2013年1月20日日曜日
睡眠不足も大敵 歯周病を予防する 4つのポイントで症状チェック
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
歯周病は多いですね。
歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症だそうで、
喫煙者はほぼ100%ではないかと思います。
日本の場合は、
・総人口の70%
・30歳以上の80%
・推計患者数8,000万人
歯を失う最大原因だそうです。
歯周病は歯の病気というよりも全身の生活習慣病であり、
身体が活性酸素との戦いに敗れて全身が酸化して老化が進み、
歯周に症状がでているためで口腔だけの治療では片手落ちです。
・歯応えのある伝統的日本食をよく噛んで食べる
・糖質の入った間食、飲料をなるべく避ける
飲食した場合は水でよく濯ぐ
・抗酸化力を高める
・よい歯磨き剤を使う
これだけでも歯周病は激減することは確実ですので、
歯周病を予防したい人はお互いに顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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****************************【以下転載】****************************
日本人成人の8割は歯周病かその予備軍だという。放置すれば歯を失うことにもなる。予防には正しい歯磨きに加え、良くかんで食べるなど正しい生活習慣が大事だ。定期検診を受け、歯垢(しこう)や歯石を除去してもらおう。
歯周病は、歯に付着する歯垢に含まれる細菌の一種である歯周病菌が、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)や、歯と歯槽骨を結ぶ歯根膜など歯の周りの組織を溶かし、歯茎が腫れたり出血したりして、最終的に歯が抜けてしまう病気だ。
放置すると深刻に
日本人が歯を失う最も大きな原因で初期は自覚症状がほとんどないだけに、日ごろの注意が欠かせない。まずは症状をチェックして、一つでも思い当たれば、歯周病を疑おう。
歯を磨くと歯ブラシに血がついたり、硬いものを食べたとき血が出たりすれば、歯肉が菌に侵され炎症を起こしている可能性が高い。歯肉が腫れ、ぶよぶよしていれば症状はかなり進行している。健康な歯肉はピンク色だが、歯周病にかかると赤っぽく腫れ、赤紫色へと変わっていく。
胃腸は健康なのに、口臭があり口の中がねばねばするときは、口内で歯周病菌が繁殖していると考えられる。口臭は自分では気づかない場合が多いので、指摘されたら気にすべきだ。
昔に比べ歯が長くなったと感じたら、歯周病で歯の周りの骨が溶け出しているとみてよい。歯肉が後退して歯の根の部分が露出してきている。さらに進行すると歯が抜けてしまう。
歯科医の研修機関、JIADS(東京都中央区)代表で全米歯周病学会名誉会員の小野善弘氏は「歯周病は自分が気づかないうちに進行してしまう慢性の病気。放置すると大事な歯を失うことになる」と警告する。取り返しがつかなくならないように歯科医で定期的に検診してもらおう。
予防は歯周組織に付いた歯垢を取り除くこと。人により歯並びは異なるので、歯科医で歯の磨き方について指導を受けるのがよい。
おさらぎ歯科(神奈川県鎌倉市)の大仏紫郎医師は磨き方の基本を「毛先を歯の表面に直角に軽く当て、力を入れず小刻みに震わすようにして磨く。歯と歯の間、歯と歯茎の間も同様に行う」と説明する。
特に歯と歯茎の間はたまった歯垢を除去するため、歯ブラシを45度の角度にあてるとよい。一方向だけでなく上下左右に小さな円を描くように磨くとさらに効果的だ。
毛先の開いた歯ブラシは早めに交換する。歯垢染色液を使えば、磨き残しがわかる。歯の表側だけでなく裏側もしっかり確認して磨こう。
ただ「長く強く磨くだけでは歯垢を完全に除去できず、歯や歯肉を傷つける恐れがあるので注意が必要」(大仏氏)。また食後は唾液の分泌が盛んで歯を守ってくれるので、食事から1時間後ぐらいに磨くのが効果的といわれる。
1日1回は、歯間ブラシやデンタルフロスを使って食べ物のカスなどを丁寧に除去するのがよい。電動歯ブラシや音波電動歯ブラシを使うときも、歯に強く当てすぎないのがコツだ。音波電動歯ブラシは通常の歯磨きでは届かない歯と歯、歯と歯茎の間の歯垢を高速な振動で除去するという。
よくかんで食べる
しかしそれでも歯垢の除去は不十分だ。「歯と歯茎の間などにできる歯周ポケットに入った歯垢や歯石は歯科医で除去してもらうのがよい」(小野氏)。歯石は歯垢が唾液中のカルシウムなどと結合して固くなったもの。歯ブラシではとれず、歯石の周りに歯垢がこびりついて細菌の温床になる。歯科医と一緒にプラークコントロール(歯垢の除去・管理)を徹底しよう。
さらに歯周病や虫歯の対策など歯の健康を保つには、全身の健康を維持して病気に対する抵抗力を高めることも欠かせない。高カロリー、高脂肪、高塩分を避け、ビタミン、カルシウムなどをバランスよくとる。よくかんで食べると唾液が多く分泌され、細菌を洗い流す。睡眠が不足すると体の免疫力が低下して歯周病菌に感染しやすくなるので十分にとる。喫煙して歯にヤニが付着すると細菌の温床になりやすいので注意が必要だ。
■歯科医選びも大切
歯科医選びも大事な歯周病対策だ。一つの目安となるのが日本歯周病学会の「認定医」制度。学会が認めた研修施設に3年以上所属して臨床経験を積み、資格更新には研修会への一定回数以上の出席が求められる。JIADSの小野善弘代表は「歯科医の技術水準は様々。信頼できる医師は技術を磨くために日々の努力を欠かさない」と語る。医師を選ぶときは技術面に加え、気軽に相談できるか、患者の評判はどうかなど、総合的に判断する必要がある。
歯周病が進行して歯を失っても、義歯や骨に直接つなげるインプラントで補うことはできる。ただ生きた歯は感覚器官につながっていて「かみごたえ」や「食感」を感じることができ、これがおいしさの一要素になっているという。おいしく食べるためにも、歯周病対策をして生きた歯を残すことが重要だ。
(出典:日本経済新聞)
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