2009年1月11日日曜日

早寝早起き 親子で食べる朝ごはん

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


私達の身体は自身が食べたものを材料として毎秒約100万個の
細胞が入れ替わっています。
ものすごい勢いで入れ替わっているわけです。

よい細胞に入れ替えるには、53種類といわれる必須栄養素の
種類と量を確実に摂ることで、食事の重要性がわかります。

日本人にとって世界最高の長寿食は伝統的な日本食ですが、
戦勝国アメリカの日本人骨抜き・従属国政策でパン食の餌付け
見事に大成功して過去の食事と化していますが、
世界では高く評価され、特に知識層、富裕層にその傾向が強いようです。


最近では日本でもやっと日本食が見直されてきたようで、
早寝早起き朝ごはん運動もでてきて、よい成果がでていますので
全国に広く定着してほしいと思います。

早寝早起き朝パンでは語呂も悪く言いにくいですね。

始業前に遊ばせることで成果を挙げた源氏前小学校のアイディアは
すばらしいと思います。

8歳までの食習慣としつけが人生を決める。

子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)


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◆テレビ、ネット…どっぷり夜型

児童195人が通う、東京都品川区の区立源氏前小学校。午前7時50分の開門と同時に、児童たちが校庭に走り込む。縄跳び、ドッジボール、一輪車…。8時30分までの40分間、校庭に歓声がこだまする「いきいきタイム」の時間だ。

始業前にこの時間が設けられたのは平成17年春。「午前中の反応が鈍い。しっかり目覚めさせて授業を受けさせるには、登校直後から遊ばせよう」。教諭らの発案がきっかけだった。

児童の顔つきはすぐに変わり始めた。18年度からは文部科学省のモデル校指定を受け、児童の変化をデータで追跡してみると、児童全体の63・5%が「制度導入前に比べ朝ごはんをよく食べるようになった」と回答。食事内容にも変化がみられた。「牛乳とコーンフレークの朝食だったら、おなかが空いて遊べない。卵焼きも食べて登校するようになった」(6年男児)といった声も増えたという。

成績も上がった。学力テスト(算数・国語200点満点、1年生を除く)の平均点は、いきいきタイムを導入する前の16年度に比べ18年度は約20点アップ。浅木麻人校長は「朝食をとって遊び、目覚めた状態での学習が奏功した」と話す。

「朝食を食べないと、全力で遊べないことに着目した、その仕掛けがいい」。筑波大付属駒場中・高校での教諭経験がある、東海大体育学部の小沢治夫教授(発育発達学)は、源氏前小の取り組みをこう評価し、「意欲のない生徒の多くは朝食抜き。朝食が(意欲向上の)鍵だ」と話す。

小沢教授は「風車の理論」を提唱している。「意識して朝食をとることで『1枚目の羽根』を回す。すると体温が上がり、意欲も向上し、『2枚目』が回り出す。順に授業に身が入り、ほどよく疲れ、就寝が早まり、早起きする循環ができる。源氏前小はその好例だろう。反対に朝食抜きだと風車はたやすく逆回転し始める」と話す。

◆生き生きプラン

現代の生活スタイルは、子供も、その親も夜型になりがちだ。習い事や宿題、残業、テレビ、インターネット、24時間営業の飲食店…。子供の朝食が重要とはいっても、それにはまず親が早寝早起きを習慣づけることが必要だ。

「まず目覚まし時計を3つ使って同時に鳴らす。そして、布団をけ飛ばしてガバッと起きる」

早寝早起きに関する著書が多い「早起き心身医学研究所」(東京)の所長、税所(さいしょ)弘さんがすすめるのは、通称「ガバ起き」だ。「起床時間を午前6時など早朝の一定の時間に決めると、夜は自然と早く眠くなる。これで早寝早起きは習慣化しやすくなる」という。

寝る際の自己暗示も効果的だそうだ。

「5回枕をたたいて『枕さん、枕さん、あす5時に起こしてください』と言うと意外に効果がある。『朝6時に起きます』と10回口で唱えてもいい」

一方、朝、起きてもなかなか眠気が覚めない人は、熱いシャワーを浴びたり、ぬれたタオルで顔や首筋をぬぐったり、冷たい水を飲んだりすると、心身ともにシャキッとしやすいという。手の指を1本ずつ反らしてみるのもいい。軽いストレッチで伸びをしたような気持ちよさを感じられる。

そして、こんな前向きなアドバイスも。

「人は『翌日の仕事(勉強)が面倒』などと思うと朝起きられない。早起きして動き出したくなるような生き生きしたプランを毎日持つことだ」

◆生活習慣を記録

日ごろの生活習慣を記録するのも一案だ。「百ます計算」で知られる立命館小学校(京都市)の副校長、陰山英男さんはかつて学級担任を受け持った際、「生活点検活動」を実践し、成果を挙げたという。

この経験をもとに『早寝・早起き・朝ごはんノート』(講談社)を18年に刊行。起床時間▽食事メニュー▽食事時間▽遊んだ内容-などを書き込むと毎日の生活習慣を客観視できる。就寝前に親子でその日一日を振り返れば、翌日以降に教訓を生かすこともできる。

陰山さんは「夜は就寝し、昼に活動するのが人間の本来の姿。そのリズムを乱さない生活習慣を親子で実践しよう」と呼びかける。

今朝は、ごはんを食べました?

◆官民一体で普及活動を展開

夜更かしや朝食抜きといった、子供たちの基本的な生活習慣の乱れと学力には相関関係がある-。こう認識する文部科学省は平成18年度から、「早寝早起き朝ごはん」を合言葉に生活習慣を見直す国民運動を進めてきた。

昨秋は、品川区立源氏前小のように着実に成果を出している事例や、地域ぐるみで取り組んでいるケースを発表する会を開催した。

また、文科省の呼びかけで、PTA、子供会、青少年団体、経済界など130団体が参加した「早寝早起き朝ごはん」全国協議会も発足。標語コンテストを実施するなど官民一体の普及・啓発運動を展開している。

協議会は今年3月、子供の成長に不可欠な生活リズムの確保などについて、科学的に考察する「子どもの生活リズム向上全国フォーラム」を都内で開催し、服部栄養専門学校の服部幸應(ゆきお)理事長・校長の講演などを予定している。

(出典:産経新聞)

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