2009年5月22日金曜日

体力:50歳は死亡率の指標 心筋梗塞などリスク低下

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


健康・長寿のための生活習慣は、食事、運動、精神の3輪車を
どういう心(思考)で動かすかで決まります。

健康が全てではありませんが、健康を失うと全てを失いやすいと
言われています。


普通に生活していると30歳くらいをピークに筋力は毎年毎年1%ずつ
減っていき、高齢者の入口65歳で70%以下になりますが、
運動の必要性は理解できても、できない理由はいくらでも見つけられるので
運動らしいことをやらない人が多いようです。

わざわざ運動時間を作らなくても運動は簡単にできますが、
普段の生活に取り入れている人は少ないですね。


日本製の歩数計は精度がよいそうですが、今の歩数計は
高機能になっていてベルトにつけなくても使えるので毎日毎日
重宝して愛用しています。
私のものは運動強度のメッツ値がわかりますが、いつも4メッツ以上
なので数値がオーバーしてわかりません。

一番よい運動強度の目安は心拍計による心拍数管理です。
心拍計も持っていますが、運動強度が把握できれば毎回使わなくても
大丈夫です。
これも安くなりましたのでおすすめできます。

「適度」な運動には心拍計を活用しよう

厚生労働省の健康づくりのための運動指針2006(PDF)は、例によって
細かいので覚えられないかも知れません。

運動指針2006.jpg

様々な運動の強さを表したメッツ値表(PDF)


いつもより多く歩くことを常に意識して、さらに負荷を上げるには、

・歩数を増やす
・歩くスピードを速める
・背中に背負う荷物入れに荷物を入れて負荷を増やす
・足首にウエイトをつける
・負荷が増えるシューズ(MBTなど)を使う
・エスカレータ、エレベータ、動く歩道に乗らない
・階段は2段ずつ上がる、駆け上がるかわざとゆっくり上がる
・電車などで座らない、なるべく寄りかからない、つかまらない
加圧ベルトを使う
・走れば負荷はさらに上がります

あくまでも自己責任でやってください。
きっとよい変化がでてくると強く信じています。


一生太らない体のつくり方


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50歳のとき、速足(時速6・4キロ程度)での歩行に相当する身体活動が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞(こうそく)などで死亡する危険性が低くなることを、筑波大の研究チームが突き止めた。20日発行の米医師会誌(JAMA)に発表した。同大の児玉暁研究員(内分泌代謝学)は「体力の有無が、将来の心筋梗塞などの発症や死亡の危険性を予測する指標として使えるかもしれない」と話している。

研究チームは、日米欧で発表された心筋梗塞など冠動脈疾患の発症のほか、運動や死亡のデータが含まれる論文計1万679本、計10万2980人分のデータを解析。論文での追跡期間は1~26年で、対象者の体力と、期間中の冠動脈疾患による死亡、それ以外の死亡を調べた。

50歳の男性を体力が普通の群(時速6・4~7・8キロ程度で歩行できる)、低い群(普通群以下)、高い群(時速7・9キロ程度以上で歩行できる)の三つに分けて比較したところ、低い群の冠動脈疾患による死亡率は普通群の1・4倍、高い群の1・47倍になった。すべての死亡率でも、低い群は普通群の1・7倍、高い群の1・56倍と高くなった。

普通群と高い群はほとんど差がなく、少なくとも普通群程度の体力があることが、冠動脈疾患や死亡の危険性を減らす可能性があるとみられる。40歳、60歳で比較しても、体力のある方が死亡や心筋梗塞などの危険性が低かった。女性の場合は、男性の約8割の体力で同様の結果が出た。

曽根博仁・筑波大教授は「定期的な運動をすることによって寿命が延びるというデータはないものの、体力の有無が死亡率に影響を与えることが明らかになった」と話している。

(出典:毎日新聞)

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