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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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◆震災関連
大震災、都内の帰宅困難者は9万人以上 首都圏白書
帰宅困難者はビルに泊まって 都が大災害時の対応見直し
◆原発・放射能関連
原子力安全基盤機構の検査ミス、慣れ合い検査が蔓延
内部被ばく限度超えは緊急作業不可 東電に指導
◆電力・節電関連
菅首相、自然エネルギーで積極発信=政権延命狙い?周囲は冷ややか
地震恐怖症という病名は初めて聞きましたが、
放射能恐怖症もあるのでしょう。
ともにそのストレスで心ばかりでなく身体の病気も招くようですが、
栄養療法が著効を見せると思います。
日本の国土面積は世界の地表面積のわずか0.25%ですが、
・マグニチュード4以上の地震の約10%
・マグニチュード6以上の地震の約20%
が日本で発生しているという地震大国です。
しかも平野部は少なく大都市はすべて河口部の軟弱な地盤であり、
地震や津波、液状化の被害も受けやすいわけです。
今回の大震災から地震活動期に入ったようであり、
全国的に発生が心配されている地震が続いて起こる恐れがあり、
個人でできる対策をしっかりやる必要性を痛感しています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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東日本大震災の発生から3カ月たったが、首都圏などで直接被災していないのにもかかわらず、揺れに対する強い不安を抱えている人は少なくない。「地震恐怖症」と呼ばれるこの症状は、不安障害という神経症の一種。日常生活を営めないほどに悪化しているケースもあるという。どう対処したらいいのだろうか。
大震災の当日、東京にいた40歳代の女性。いままで経験したことがない大きな揺れと、その後の衝撃的な津波のテレビ映像を見て、次は自分のところにやってくる、と居ても立ってもいられなくなった。地震から逃げるため、家族ごと一時米国に“避難”。帰国後も余震におびえ、夜は眠れなくなった。友人を頼って専門医を紹介してもらい、地震恐怖症と診断された。
女性が男性の2倍
虎の門山下医院の山下喜弘代表は「地震恐怖症は自然災害が引き起こす恐怖症の一種。大震災以降、東京都心でも受診者が目立つ」と語る。揺れの体験や映像の視聴に加え、壊滅的な被災情報が耳に入ってくることが不安の度合いを拡大する。緊急地震速報の警報音も恐怖感をあおるとされる。
地震恐怖症は阪神大震災後にも見られたが、今回はインターネットを通じて被害情報が広く素早く伝わった。患者数や症状の重さの割合など、統計的な情報はほとんどないが、日比谷滝村クリニックの滝村浩院長は、「地震のような特定の恐怖症にかかる割合は人口の10%前後。男女比は約1対2と女性が多いのが特徴」という。
代表的な身体症状には、動悸(どうき)、息切れ、呼吸困難、胸の痛み、吐き気、目まい、冷や汗などがある。心の症状としては地震が怖い、眠れない以外に、一日中地震のことばかり考える、耐震建築の中にいても倒壊を懸念する、一人でいるのが不安といった症状がある。大震災直後には、物資不足や計画停電を気に病む人もいたという。
こうした症状は、ひとりで悩みを抱え込まないで心療内科か精神科を受診することが望ましい。受診に先立って、日本精神衛生学会などが受け付けている無料の電話相談を利用する手もある。被災地の住民が主な対象だが、同学会副理事長の早川東作・東京農工大学教授は「被災地以外からの相談が増えている」と話す。
医療機関を受診すると、心理療法士がカウンセリングをしたうえで医師が投薬するのが標準的な手順だ。山下代表は「女性はカウンセリングでストレスが発散し、症状が改善されることが多い」という。
投薬されるのは一般的な不安障害のほか、うつ病にも使われる抗うつ剤が代表的だ。脳内にあるセロトニンと呼ばれる物質のバランスを改善するのが狙いで、一日一回の服用。精神安定剤や睡眠剤も併用される。男性は一般的にカウンセリングを敬遠し、薬を求める傾向が強いという。
うつ病に進む例も
また、医師の指導のもと、同じような刺激を受けながら自力で不安を取り除いていく暴露療法と呼ばれる手法もある。度重なる余震や津波の映像に慣れ、大したことがないと思うようになれば、地震恐怖症は薄らぐ。
カウンセリング、投薬、暴露療法などが功を奏せば、数カ月で症状は改善される。しかし、神経症の一種である不安障害から、精神病の一種であるうつ病に進むケースもあるという。半年たっても症状が続く場合は、うつ病に対応した薬に変える必要がある。うつ病の傾向がある人が不安障害にかかりやすいという説もあるので要注意だ。
一方で、地震への不安に悩む人を周囲がからかうのはもちろん禁物。むやみに元気づけたり、気にするなと言ったりするのも逆効果になることがある。ひとつの判断材料は、本人に地震について話をさせてみること。「話しているうちに言葉に詰まったり、取り乱したりすれば、地震恐怖症の疑いがある」(山下代表)ので受診を勧めるとよい。
地震はもともと恐ろしい自然現象。「恐怖は人間が本来持っている感情であり、危険回避のためにはなくてはならない」(滝村院長)。明治時代の物理学者で地震研究の草分けでもある寺田寅彦は「物事を正しく恐れるのは難しい」と喝破した。難しいことかもしれないが、「正しく恐れる」心構えを身に付けるようにしたい。
ひとくちガイド
《無料電話相談》
◆東日本大震災心の相談電話 日本精神衛生学会など(電話0120・111・916)受付時間:月~土の19~21時
◆こころの無料電話相談 日本産業カウンセラー協会(電話0120・216・633)受付時間:毎日13~20時
(出典:日本経済新聞)
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