いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
昨日、話題の映画「感染列島」を見てきました。
近くに10スクリーンある映画館ができたのとアラ還62歳の私は
1000円で見られるので毎月のように映画を見るようになりました。(笑)
この映画は新型インフルエンザの大流行かなと思っていましたが、
さらに強烈なウイルスで日本人口の何と1割が亡くなる想定です。
感染症との闘いには、終わりはなくウイルス・細菌と抗生剤の闘いは
永遠のようで、結核も超耐性菌が見つかっています。
最善の対策は自己免疫力を高く維持し続けることでむずかしくないと
感じています。
おかげ様で私はうがい、手洗い、マスクなどの予防策はまったくしなくても
ここ20年以上は風邪一つひきません。
万が一、風邪をひいたとしても一晩で治せる強い自信と確信があります。
インフルエンザが流行っていますので、お大事になさってください。
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■インフル対策、シナリオは?
米オバマ大統領は「チェンジ」を掲げて当選を果たした。人は前向きな変化を好む生き物だ。だがそれは細菌やウイルスなどの病原体も同じだといえる。
この冬、日本で、ソ連型のインフルエンザウイルスに抗ウイルス薬「タミフル」が効きにくい「耐性」を持つものが相次いで検出されている。もともと耐性を持っていたのではない。インフルエンザウイルスの遺伝子が変化して、耐性を獲得したのだ。
この薬は効果が高く、日本では多くの医療機関で処方される。言い換えれば、インフルエンザにとっては敵役のような存在である。そこでウイルスは、この“敵”を乗り越えようと、偶然か必然か、遺伝子が変異してタミフルが効きにくい「耐性」を獲得した。
どんなによい薬もいつかは、「耐性」を身につけられる日が来る可能性がある。すると人間はまた別の新薬を開発、その新薬にさらなる耐性を身につけた病原体が挑戦をしかける…。人(薬)と病原体は、こんないたちごっこを歴史的に繰り返してきた。
実際、新たな抗インフルエンザ薬の開発はいまなお各国で進行中だ。だが現時点で、人類がインフルエンザに戦いを挑む強力な手札となるのは、タミフルなど既存の薬であることに変わりはない。
新型インフルエンザ対策のため、今や世界中で備蓄が進むタミフルだが、つい数年前まで日本人が世界の年間処方量の7割を使っていた。別に買い占めたわけではない。その背景には、国民性がかいま見えてくる。
日本がタミフルの消費大国になった理由の一つは、勤勉な国民性にあるのだろう。インフルエンザは重症化することがあるが、多くは寝ていれば自然に治る。発病から回復まではほぼ1週間。抗インフルエンザウイルス薬の早期使用によって、発熱期間は1、2日縮まり、症状の回復は早い。「何日も寝込んでいられない」と日本人は高価な薬を使い、早めに治して会社や学校に早く行こうとする。
ところが欧米では「何もせずとも治るならゆっくり休んでいよう」という考え方が主流。「インフルエンザのために、高価な薬を使うのは医療費の無駄遣い」という声さえある。
日本では患者一人一人を検査キットできちょうめんに調べて治療をすることもある。インフルエンザの治療をめぐっては、こうした日本人のきまじめさとともに、「誰でも均質な医療を享受できる」という日本医療の比較的充実した側面が見えてくる。
今、われわれ人類は新型インフルエンザという未知のウイルスの発生に備えを進めている。毎年のインフルエンザでは薬を使わないという欧米諸国でさえ、タミフルなどの備蓄に取り組み、「新型発生後は全国民に予防投薬する。ただし治療用の備蓄はない」といった対策を立てる国もある。
日本の場合、タミフルの予防投薬は初期に発生した患者の周辺だけで、感染が拡大すれば治療的使用を最優先する作戦に切り替える。時期により対応が一様でなくなる点で、誰でも均質な医療を当たり前に享受してきた日本人が混乱を来さないか? 非常時のこうした体制を認識してもらうのに、まだまだやることは尽きない。だが「WE CAN DO」。一歩ずつ備えを積み重ねよう。
国立感染症研究所情報センター長・岡部信彦
(出典:産経新聞)
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