2009年5月28日木曜日

親の怠惰で児童が肥満 不規則な生活、手抜き食事の改善を

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


子供は親を選べません。
私の母は、食、躾にも厳しかったですが、感謝するしかありません。

・過保護・溺愛は虐待と同じ
・9歳までの食習慣と躾が人生を決める
・子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)

栄養摂取量の推移

菓子と米消費額推移.jpg

日本人は知力は高いわりに健康知力が低いのはどうしてでしょうか。

身体は食べたものが材料になって毎秒数十万個の細胞が入れ替わっています。
この事実に気づくだけで食・栄養の重要性に気づけるのが私達日本人です。


経済力にものを言わせた食品産業の巧みなワナにはまって便利さ、手軽さ、
価格などから食べ物を選んだり、まったく無関心で選んだり、食べることを
面倒がる傾向があり、生活習慣病の若年化も加速しています。

日本人にとって世界最高の長寿食は伝統的な日本食ですが、戦勝国アメリカの
日本人骨抜き・従属国政策でパン食の餌付けが見事に大成功して捨て去っていますが、
世界では高く評価され、特に知識層、富裕層にその傾向が強いようです。

食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、
ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳というように、カタカナ食品からひらがな食品に
することです。


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小学生の肥満が増えている背景に、親自身の生活習慣の乱れが原因となっている実態がある。みそ汁や骨付きの魚が食卓に上る機会がほとんどないなど食事に手を抜いたり、夜遅くまでテレビを見ていて朝起きられない大人の怠惰な生活態度が、子供の成長に影響を及ぼしている。まずは、親自身が規則正しい生活を取り戻すことが急務だ。

朝食は菓子パン

新学期が始まって間もない4月下旬、千葉県内の小学校で身体検査を担当していた養護教諭(56)は、ある変化に気付いた。6学年各3クラスの約2割の児童に肥満が目立つ。

平均体重より10キロ近く多い37キロの3年生の女児(9)に養護教諭が家でどのような食事をしているか聞いたところ、「ご飯は味がないから(菓子)パンをよく食べる。お母さんも私もみそ汁のにおいが嫌いなので飲まない。骨付きの魚が食卓に出されたことは一度もない」と返ってきた。

女児によると、家族4人で夜遅くまでテレビを見たりゲームをしたりすることが多く、母親は朝起きることができない。女児は朝食を抜きがちで、パンや冷凍食品で済ませているという。養護教諭は「親として暮らしの基本ができていない大人が増えた」と嘆く。

だらだら食べ

「肥満児の多くは親の生活習慣を受け継いでいる。まずは親自身が生活習慣を根本から見直し、家族みんなで改善に取り組みながら子供の成長をサポートすることが大切」

こう話すのは、ベストセラー「やせないのには理由(わけ)がある」で知られる大川クリニック(東京・池袋)の大川隆裕院長。大川院長は「子供の肥満の原因は親にも責任がある」として、食事内容や生活習慣の見直しを指導している。

何となく夜遅くまでテレビを見ていて、朝起きられない。みそ汁や骨の付いた魚が食卓に上らない。市販の総菜や加工食品で済ませたり、堅いものをよくかんで食べさせたりすることをしない。「ストレス解消」と言い訳して、だらだらと食べ物を口にするなど親自身が怠惰な生活をしていないだろうか。

大川院長は「早起きして1日3食、和食を中心にバランスよく食べることに尽きる」と言い切る。そして、「家族みんなで食卓を囲み、休日も早起きして体を動かすなど率先して取り組んでほしい」とアドバイスする。

男女とも1割近くが肥満

文部科学省の平成20年度学校保健統計調査によると、肥満児の出現率は男子が9~17歳で10パーセントを超え、女子は10~13歳で10パーセント近くに上る。

肥満化傾向にある子供は将来、糖尿病などの生活習慣病の予備軍ともいわれる。しかし、内臓脂肪型肥満も多く、見た目には分かりにくい、いわゆる「隠れ肥満」のケースもあることから、関係者の間では「実態より深刻ではないか」との指摘もある。

(出典:産経新聞)




◆子供だって脱メタボ、自治体などが予防対策

肥満が増えている子供の世界で、メタボリック(内臓脂肪)症候群を予防するための取り組みが盛んだ。自治体などが小学生向けの健康講座や無料健診を用意したり、病院が食事の改善指導に乗り出したり。子供の肥満は成人後の生活習慣病につながるおそれもあり、関係者は「食事の栄養バランスに気をつけ、運動習慣を身に付けて」と呼び掛けている。

4月の土曜日。東京・渋谷の多目的施設「こどもの城」の体育館で児童13人が鬼ごっこに約1時間、汗を流した。運動後、歩数計を確かめた小6男児(11)は母親(45)に「今日は1時間で4000歩。すごいでしょ」と誇らしげに報告。母親は「近場の移動に自転車を使わなくなったし、意識して運動するようになった」と目を細める。

(出典:日本経済新聞)

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