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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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日本人は視力が悪い人が多く、かつてはメガネをかけてカメラを持っていたら
日本人と言われた時代もあったほどで、学校で眼精疲労改善トレーニングを
取り入れるといいですね。
私は視力回復ができましたので、今ではほとんどメガネはかけません。
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■疲労した毛様体筋をストレッチ
学校の健康診断で視力不良を指摘される児童が最近急増し、予防対策に悩む教育関係者も多い。そうした現場の声を受け、桃山学院大学の高橋ひとみ教授(健康教育学)が子供のための「眼精疲労改善トレーニング」を考案した。鉛筆2本でできる手軽さで、眼精疲労の改善に効果が期待できるという。
高橋教授が児童の視力低下予防の研究を始めたのは12年前。大阪府内の小学校で「通学路・通学時間と視力」の関連を調査したところ、20~60分かけて「農道」を通学している児童は視力不良者が少ないというデータを得た。
そしてデータを分析する中で、児童が登下校時にトンボやスズメなどを目で追うことで近くや遠くを見て、期せずして疲労した毛様体筋のストレッチをしていることに気付いた。
「毛様体筋は、水晶体を調節して視力の焦点を合わせる筋肉。勉強やゲームで近くを長時間見続けるほど緊張し、遠近の調節機能が損なわれる。そうなる前に毛様体筋のストレッチを行い、緊張を解くのが狙いです」と高橋教授は話す。
用意するのは、未使用の鉛筆2本と直径5ミリ程度のランドルト環(視力測定に使われる一部分が切れた円)が書かれたシール。
トレーニング法は、2本の鉛筆の上方に1枚ずつシールを張り、腕を軽く曲げた状態で、鉛筆の間隔が約30センチになるように持ち、(1)顔を動かさないで左手に持った鉛筆のシールの切れ目を両目で約3秒見つめ、(2)同様に右手の鉛筆を見つめ、(3)次に鉛筆の間隔を少し広げ、(1)と(2)を繰り返し、(4)今度は右手を下、左手を上にして、(1)と(2)を繰り返す。
時間は計約3分間で、両手の位置や間隔を変えながら繰り返す。眼鏡やコンタクトレンズをしている児童は、そのままの状態で行う。
視力には一般の健康診断で測定する「遠見視力」と、教科書やノートの文字など近くが見えているかを測る「近見視力」がある。高橋教授は近くを見るときの方が目の調節力が必要との観点から、近見視力によるトレーニング効果の検証を計画。
昨年1月から3月にかけて、奈良市内の小学校で1年生140人に約7週間、3年生148人に約6週間の3分間トレーニングを朝のホームルームで実施してもらったところ、水晶体の分厚さを調節する毛様体筋のストレッチ効果が認められた。具体的には、右目近見視力0・8未満の1年生グループ(17人)で、実施前の平均0・52が実施後には平均0・79に向上した。
高橋教授は「今年度は奈良県内の7、8校の小学校でもトレーニングが導入されています。今後はトレーニング効果が表れるのに必要な期間や、効果が継続する期間についての検証も行っていく予定です。各校にラジオ体操のように広がれば」と期待する。
直径5ミリのランドルト環を印刷したトレーニング用の専用シールが入用したい場合は、学校単位で必要枚数をメールで高橋教授(hitomi-t@andrew.ac.jp)まで。
(出典:産経新聞)
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