2008年12月24日水曜日

ビタミンC 適量摂取で老化を防止

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


ビタミンCは誰もが知っている代表的なビタミンで、
抗酸化物質の主役として知られ、食品への酸化防止剤としても
広く添加されています。

1日最低限必要な所要量は100mgと厚生労働省が発表していますが、
健康維持・増進に最適な最適量ははるかに多く必要ですし、
相互作用がありますのでビタミンCだけ十分摂ってもあまり意味がなく、
抗酸化ネットワーク構築が重要で、詳しくはこちらをお読みください。

アメリカ政府が99年に発表した「推奨するビタミン・ミネラル基準(RDA’S)」
では、ビタミンC:200~500mgですが、まだ十分とは言えないので、
500~2000mgが推奨され、私は最低でも1000mgは摂っています。

最近では美容・健康目的でビタミンCを20gも点滴したり、
親しい医師はガン治療には60g点滴しているそうです。

また、以下の記事のような痛い思いや高価な費用を支払わずに
同等結果を得るのは簡単です。

疲労回復点滴産経0811.jpg

でも、抗酸化物質だけ補うのは片手落ちです。
不足が許されない53種類の必須栄養素の種類と量を摂ることが
最初の一歩ですが、サプリメントを否定すると100%できません。

サプリメントへの偏見は自分自身の命を賭けた勝ち目のない「大博打」 
ポール・クレイトン博士「英国流医食同源」

私は十分できていますので、06年還暦ですが肌年齢15歳、
骨年齢20歳、検査値すべて異常なしで、体力的にも絶好調ですが、
何よりうれしいのは、30年以上手術を含むあらゆる治療をしても
よくならなかった頑固な腰痛がたった2ヶ月で完治したことです。


野菜・果物の栄養価が激減しています。

野菜の栄養価激減

高い有機野菜も変わらないとは驚きです。

有機野菜の栄養価同じ.jpg


参考データ
国民栄養調査(2001年11月) 
最低といわれる栄養所要量すら下回っている栄養素

・カルシウム:
 発育不良、不眠、骨粗鬆症、神経過敏、関節痛、動悸、手足の痺れ
・鉄:
 貧血、体力低下、呼吸困難、皮膚の炎症、頭痛、肩こり、不眠、冷え症、耳鳴り
・亜鉛:
 発育不良、疲労、味覚障害、不妊症、性的発育遅れ、傷が治りにくい
・銅:
 発育不良、不眠、骨粗鬆症、神経過敏、関節痛、動悸、手足の痺れ
・ビタミンE:
 発育不良、不眠、骨粗鬆症、神経過敏、関節痛、動悸、手足の痺れ
・ビタミンB1:
 便秘、脚気、倦怠、胃腸障害、心臓肥大、血圧異常、神経障害
・ビタミンB6:
 ニキビ、貧血、関節炎、精神不安定、めまい、抜け毛、学習障害
・食物繊維:
 便秘、大腸ガン、高脂血


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マルチビタミンが早産、未熟児出産を防ぐ
ビタミン・ミネラル不足が知能に悪影響
食事中の抗酸化物が2型糖尿病を予防
総合ビタミン剤でのがん予防効果
大量のビタミン摂取でアルツハイマー予防
マルチビタミン・ミネラルの摂取で欠勤率が低下

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アンチエージングという言葉がはやるなど老化防止への関心が高い。では何をすれば、老化を防げるのか? 精神的なストレスを避け、生活習慣病にならないことが基本だが、今回はビタミンCとの関係を通じて、老化防止を考えてみたい。

◇しみ、そばかす、乾燥肌にもプラス

アンチエージングは一般に「抗加齢」と訳されている。しかし、加齢は年を重ねることなので、加齢自体を止めることは不可能だ。老化防止の研究で知られる石神昭人・東邦大学薬学部准教授は「加齢の結果、老化が生じるので、アンチエージングは抗老化と訳す方がよい」と指摘する。

では、老化防止が進んでいるかどうかを知る指標はあるのだろうか。

■加齢とたんぱく質

今年3月まで東京都老人総合研究所にいた石神さんらは肝臓や肺などで加齢とともに減ったり、増えたりするたんぱく質を探す研究を続けてきた。その結果、17年前に見つけたのが「SMP30」というたんぱく質だった。その後、このたんぱく質がどんな働きをするかをずっと研究してきた。

