何度も負けて復興してきたドイツ
日本が国家としての主権が構築できなかった大きな違いとなったのは、
指導者に大計がなかったことだった。
この本は、国益を担う国会議員の必読書です。
この本が出たからには、謎の鳥政権が得意の「知らなかった」は許されず、
日本国家の主権を確立させることを強く強く期待します。
そして、多くの国民に読んでいただきたいと思います。
国民が知らない反日の実態
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの
戦勝国の横暴に対して、忍従すべき点は忍従し、適当に聞き流す点は聞き流し、いつのまにか自主憲法の制定、再軍備、独自外交の展開にこぎつけたドイツ、一方、なんでも言いなりになって洗脳され、国家としての芯を抜かれてしまった日本。
ロシアの天然資源をめぐっても、北方領土問題を筋論で押し通し、外交の硬直化をきたした日本に対し、怨念を胸に秘め、現実外交に徹し、今や天然ガスのパイプラインをバルト海海底を通して直接結ぶことに成功したドイツ。
長い戦乱の歴史を通して「戦争で負けて失ったものは、戦争で取り返すしかない」という現実を熟知していたドイツと、初めて敗戦を経験した日本の差といったら言い過ぎだろうか。
戦後補償、周辺国との関係、領土問題、再軍備、歴史教育、情報機関、メディア、政治家など、それぞれのテーマで日独の戦後を比較検証し、現在の日本の問題を浮き彫りにする。
日本が再び立ち上がるための教訓が、ここにある。
(著者まえがきより)
先の大戦におけるドイツのロシアに対する怨念は、日本と同様かそれ以上に大きいものがある。大戦中にドイツが失った領土問題もいまだくすぶり、完全に解決したわけではない。だがドイツは、未来志向で現実路線に徹することで、確実にその成果を手にしているのだ。
片や日本はどうか。日本でもサハリン沖の天然ガス田を共同開発し、日ロ間を結ぶパイプラインを建設する計画が検討されてはいた。だが、もろもろの事情から計画は白紙撤回され、サハリンの天然ガスは全量が中国に回されてしまった。かくしてエネルギー獲得競争において、日本はここでもまた、大きく立ち遅れてしまった。
その原因は何か。一つには、北方領土をめぐる日本の頑な態度に、ロシアが業を煮やしたことは疑いの余地がない。戦後六〇余年、日本はこの問題では一歩も引かぬ態度で交渉にのぞみ、その間両国は、得るものが何もなかった。いうなれば、不毛の議論のまま、いたずらに時を過ごしてきたのだ。
では、欧州では、この交渉をどのように見ているであろうか。
「戦争で負けて失った領土を取り戻したいと思うなら、もう一度戦争して勝つことだ」
この一言で、終わりである。それが長い間戦争を繰り返してきた欧州人にとっての歴史の常識であり、戦争に負けていながら、過去の条約や取り決めを持ちだして領土の返還を要求するなど、ナンセンス以外の何物でもない。これこそ「敗戦」というものの非情な現実なのである。
忍従するところは忍従し、戦勝国の言い分を聞き流すところは聞き流し、最終的には、再軍備を成し遂げ、自主憲法を持ち、米国からの服属を脱して独自外交を展開するドイツ! 片や、戦勝国の言い分をそのまま真に受け、従属の優等生となることで国家の芯を抜かれてしまった日本。現在の日本のおかれた状況は、まさに末期的と言ってよい。
だが考えてみれば、日本人はこれまでもこうした歴史的危機に何度も直面し、その都度立ち上がってきたのだ。私は日本民族のその力を信じたい。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
周辺国との関係を修復し、ロシアとも巧みに連携をはかり、いまやEUの実質的中心国としてゆるぎない存在感を見せつけるドイツ。それに対して、アジアにおいても世界においても、その存在感がますます希薄になりつつある日本。その差はどこから生じたのか。戦後補償、周辺国との関係、領土問題、再軍備、歴史教育、情報機関、メディア、政治家など、それぞれのテーマで日独の戦後64年を比較検証し、現在の日本の問題を浮き彫りにする。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 戦後ドイツの「国家百年の計」─大欧州連合の構想は、どこから生まれたか/2章 ドイツ人捕虜一一〇〇万人の運命─悲惨な抑留体験から見る戦争の本質/3章 ドイツはなぜ、反論を封印したのか─一般市民一二〇〇万の過酷体験からドイツが学んだこと/4章 「ニュルンベルク裁判」と「東京裁判」─裁判の受けとめ方に見る日独の大きな差異/5章 情報戦略と諜報機関(その1)─生き馬の目を抜く情報戦の実態と「ゲーレン機関」/6章 情報戦略と諜報機関(その2)─世界の中の「情報欠乏国家」日本の惨憺/7章 再軍備と旧軍人の処遇─旧軍人を復興に活用した国、社会から葬った国/8章 国家の自立、政治化の責任─なぜ日本は目先しか見えず、国益を失うのか/9章 国運を左右するメディアの責任─なぜドイツは、報道の質に対する要求レベルが高いのか/10章 教育は国家百年の大計─戦勝国の指示を聞き流した国、真に受けた国/終章 独自の憲法を持つ国・持たぬ国─なぜ日本は、国家の芯を抜かれてしまったのか
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
クライン孝子(クラインタカコ)
1939年(昭和14年)旧満州生まれ。ノンフィクション作家。ドイツ・フランクフルト在住。1968年に渡欧、チューリッヒ大学、フランクフルト大学でドイツ文学と近代西欧政経史を学ぶ。滞独生活は40年に及び、独自の取材源をもとに、海外からの視点で日本を見つめる鋭い提言に定評がある。EUプレスクラブ、ドイツ婦人ジャーナリスト連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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