2009年5月6日水曜日

新型インフルエンザ 診療拒否相次ぐ 都内で92件、大学病院も

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新型インフルエンザの感染が広がり、WHOが警戒水準を「6」に引き上げか
いわれています。

日本の感染も時間の問題のようですが、東京では診療拒否があったり、
感染の疑い者数名を厚生労働省に報告しなかったり、対応にも混乱が
見られますが、冷静な対応が望まれます。

心配されていた新型鳥インフルエンザとは違って弱毒性のようなので
時間の問題と言われ続けている新型鳥インフルエンザの予行練習として
いろいろな課題が見つけられて今後の対応に活かしてほしいものです。


何より大切なことは自衛することで、一般的な予防法は、
・手洗い
・うがい
・マスク
・加湿
・ゴグル
そして、外出を控えるための備蓄に加え、
高い自己免疫力を維持することで、これも簡単だと思います。


◆ご一読をおすすめします。

【家庭の新型インフルエンザ対策~最低限の食料品備蓄を】

 新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド 農林水産省
 備蓄リストや、万一のライフライン停止時の対策について解説
 新型インフルエンザ 個人でできる対策 厚生労働省
 個人での備蓄物品の例
 感染予防、感染拡大防止のための備蓄品を準備しましょう
 「企業における備蓄品の考え方」「家庭における備蓄品の考え方」

【企業の新型インフル対策~あなたの職場は大丈夫?】

 新型インフルエンザ 事業者・職場でできる対策 厚生労働省
 事業継続の検討や危機管理組織の設置・運営について
 新型インフルエンザ対策ガイドライン、2週間の会社封鎖に備えよ nikkeiBPnet
 企業の対策 新型インフルエンザ対策.jp 
 企業のパンデミック対策 influenza.jp
 業務継続や行動計画作成のポイント

【マスクと手洗いの豆知識】

 マスク専門ホームページ(マスクのポータルサイト)
 各種マスクを販売 インフルエンザ対策Q&A
 あなたを守るはずの「N95マスク」本当に大丈夫か 日経メディカルオンライン
 医療従事者向け記事 プロでも正しく着用するのは難しい
 N95マスクフィットテストビデオ YouTube
 動画 医療従事者向け N95マスクの正しい使用法
 正しい手の洗い方 和歌山市感染症情報センター
 新型インフル対策として手洗いは有効 共用の布タオルはNG

関連フリーページ
備蓄リスト
「かぜは薬で治さない」 学会が指針
新型インフルエンザ大流行の脅威

関連ブログ
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【豚インフル】「新型インフルエンザ発生」宣言 厚労省
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新型インフルエンザ感染国への渡航歴がなく、感染の可能性が低いにもかかわらず、発熱を訴える患者が病院から診察を断られるケースが相次いでいることが5日、東京都の調べで分かった。2日朝~5日正午までに計92件に上り、大学病院が断ったケースもあった。

これを受け厚労省は5日、全国でも同様な事態が発生していないか実態調査を進めることを決めた。都は「新型インフルエンザへの過剰反応をせず、冷静に対応してほしい」と病院側に呼びかけている。

都によると、都が設置した発熱相談センターに寄せられた診察拒否の相談のうち、メキシコや米国など感染国への渡航歴がないのに診察を拒否されたり、発熱相談センターに相談するよう言われたりしたケースが半数以上。中には「友人が外国人」「成田空港に勤務している」などと話した結果、拒否された人もいたという。

また、発熱相談センターに電話し一般病院へ行くよう勧められた人が病院で拒否されたケースもあった。

一連の診察拒否を受けて都は区などと調整し、診療可能な病院を紹介するなどして対応。ただ都は、診察拒否は医師法に違反する可能性があるとし、「悪質な診察拒否をした病院には、何らかの対応を考えたい」と話している。 

(出典:産経新聞)



◆新型ウイルス、正体が徐々に判明

人類にとって未知のウイルスである新型インフルエンザウイルス。米国疾病予防管理センター(CDC)による4月24日の感染発表以降、ウイルスの正体が徐々に判明しつつある。

弱毒性ウイルス

一番の安堵(あんど)情報は、ウイルスが弱毒性である可能性が高いことだ。世界保健機関(WHO)の緊急委員会にも参加した国立感染症研究所の田代真人氏は、「弱毒性の可能性が高い」と繰り返し情報を発信している。

メキシコでの致死率が高いものの、他国では深刻な症状となった例は少ない。メキシコでも、進行中の調査でインフルエンザ以外の死因が判明した例があるなど、死亡件数は絞り込まれている。

今回発生したウイルスは、豚由来のH1N1型と呼ばれるタイプ。一般にH1型のウイルスは弱毒性とされる。H1型ではウイルスの構造から、体内への侵入が呼吸器や消化管にとどまるからだ。強毒性のウイルス(H5型、H7型)だと、全身の細胞に入りこんで重症化する。新型への変容が懸念されている鳥インフルエンザは強毒性のH5型で致死率も高い。

第2波の懸念

弱毒性とはいえ、懸念すべき点も多い。ウイルスが変容を繰り返し、毒性を増す可能性もあるからだ。

1918(大正7)年から世界中で4000万人とも言われる犠牲者を出したスペイン風邪(H1N1)は、流行中にウイルスが変容したことが、被害を大きくした原因と指摘されている。

しかし、田代氏はWHOでの議論などから「病原性が若干強くなる可能性はあるが、鳥インフルエンザのように強毒型になる可能性はない」と断言しており、安心材料となりそうだ。

CDCによるウイルスの解析でも、今回のウイルスがスペイン風邪ウイルスが保有していた病原性に関する遺伝子は持っていないことが判明。スペイン風邪より病原性が弱い可能性を示している。

ルーツは10年前

毒性と感染拡大は全く別。新型インフルエンザは例年の季節性インフルエンザ並みの強い感染力を持っているとみられている。CDCなどは「第1波の押さえ込みに成功したとしても、今冬、あるいはそれ以前に、第2波となる流行が発生する可能性もある」と警告している。

また、米コロンビア大などの研究チームでは、ウイルスが「北米の豚」「アジアの豚」「欧州の豚」など少なくとも4種類のウイルスが混合して生まれたとの解析結果をまとめた。「北米の豚」のウイルスには鳥と人に由来するウイルスの遺伝子も交じっていた。

チームは過去の検出状況から、1998(平成10)年ごろまでには北米の豚の体内で、豚、鳥、人のウイルスが混合したのではないかとみている。ウイルスの解析は、今後の治療などに役立つものと期待されている。

(出典:産経新聞)

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