その働きは、SMP30を作る遺伝子を破壊したマウス(遺伝子破壊マウス)の飼育、観察で分かってきた。長年の研究の結果、外見的には野生のマウスと大差はなかったが、細胞を電子顕微鏡で見ると脂肪の粒の増加やエネルギーをつくるミトコンドリアの形態異常など細胞レベルでは障害が起きていることが分かった。人で言えば脂肪肝に近い症状だったのだ。

■壊血病に似た症状

また、SMP30はビタミンCの合成に必要な酵素ということも分かった。

そこで、SMP30を作る遺伝子を破壊したマウスを、ビタミンCを含まないえさで飼育し、ビタミンCを含む通常のえさで育ったマウスと成長や生存の様子を比べてみた。すると通常のマウスは健康に育ったのに対し、遺伝子破壊マウスは体重が減少したり、骨の形成が悪かったり、血管がもろくなったり、人の壊血病に似た症状を示した。

■生存率に4倍差

さらに、ビタミンCを必要(1日あたり7ミリグラム)なだけ与えたマウスと、ごくわずか(1日0・2ミリグラム、必要量の2・5%に相当)しか与えないマウスの比較飼育もした。

その結果、ビタミンCをちゃんと摂取したマウスは2年(24カ月)後でも約半分が生きていたのに対し、ビタミンC不足のマウスはわずか6カ月で半分が死んでしまった。つまり50%生存率で4倍の差があり、石神さんは「ビタミンC不足マウスは4倍もの速さで老化が進むことが分かった」と話す。この実験結果はビタミンCと老化の関係を解き明かす貴重な研究成果と言えそうだ。

■食物で1日100ミリグラム

もともと人はビタミンCを合成できないため、食べ物から摂取する必要がある。この実験結果を人にあてはめてみると、人は1日あたり100ミリグラム程度のビタミンCを摂取する必要がある。野菜や果物を毎日食べている人はビタミンC不足になることはないが、即席食品に頼るような偏った食生活の人や高齢者はビタミンC不足になりやすい。

血液中のビタミンCの濃度は加齢とともに減ることが分かっている。入院中の患者や糖尿病の患者などでも、ビタミンCの不足が生じやすい。

といっても、ビタミンCをたくさん取ればよいというものではない。多少多く取っても尿として排せつされるだけだ。過剰に取ると便が軟らかくなったり、老化を促す活性酸素が増える危険性もある。石神さんは「何事も適量の摂取が健康のもとだ」と話す。

■メラニンを抑制

一方、抗酸化作用のあるビタミンCは肌の老化防止にも役立つ。肌にしみ、そばかすができるのは肌の細胞の老化現象だ。光などの刺激で肌に黒っぽいメラニンが生成されると、しみやそばかすになる。ビタミンCなどの抗酸化物質は、このメラニンの生成を抑制する働きがある。

亀山孝一郎・青山ヒフ科クリニック院長(東京都)は「ビタミンCは皮膚の弾力性を保つコラーゲンの生成をも促す。しみ、そばかす、にきび、乾燥肌にもプラスだ。ストレスの防止にもよい」とビタミンCの有用性を話す。

■アセロラで効率的

ビタミンCの摂取の基本は普段から果物や野菜を食べることだが、どうせ取るなら効率的に取りたい。そこで注目したいのが美肌フルーツといわれる果物のアセロラだ。

健康栄養問題に詳しい村田晃・元佐賀短期大学食物栄養学科長によると、アセロラはレモンの果汁やイチゴに比べ、同じ量で30倍近いビタミンCを含む。同時に抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富にある。アセロラに含まれるビタミンCは、合成ビタミンCに比べて、脳や皮膚など体内に吸収される率も高いといわれる。

村田さんは「ビタミンCは空腹時よりも、食後に取った方が吸収量が高い。母乳を与えている母親は母乳から失われるビタミンCを補うためにも1日あたり40~50ミリグラム多めに取るとよい」と話している。

(出典:毎日新聞)

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