2009年10月10日土曜日

仕事と自殺予防 不況 30代の疲弊目立つ

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


8月の完全失業率は5.5%で、過去最悪だった7月の5.7%を
0.2ポイント下回ったものの有効求人倍率は0.42倍と雇用環境は
好転の兆しがないので、職を求めてハローワークはパンク寸前、
雇用保険受給者は100万人を超えています。

そして、就職難から絶望して自殺する人も後を絶たないようです。

日本は自殺が死因の6位、人口比率ではロシアに次ぐ2位と多く
11年も連続して3万人を超えています。
今年は過去最多の自殺者数となりそうで、私なりに減らす努力をしています。

主要国自殺率推移.jpg

自殺未遂者は10倍以上、未遂に至らない人は100倍以上いるようで、
自殺したいと思ったことがある人は成人の2割、20、30歳代は4人に1人
いるそうで、驚きです。

生きている。それだけで素晴らしい
人間として生まれてくる確率は、1億円の宝くじに100万回連続して
当たったのと同じという奇跡であり、自ら死を選ぶのはあまりにもったいない。

死んだら終わりですが、人生何とかなるものです。


経済力の最善策は、雇われないで独立できる可能性のある複業を
して収入の柱を複数にすることで、簡単にできますので喜ばれています。


私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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日本人の給料

********************************【以下転載】********************************

救命救急センターに運ばれた患者のカルテを確認する精神科医(横浜市大市民総合医療センターで) 失業して半年、神奈川県の39歳の男性が面接を受けた企業は50社を超えた。昨年3月、就職面接の帰り道、心は疲れ果て、もう限界だった。帰宅すると、「ごめんね」と一言、仕事に出ている妻の携帯電話へメールした。医師から処方されていた薬や救急箱の薬を大量に飲んだ。

元々、男性は機械メーカーの営業職で、引き抜きの誘いが来るほどバリバリ働き、結果を出した。ところが、管理職に就いた30歳代半ばから、上司との衝突に悩み、めまいなどの不調を覚えるようになった。一昨年夏、うつ病と診断され、3か月休職の末、会社を辞めた。

引き抜きの経験もあり、再就職は心配していなかった。ところが不況の中で、面接を繰り返しても仕事は見つからない。初めは機械メーカーを回ったが、この業界は難しく、他業界に対象を広げた。服薬した日に受けた面接は、マンション管理会社だった。

提示された年収は200万円ほど。年収1000万円以上の時期もあっただけに、その金額もつらかったが、「うちは昇給なし、残業手当なし、ボーナスなし」という説明に心が砕けた。

「これじゃ、頑張ってもはい上がれない……おれには、もう商品価値はない。消えた方が楽だ」

男性が薬に手をつけたころ、メールを見た妻は、面接失敗の知らせと受け止め、普段通り仕事を終えて帰宅。散乱した薬の中で倒れている夫を見つけ、119番通報した。

警察庁発表の全国の自殺者数は11年連続で3万人を超え、特に昨年はこの男性のような30歳代が前年比1・7%増の4850人で過去最悪となった。30歳代の自殺者は10年前と比べ3割以上の増加だ。

NPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」代表の清水康之さんは「最近は非正規雇用の拡大や景気悪化による就職難で、中高年だけでなく、若い世代が疲弊している」と指摘する。

男性は救急車で横浜市大市民総合医療センターの救命救急センターに運ばれた。同センターの救急患者の15%以上が自殺未遂で、最近は、ここでも30歳代が目立つという。

男性は胃洗浄の処置を受け、翌日の夕方、意識を取り戻した。そして改めて失業という事実に直面した。病院のスタッフもそのことの意味をよく理解していた。

◇全国の自殺対策相談窓口が検索できる「ライフリンクデータベース」のホームページ

(出典:読売新聞)

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